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映画「十三月」ホームページ (PC用HPはこちら)
緊急報告
映画「十三月」への様々なご支援、ご協力有り難うございます。
長い間、進行報告が出来なかった事、深くお詫び致します。
私どもはこの間、映画を実現すべく全力を傾けてきましたが、残念ながらまだ資金の目処が立っておりません。
ファンドを含め、賛同者が集まりつつありますが、目標にはしばらく時間がかかりそうです。
そこで、この待ちの状態を積極的に展開するため、短期間に出来る小バジェットの映画
足立監督作品(仮題)「幽閉者=テロリスト」に着手します。
「十三月」を成立させる前段階の、現状打破の切り口として、捕らえられた一人のテロリストの行動と思索を通して、様々な幽閉者への思いと、歴史的検証、また私たちの日常化した閉塞状況を、正面から捉えた作品になると思います。
この映画は「十三月」と重なるところがありますが、これまでの「十三月」の製作運動とは別枠で進行します。
皆様を初めとするファンドの一切は、「十三月」製作のためにキープしておきます。
上映は自主上映が中心になると思いますので、再度ご協力いただければ幸いです。
なお足立正生のパレスチナでの獄中記「塀のなかの千夜一夜」(愛育社、9月末刊)も出版されました。この本は映画のテーマとも重なっております。是非ご一読下さい。
また「十三月」では、これまでの製作進行の記録もドキュメンタリーにまとめる予定でおります。
今後の活動状況をHPの『現状報告』に記載していきますので、アクセスしていただけたらと思います。
この間の失礼を深くお詫び申し上げるとともに、「十三月」へ向けての様々な動きを、ご理解いただき、改めて「十三月」運動を見守って頂くようお願いする次第です。

最新情報
<はじめに>
砂漠のなかから亡霊がーーー。
幻想の映像の射手・足立正生が率いる映画「十三月」が出立する。
砂漠のなかで研ぎすまされ、長い獄中で幻想された「十三月」の刃が今、20世紀を生き、21世紀を生きようとする全ての人々に向かって解き放たれる!
映画は、それ自体が事件である。スキャンダルである。
私たちは、映画「十三月」を一つの事件として、スキャンダルとして、グローバリズムに覆われ閉塞したこの国に発信する。
同時に、大洪水の時代に自国だけは無関係であるように装う世界に向けて発信する。そしてまた映画は祭りであることを、世界の全ての若者たちへ告知する。
思えば映画がまだ事件であった時代、運動論を軸に一人の映画人が、日本とパレスチナを往還した。彼は移動し続け、その中から映画を幻想し続けていたのであるーその男とは映画監督・足立正生である。
殺戮と大洪水の21世紀初頭、足立正生はこの30年を生き通し、この時代を刺し貫く映像を紡ぐ。
30年が一瞬となり、永遠となる。
日本とパレスチナを想像力は行き来し、フィクションとノンフィクションが溶け合い、交錯し、現代の黙示録風な異世界を映像化する。
映画は行動し、越境する。国境を、時系列を、現実と虚構のあわいを、そして映画のフレームを越境する。
足立正生にとって闘いとは映画を創ることであったし、今もそうである。
そして今、映画監督・足立正生が幻視した宇宙を開示する秋(とき)である。
足立正生の身体と想像力を通して、映画「十三月」はつかの間の休息を貪る人々を挑発するだろう。放たれた想像力の矢は、この国と全世界で「映画」を待つ人々へ直達するだろう。
今、「十三月」は人々の想像力に、この世界の未来を切り拓く希望を託す。<物語り>
あいつと呼ばれる男が、砂漠の神マハディの棲むというネゲブ砂漠での、30年に及ぶゲリラ戦を経て、強制送還された。時は零年、世紀末。01年9月、あいつの釈放と同時に、<米国同時多発テロ>発生。以後アメリカはアラブを刻々火の海と化し、世界情勢は一変した。
国家保安局はあいつの動向を探り、陰謀計画を捏造し、あいつの抹殺を図ろうとする。
その時、新宿の迷路であいつを待っていたのは、活動家、芝居者、映画人たち、また娼婦性を帯びた女ウズメ、縄文時代の記憶を宿す、縄文と名乗る老天文学者、そしてコンピューターお宅の新人類、銀髪少年からなるホームレスたちの疑似社会だった。
さらに、30年の時空を超えて集まる有象無象たち。
彼らはあいつを水先案内人に、「ソッラ・ト・ナジャブ」(砂漠の臍)と呼ばれる<革命の秘密兵器>を入手するための秘密作戦を敢行しようとしていた。それはイスラエル軍が誤って落下させた不発の核弾頭であると同時に、ギリシャの哲学者デモクリトスが、すべての物質の本質とした「原子」である。
再会を果たしたウズメがあいつの肉体に見たものは、爆弾で裂け、空ろな洞と化した股間だった。夢のなかの夢さながらに、これも空洞化したあいつの眼球が見たパレスチナの風景が、30年の時を往還して走馬灯のように甦る。
縄文とあいつが開発した30年を一瞬に凝縮する転移装置を利用して、彼らは次々ネゲブ砂漠へ着陸する。
砂漠の民の伝説によれば、未来と過去に同時に広がる道があるという。
それは生と死の、夢と現のボーダーライン、、、十三月の満月が煌々と光を放つ異界へのトバ口だった。
そこには風塵を孕む芝居テントが、愛の亡霊が、戦場が、監獄が蜃気楼のように出現する。ならばここは、銀髪少年がシュミレートしたあいつのパレスチナ体験を追体験するバーチャル世界にすぎないのか。
ドラマとドキュメンタリーの狭間で、男たちは核弾頭の炸裂に被爆する。
螺旋のような謎の迷宮を彷徨う者は、ネゲブの臍の真の意味を暗示する影の男に出会う。
彼が指差す先は、バベルの塔、、、?
やがて彼らは、バベルの塔を上って、十三月の月へ溶けこんでゆき、ウズメ一人が砂漠の中を歩いて行く。

