バナナの話
ブラジルのバナナ
ブラジルのバナナはフェイラ(朝市)で買うのがお得。種類が豊富で値段が安い。種類は大きく分けて5つ。バナナ・ナニカ、バナナ・プラタ、バナナ・オウロ、バナナ・マッサン、バナナ・テッハ。ナニカは最も一般的な味。プラタは酸味がある。オウロは果肉密度が高くて甘味が凝縮されているような。マッサンはその名の通り、りんごの風味がする。そしてテッハは芋バナナとでも名づけたくなる、とても生では食べられない。焼いて食べると、独特の芳香とボリューム感があり、寒い日の空腹時なんかにはいいかも。おまけのバナナで名もないバナナ。以前いただいたものだけれど、直径約8センチはあるお化けバナナ。皮だって、黄色じゃなくて茶色っぽくて、ネットメロンのような網までついていた。密林の中でたくましく生き抜く原始バナナといった雰囲気だった。
バナナの値段
安い!日本円にすると一本4円ぐらいから買える。といっても誰も1本で買ったりはしない。1本買いたいなんていうのは「お恵みを!!」といっていることに等しいらしい。日本ではおいしいバナナという名目できれいなバナナが一本だけ丁寧に個包装された商品を買ったことがある。その感覚で、以前、「1本買いたいのだけれど、いくら?」なんて、しょっちゅう尋ね、その度に、ただでバナナをもらっていた。バナナ1本に高い値段をつける国と「1本なんて持ってきな」な国。本当に豊かな国はどっちだろう?
バナナチップ
無性にバナナチップが食べたくなるときがある。一口サイズでココの風味と砂糖のパリパリ感。わたし的バナナチップの原点。でも近所にあるバナナチップは、バナナの長いほうを縦にスライスして、油で揚げ、塩か砂糖とシナモンで味付けしたもの。日本のものとは違うけれど、塩味のチップって乙な味。これまた、たまにほしくなる。見かけもなんとなくおもしろいし、日本へのお土産にいいかも!
バナナチップとは違うけれど、バナナパッサというのもあって、こちらはいわゆる干しバナナ。見かけは縮んだこげ茶色のバナナ。食欲をそそるとはいいがたいけれど、一度食べてみると、特有の香りと甘味はなかなか。
そういえば、バナナのリキュールなんていうのも売っている。飲んではいないけど、なかなか洒落た容器に入ったところ、を見ると以外にいけるかも。空港やブラジル国外でも売っているけど、ずいぶん値段がはるらしい、というのは売主さん話。バナナ大国ではぜひ手にしてみたい商品のひとつかも。

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バナナ・ダ・テッハ
ブラジルには生で食べられないバナナがあります。それはバナナ・ダ・テッハと呼ばれています。普通のバナナの4倍くらいの値段で割高ですが、時々購入してしまいます。煮ても焼いても揚げてもいいのですが、私は皮付きのままオーブンで焼いて薄切りにして食べています。

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ゴイアバ天国
ゴイアバはブラジルのフルーツ界おなじみの顔ぶれのひとつ。日本ではグァバともいわれて、輸入品のシロップなんかでジュースを作ったりもすると耳にしたけれど、実物の果物や味を知る機会がなかなかない。
果肉は赤と白がある。大きさは色々だけど、平均直径8センチの黄緑色の果実。くし型に切った断面は、白い種のスイカという感じがしなくもない。かぶりつくと、種の粒々が不快。味は説明しにくいけれど、切った瞬間、植物の青臭さい香りが広がる。
ゴイアバは手間もかからず、自然と実がたわわになるのだろう。生で食べてもそれほど美味というわけではないからか、ブラジルではなにかと菓子類の加工品に使われている。
まずは100パーセントゴイアバジュース。ミキサーにかけて、ザルでこして、種を除く。
ゴイアバジャム。はじめてお皿に出されたときは、パンに赤味噌を塗るのかな?と思った。そんな見た目と色をしている。ジャムはクッキーに挟んだり、チーズケーキの上のソースとしても活用されている。
ゴイアバーダ。砂糖と煮詰めて、羊羹のように固めたもの。ミナスのチーズと一緒に食べるのが一般的。この食べ方、通称ロミオとジュリエットなんていわれている。
干しゴイアバ。なかなかおいしい。あまりそこら辺では売っていないけれど、市立市場なんかでは購入できる。
ゴイアバがこんなに広く活用される国はブラジルぐらいではないかな?まさにゴイアバ天国!
