平成24年6月12日(火)
国際女医会前会長・埼玉医大名誉教授
平敷淳子 先生「国際女医会長のたどった世界」
世界43カ国の女性医師約10万人を傘下に持つ国際女医会という組織を初めて知った。会長だった2007年から3年間を中心に40〜50カ国を訪れ、国連でも演説したこともある国際派。VIP待遇で経験した各国の「ひと筆書き」のスケッチは歯切れよかった。一方で「文化や宗教、民族などの違い」を尊重し、訪問先の民族衣装を身につける。新渡戸稲造(1862〜1933、国際連盟事務局次長、『武士道』の著者)の「願わくはわれ太平洋の架け橋とならん」を引き、民間外交の重要性も暗に指摘。世界に目を向けたスケールの大きさを、背筋の伸びた立ち姿、立て板に水の自信に満ちた口調が引き立てた。欲をいえばもう30分でも1時間でも聴きたかった。(鶴田隆志)
関連リンク
医学書院/週刊医学界新聞(第2846号 2009年09月14日)
岸和田健老大学