<仕様>
劇場用長編劇映画
35ミリ カラードルビー方式
2時間

<制作方法>
映画「十三月」は、すべての人々に開放されている。
すべての人々に参加可能な、映画「十三月」製作委員会方式とし、その委員会が
製作
・上映の主軸となる。
製作資金を広く公募する。
スタッフ、キャストともに自薦・他薦を前提とし、その人々によって委員会が組織される。なおこの委員会は全世界に開かれている。
上映は全国展開を行う他、全世界上映を行う。
映画「十三月」は、表現のあらゆる領域の戦いとして展開される<映画/革命>の端緒として位置づけられる。
表現のあらゆる領域とは、政治/芸術/科学などの既成概念による呪縛を打破し、未
成の<来たるべき言葉>(中平卓馬)に未来を託さんとする者たちの根拠地である。
映画「十三月」は、演劇、音楽、詩、美術、舞踏などと相互に還流しながら、出版、テレビドキュメンタリーなども追求する総合プロジェクトである。
その具体的な一環として、映画「十三月」と併走し、協働する「パレスチナ・キャラバン」が始動している。
これは日本とパレスチナの演劇人が、共同で芝居を製作し、トラックでパレスチナ各地の街角や難民キャンプを巡演し、日本でも上演しようという構想である。これも映画「十三月」の構成要素となる。
<現況報告>
パレスチナ現地にて、第一回ロケハン隊が、パレスチナ文化省の映画、演劇への全面協力を確認。
国内では、京都にて、「十三月」京都製作準備委員会が発足。
<映画「十三月」製作委員会定款>
本定款は足立正生監督作品・映画「十三月」を製作するにあたり、製作委員会を設け、その準備、製作、上映の全過程を協働するシステムについて規定するものである。
1 本会は「十三月」製作委員会と呼称する。
2 事務所を東京都新宿区百人町 2ー13ー1 浜谷ビル103号室に置く。
  tel&fax 03ー3366ー8451
  本会は、2005年3月15日をもって正式に発足した。
3 映画「十三月」の製作資金を、日本だけではなく全世界から公募する。
4 方法はファンド方式とし、一口5万円より何口でも可とする。
(ファンド規定は別途定める)
  ファンドの管理、運用、返済に関しては、「十三月」プロデューサー小野沢稔彦が責任をもつ。
5 上映に関しては商業公開を前提とする。同時に、全国各地のファンド参加者との共同による上映も行う。(この件はNGO的上映運動として、公的機関への資金協力要請も行う)
6 ファンド返済は、5年以内(2010年3月15日を期限とする)、0、005%の償還金をつけるほか下記の特典が付与される。
  1 特別鑑賞券2枚
  2 シナリオ1部
  3 ポスター、チラシなど宣伝材料一式 
  4 月刊(予定)製作ニュース
  5 「十三月」HPでの、製作準備、製作方針などの論議への参加権
7 本会は、製作資金へのファンドだけでなく、映画「十三月」のスタッフ、キャストへの参加 を、広く全国の人々に呼びかける。  
8 「十三月」の製作はそれ自体が運動としてあり、シナリオ制作・作品の仕上げに関しても開かれたものとしてある。
9 本会は、映画「十三月」の劇中劇を中心に演じる「パレスチナ・キャラバン」をはじめとする演劇運動や各ジャンルのアーティストとの共同展開を目指し
、そ
れは上映運動として継続 する。
10本会は、足立正生を中心に据えたドキュメント「シネマ・シネマ」を製作し、上映運動の中で公開する。
11本会は、その運動展開を出版、批評などの分野でも行う。
12従って本会は、映画「十三月」製作・上映に際して 、様々な分野の人々に創造的支援活動・共同行動を呼びかける。
<別記事項>
ファンド振込先 
郵便振替 第00190ー1ー561170(受取人口座名 小野沢稔彦 オノザワナルヒコ)
振込の確認は、受領証をもって代えさせていただきます。
ファンド参加者は(非公開を希望する方を除いて)「十三月」公式サイト・月報にて公開されます。

