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平清盛(1118〜1181)とその時代を描くNHK大河ドラマの評判がイマイチだ。「平安時代末期の政治システムである院政と摂関政治が理解しにくいのと登場人物が多く相関関係が入り組んでいるため」である。その分かりにくさが該博な知識を縦横に駆使した誠実かつ丁寧な説明で解きほぐされた。清盛の生い立ちから武家政権の樹立にいたる背景、親兄弟が敵味方に分かれた骨肉の争い「保元の乱」などを通して、大転換期の時代の全体像も伝わってきた。「時代を変えた男」は今後選択授業で、歌人の西行(佐藤義清)や常盤御前ら清盛を取り巻く人物の列伝に続く。ドラマ以上に面白い展開になろう。興味津津だ。(鶴田隆志) |
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