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コウビという葉っぱ
コウビという葉っぱは、ブラジルを代表する食材のひとつ。日本語でケールといわれるらしい。
これまた色々な種類の葉っぱがある。大きさも、大人の手のひらサイズから、顔をスッポリ覆い隠すくらいのものまで。サラダに向くコウビ・マンテイーガから、火を通して使うのに向くコウビまで。葉っぱを細い千切りにして油で炒めれば、ブラジルの国民食、フェイジョアーダの付け合せのできあがり。
これといった特徴のある味はない、いわゆる葉野菜のコウビ。栄養価は知らないけれど、どうも、多くのビタミン類を含んでいると推測する。我が家はコウビを主とした青汁を毎日2回飲み続けているのだけれど、本当に日頃あった不快症状が徐々になくなった。人によると、胃に手術を要する症状のあった人が、一ヶ月コウビの青汁を飲んで、改善したという。胃や肝臓の病気にもいいらしい。
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玉蜀黍(とうもろこし)七変化
玉蜀黍とはとうもろこし。こんな漢字は知らなかったけれど、ワープロというものは色々教えてくれる。変換するとなぜか玉蜀黍が即座に登場。とりあえず参考までに。ブラジルではMILHO(ミーリョ)という。
ブラジルのとうもろこし
北海道辺り出身の日本人で、おいしいとうもろこしの味というものを知ってる人にいわせると、ブラジルのとうもろこしはたいていおいしくないらしい。甘くない、香りがしない、おいしいアミノ酸の味がないなどなど。ミーリョ・ベルデといわれる、まだ粒の白っぽい若い新鮮なものなら、まずまずのものもある。どうも、土の種類が良くないか、品種が悪いのか。その辺は専門家しか分からない。
そんなとうもろこしの中で、ミーリョ・ジャポネーズ、つまり、日本のとうもろこしという商品名のものまで、サンパウロの東洋人街(リベルダージ)の食料品店では売られている。数は少なく、週に一回売り出す店と、不定期に売り出す程度の店まで。確かにそのとうもろこしは甘い。甘すぎる。まるで砂糖水をすったかのように!
とうもろこし製品あれこれ
とうもろこしそのものがイマイチというわけで、当然、ブラジルにはとうもろこしの加工品が充実している。とうもろこし料理のフルコースだって夢じゃない。関西育ちのわたしには珍しい。とりあえず、思いつくものを紹介!
