23.エンジンピストン交換
エンジンのピストン交換で、どれだけパワーがよみがえるのか気になってしょうがないので、とうとうピストン交換に着手しました。
部品代は、新品ピストンが1個3800円で、ガスケットもろもろを含めて全部で16560円でした。
| 11141-22D00 | ガスケット、シリンダヘッド | 1550 | 2 | 3100 | |
| 09168-08021 | ガスケット,8.5 | 80 | 4 | 320 | |
| 11241-22D20 | ガスケット、シリンダ | 450 | 2 | 900 | |
| 11238-01B30-H17 | ガスケット、シリンダカバー | 120 | 2 | 240 | |
| 12110-22D61-0F0 | ピストン | 3800 | 2 | 7600 | |
| 12140-22D30 | リングセット、ピストン | 2200 | 2 | 4400 | |
| 13370-22D00 | バルブアッシ、ニードル | 1900 | 2 | 3800 | 16560 |
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エンジンシリンダ分解が簡単なのが2ストのいいところです。冷却水を抜いて、マフラーと排気バルブのワイヤーを外して、シリンダを止めてる4つのナットを外すと、前側のシリンダが外れました。するといきなりピストが割れてます... |
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ピストンを外そうとすると、ピストンピンが固着してて手ではまったく抜けなかったので、ソケットをピンの穴に入れてウオーターポンププライヤではさんでピンを押し出しました。新品ピストンと比べると、ピストン表面が傷だらけなのがわかります。これでよく走れてたなという感じです。 |
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ピストン排気側にも深いたて傷がついています。ピストンの頭はカーボンで真っ黒けです。 |
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ピストンのもう一方のスカートも亀裂が入っていて、いつ破断してもおかしくない状態です。折れた破片は行方不明です。クランクケースの中に残っているのかと思うと、バグダンを抱えてるみたいでやな感じです。新品はピストン横のへこみ形状がなぜか変わっていました。 |
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シリンダも予想以上にダメージが大きいです。あからさまに深い傷でガリガリです。もしかして一度焼きついているんじゃないかというくらいのひどさです。左写真はかろうじてクロスハッチが残っているのがわかります。新品は高くて買えないので紙やすりの1000番で磨いときました。横着してシリンダヘッドもプラグもつけっぱなしです。 |
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シリンダの横には、製造年が刻印されていますが、右と左で91年と92年で違う年式のシリンダがついていました。M型ガンマなので92年式のシリンダを後付けした年季の入ったエンジンということになります。 上側シリンダを外したときに、冷却水が抜けきってなくて緑色の冷却水がクランクケースの中に入ってしまいました。 |
新品ピストンを組みつけて、こびりついたガスケットを剥がして、シリンダにオイルをぬったくってから元通りに組み付けます。このとき仮止め状態でキックを10回ほどしてから本締めするとシリンダ位置が正しくきまります。
左右とも交換作業が終了し、早速試乗します。キックを数回すると、元気よくエンジンがかかりました。走ってみると、気持ちトルクがアップしたかな?くらいの感じで、思ったほどの劇的なパワーアップは感じられませんでした(単に自分の感覚がにぶいだけかもしれませんが)。
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100kmほど走ってから、エンジン圧縮を測定してみました。すると左右とも8kgf/cm2までアップしてました! シリンダがあれだけガリガリでも、ピストン交換でここまで圧縮が上がるんですね〜。ピストン交換大成功です。 ちなみに、プラグも茶色で、まえの真っ黒べちょべちょの状態がうそのようにいい感じに焼けるようになりました。 |