平成24年6月19日(火)
毎日新聞論説委員
藤田 悟先生「ミャンマーとビルマ」
「ミャンマーとビルマ」。同一の国なのに2つの国名の併存は、クーデターによる軍事政権が成立した翌年の1989年から。米国や英国は正当性に欠けるとして「ミャンマー」への呼称変更を認めなかったが、国連は承認し日本や中国、欧米以外の多くの国もその判断にならった。ちなみにアウンサンスーチーさんをリーダーとする民主化活動家は「ビルマ」だし、国内も国際社会割れている現状が理解できた。スーチーさんの父のアウンサン将軍(1947年暗殺)は、第2次大戦中に英国からの独立運動を起こした「建国の英雄」。「将軍らを支援したのが日本軍の特務機関」と聞いて興味深かった。「アジア最後のフロンティア」が親日的といわれる背景も納得できたような気がした。(鶴田隆志)。
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