ブラジルのとうもろこし製品の王様といえば、パモーニャ(PAMONHA)。とうもろこしをすりつぶしたものを主に、他の材料(今のところ不明だが、いたってシンプル)調味料を加えて練り、、とうもろこしの皮で包んで蒸したもの。まあ、とうもろこしチマキという感じ。ひとつ食べるとずいぶん満腹感がある。
クラル(CURAL)といわれるもの。これはプリンのようなもの。プリンといっても、あまりプルンプルンではない。シナモンをかけたりもする
とうもろこしジュース。えっ!と思うかもしれないけれど、おいしい。とうもろこしを搾ったものに、砂糖と牛乳を加えたような味。
とうもろこしアイスクリーム。ソルベッチ・デ・ミーリョ・ベルデという名が一般的。アイスクリームの味の主要メンバー。とうもろこしジュースをアイスにした感じ。
ボーロ・デ・ミーリョ。つまり、とうもろこしケーキ。焼きケーキ。
とうもろこしケーキの一種で、ボーロ・デ・フバといわれるものもある。フバとは、とうもろこしの粉だけれど、おそらく、とうもろこしから水分を搾り出して、乾燥させた粉だと思う(絞り汁から、さらに水分を取り去って乾燥させたものはコーンスターチ〈ブラジルではアミド・デ・ミーリョという〉だと)。フバのケーキの場合は、フバそのものは味気ないので、レイチ・デ・ココ(ココナッツミルク)などを混ぜることが多い。フバという粉だけのケーキでは、ザラザラとしたいまいちな食感だし、風味もない。
とうもろこしケーキはけっこうおいしい。友人は癖になるともいう。ブラジルでは一般的でないけれど、とうもろこしシフォンケーキなんかにも応用できそう。あと、とうもろこしはとうもろこしでも、まだ若い、ミーリョ・ヴェルデのケーキもある。
とうもろこしクッキー。ケーキに同じく、粉にフバを使用。これもまた、ビスコイット・デ・フバとか、ビスコイット・デ・ミーリョといわれる。
ブロァ・デ・ミーリョ。クッキーの一種というか、乾パンのよう。ミナス・ジェライス州が起源とされている。フバの粉を使い、エルバ・ドーセというハーブを練りこんでいるのが特徴。特有の風味がある。
その他、日本でもおなじみ、ポップコーン、コーンフレーク、焼きもろこしなどなど、とうもろこしはブラジルでは身近な食材のよう。
ちなみに、j上記のようなとうもろこし製品を専門に販売している店がある。サンパウロで有名なのは、VIA DUTRA(ドゥットラ街道)といわれる高速道路の道中にあるお店。いつもたくさんのお客さんが一息ついている。もろこし太郎(子供の駄菓子のパッケージのキャラクター)のような顔をした大きな絵が店のトレードマーク!
北海道名物トウキビチョコはさすがにお目にかかれないけれど、売りだせば結構、大当たりかも。
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高級食材じねんじょ
ブラジルでカラといわれる芋がある。これは日本でいう、やまのいも。やまのいもといえば長芋、イチョウ芋などが主流の日本。ブラジルはというと、、、近所のスーパー、フェイラ(朝市)で見る限り、じねんじょのみ。こげ茶色の皮、ひげ根がのび放題の姿はまさに野生種。皮をむいてすリおろすと、もちのような粘り。このじねんじょ、日本では高級品。長野県の一部でしかとれないとか。通は、だしと混ぜて、おいしいとろろいもに仕上げるという。我が家はこの高級食材をいつも食べている。といっても、ブラジル価格は庶民の味方!!
ちなみにブラジル人は、芋をマッシュにして、細かく切った、オリーブの実や玉ねぎなどと混ぜて味付けし、丸めて、油で揚げたりするそうだ。生で食べることはない。
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マンジョッカ
マンジョッカとは、芋の名前。英語ではキャッサバといわれている?かな?ブラジル国内では地域によって、アイピンとか、マカシェーラともいわれている。細長い茶色の皮に白い肉質。ブラジルでは馴染みの深い芋。
煮込んだり、揚げたり。フライドポテトのようにしてあげたものは、独特の甘味があって、ほくほくしてておいしい。揚げる前に切って、冷凍しておくと、おいしさが増すらしい。リベルダージの店で売っているマンジョッカチップは、噛むとプラスチックのようで味もいまいち。マンジョッキーニャという芋のチップのほうがおいしい。そういえば、ボーロ・デ・アイピンというのも有名で、つまりマンジョカ芋のケーキということ。
