

|
大正生まれで戦地に赴き負傷、44歳で亡くなった自身の父に、家族に珍しく言及した。最近になって「個人の意思では抗(あらが)う術もなかった戦中、戦後にも精いっぱい美しく生きたことが理解できるようになった」感懐に心動かされた。その上で「だれもが美しく生きること、美しさを持つことを求めているのではないか」「人生のなにが、どこが美しいか。私の考えでは自ら学び続け健やかな老いを全うすることだ」「健老大学創立の理念はこの点にあるといっても過言ではない」と。「健老に来るたびに清々しい気分がする。それは学生が美しく生きているから。いつまでもそうあってほしい」。過褒と思いながら、なんともうれしい言葉であった。修学生を含め学生全員の励ましになった。(鶴田隆志) |
|