<ファンドに関する最終責任は左記の者が負う>
小野沢稔彦
東京都豊島区長崎1ー28ー11 有限会社 光源舎気付
tel&fax 03ー3955ー7003



<足立正生プロフィール>
1939年、福岡県に生まれる。日大芸術学部映画学科に入学し、学生映画界のみならず日本の映画界をリードしていた日大映研から新映研の再編に川島啓志、小笠原隆夫、沖島勲らと参加し、「椀」(61)を、そして「鎖陰」(63)を自主映画としては異例の35ミリで共同製作する。同時にVAN映画科学研究所に依拠しながら、赤瀬川原平、風倉匠、小杉武久、刀根康尚らジャンルを越えた作家たちと交流を行い、儀式パフォーマンスとして一回性の上映を目指した「鎖陰の儀」を開催する。
個人映画作家が結集したフィルムアンデパンダンに参加した後、若松プロダクションに加わり、ピンク映画の脚本を量産するとともに、自身も「堕胎」(66)で商業デビューを果たす。 一方で「銀河系」の自主製作、大島渚「絞死刑」(68)への出演、「帰ってきたヨッパライ」(68)、「新宿泥棒日記」(69)への脚本参加、永山則夫が見たであろう風景のみを写し出した「略称・連続射殺魔」(69)を佐々木守、松田政男 らと共同製作していく。
ついで、1971年、カンヌ映画祭の帰路のパレスチナへの旅による越境のニュースフィルム「赤軍PFLP・世界戦争宣言」を撮影製作し、赤バスによる全国上映運動を展開する。
映画としての表現から上映形態に至るまで映画をめぐる様々な議論を、常に運動者として思考し、自らが実践していった。
そして1974年、自らをパレスチナ革命に投じるため日本を旅立つが、97年にレバノンで逮捕拘留された後、強制送還される。
自由の身となった現在、新たなる映画の理論と実践を目指している。著書に「映画への戦略」(晶文社)、「映画/革命」(河出書房新社)など。

<連絡先および代表者>
「十三月」製作委員会事務所
東京都新宿区百人町2ー13ー1浜谷ビル103 〒169−0073
tel&fax   03ー3366ー8451
ホームページ http://www.geocities.jp/eiga13gatsu/
E-mail    adachim13@yahoo.co.jp