続・マンジョッカ、タピオカの定義
マンジョッカは芋そのものを食べる以外に、いろいろな産物が取り出される。まず、マンジョッカ粉。ブラジルの国民的食事、フェイジョアーダにかけたりする粉(ファロッファ)はマンジョッカの粉を使用している。
マンジョッカ粉は芋を粉々にしてから、水分を十分に絞りだし、乾燥させてできあがり。
ところで、絞り汁の上澄み液を取り除き、底にたまった沈殿物、ゴマ・デタピオカ(タピオカのり)とかいわれる。これを十分に太陽で乾かして残った粉がポービリョPOVILHOといわれる粉。有名なポン・デ・ケージョの主原料でもある。ポービリョにもとれる芋の種類から、ポービリョ・アゼ−ドAZEDOやポービリョ・ドーセDOCEに分けられる。
タピオカとは料理の名前でも使われる(セアラ州の料理)。ポービリョを水と混ぜて、クレープのように円形に薄く伸ばしてフライパンで焼く。もちもちとした食感で、これだけでもおなかにずっしりくるけれど、この焼いたものにチーズとカルネ・デ・ソル(干した肉のようなもの)、はたまたバナナとチーズなどの組会わせせで挟んで食べたりする。
タピオカは日本でも粒々状のものが流行ったりしたことがあったけど、マンジョッカがもともとの原料だと思う。スーパーでは料理される前の粒々が袋詰で売っている。中国のデザートなんていう見出しがついているものもあった。
とにかくタピオカはマンジョッカのことだと、大まかにいう人が多く、芋そのもの、沈殿物、料理と、いろいろな状態に使われる名前で、ややこしい。
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ポン・デ・ケージョ
日本でも有名なポン・デ・ケージョ。その作り方は実は謎だった。もちを入れているわけでもなければ、100パーセント、チーズというわけでもない。
上記にも記したようにポービリョがあのモチモチのポイント。それに油、卵、牛乳、チーズ、水が主原料。ただ、そのレシピは様々で、ポービリョを2種類使ってみたり、油が豚油だったり、大豆油だったり、マーガリンだったり、チーズだって、パルメザンでもミナスのチーズでもゴーダでもいい。だから店ならお気に入りを探すしかないし、家で作るなら研究を重ねるしかない。(以前、家で作ったけれど、大失敗。ポービリョの粉って臭いし、味も食感も悪くなって、二度と作りたくないと思った。)本当に、味が微妙に違うポン・デ・ケージョ。ちなみに、わたしの今のお気に入りは冷凍食品。
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変わりジャム
ジャムは寒い地方で特に生産されるような気がする。長野県にいたころ、何十種類ものフルーツジャムを販売する店があった。それほどの店でもお目にかかれなかった変わりジャムがブラジルにはある。ひとつはジャブチカーバという植物のジャム。黒葡萄のような実だけれど、味も香りも異なる。マラクジャ(パッションフルーツ)のジャム。酸味が特徴。前にもあげたゴイアバジャム。ゴイアバはどこでも手にはいるけれど、ジャブチカーバやマラクジャのジャムは旅先などでちらほら見かける程度。サンパウロでも特定の店でしか手に入らない(?。わたしはサンパウロで見たことはないけれど、ショッピングセンターなどではあるはず)。
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おいしいチーズ
ブラジルのチーズといえばケイジョ・ミナスが有名。その名前で思いつくのは白くて、微妙に塩けのある淡白な味と食感のチーズを思い浮かべる。牛乳が原料の硬い豆腐っぽいともいえる。一般的な食べ方はゴーアバーダと(ゴイアバ天国参照)。健康的なチーズ。
ブラジル独自のものかは分からないけれど、カトゥピリといわれるチーズがある。クリーム状に軟らかい白いチーズで、裂いた鳥肉や腸詰の薄切りなどと組み合わせてピザやパステルの具としてよく使われている。おいしいけど、少しでも食べ過ぎるとムカッとくる。
へケイジョン。これもトロリとした白いチーズ。パンにジャムとあわせて塗るのがおいしい。ヨーロッパがルーツかな?
とにかくサンパウロはチーズがおいしい。やっぱりイタリア移民が多かった影響かな?市立市場なんかにいくとどっさり売っている。
サンパウロでイタリアのチーズの代表といえばプロボローネ。スモークの風味と塩辛さが特徴。プロボローネといえば、そこら辺のバールのつまみでもだされる。品質にピンからキリまであるよう。卸の店にはずらりとチーズが並んでいる光景が。店によってはいまいちのものがでてくる。個人的にはパン(中でもトマト・セッカなどとチーズを挟んだもの)との相性がいいと思う。
イタリアのチーズといえばパルメザンにゴルゴンゾーラ、モッツァレラ、その他いろいろ。これらも品質色々。おいしいものは信頼できる店や市場で購入するのがいい。リコッタ(RICOTA)もおなじみのチーズ。日本的なチーズケーキの作り方でクリームチーズの代わりに使用しできそう。
とにかく、あらゆるチーズがおいしい。
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のびるアイス
いろんなアイスがあるのはサンパウロも同じ。日本で言うイタリアンジェラート、ハーゲンダッツだってある。これらはおいしいけれど、高くて庶民向けではない。
ブラジルらしいといえば、トラックでアイスを売っている光景。夢があってかわいらしい。1レアルという価格も安い。コーンが麦藁帽をさかさまにしたようなものもあって、お皿のように使ったり。
ピコレーといわれるフルーツ味のアイスもブラジル的。公園なんかで散歩していると、リヤカーみたいなのをひいたおじさんがピコレーを売りに来る。50センターボと嬉しい価格。
ピコレー以外の、一般的に食べられているアイスは、なぜかよく伸びる。脂肪分が多いのかとも思うけど、何かを混ぜているはず。日本で、新潟にあるトルコ文化村というところに行ったことがあり、そこで『のびるアイス』というものを食べた。確か増粘剤として、ユリの根を使っているとか。アイスクリームというかシャーベットの起源もアラブ。ブラジルではアラブ式アイス製造法なのかもしれない。ユリの根を使っているとは思えないけれど、代用品を使って、アイスに伸びをつけているのかも。とにかく、アイスはのびるのが当たり前のよう。
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真実のパン
嘘のパンがあるのかな?と思うようなこのタイトル。わたしが作ったのではなく、いつも購入しているパンの袋に記載されている。正確には『O
verdadeiro pao italiano』とか『O verdadeiro pao
libano』。直訳すれば‘真実のイタリアパン’、‘真実のレバノンパン’。意訳すれば、‘本場の味’という感じかな。
イタリアパン屋はサンパウロにたくさんあるし、レバノンパンやシリアパンといわれるいわゆるピタ・パン(薄く焼いたパン。円形が主体で1枚のパンは2枚にはがせる。具を包んだりして食べる。)もスーパーなどで売っている。イタリアパンに関してはいわゆるバゲットみたいなものがたくさん売られていて、あまりおいしくないものもあるし、化学薬品で膨らましたりしているのもけっこうありそう。イタリアやレバノン本国のパンの味と、どのくらい差があるかは知らないけれど、あえて『真実の』と記すことからすると、本国出身の移民から見て、ごまかしたようなパンと思えるものが存在するのかもしれない。わざわざパンの袋に『verdadeiro』と付けるあたりは、各国一世移民の誇りも感じられる。
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具だくさんサンドイッチ
ブラジルではサンドイッチをランシェ(LANCHE)などという。ポンジーニョとかポン・フランセーズとかいわれる長さ15センチくらいのフランスパンに、具を挟む。
ハムとチーズなどを2,3枚ずつ挟んだものなどが一般的。ところが、店の中には、ハムをひとつのパンに200グラムも挟んだサンドイッチを売りにするなど、とにかく具をたっぷり使うところがある。パンに挟まれ、何層にもなったハムの断面は、なかなか乙なもの。やっぱり食べたくなる。でも、ハムハム200グラムというのは塩気が多いので、身体に悪い気がしてくる。
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くちばし唐辛子
くちばし唐辛子とはポルトガル語の直訳。ピメンタ・ビッキーニャといわれる唐辛子のこと。
ブラジルには大小色とりどりの唐辛子があって、辛いものは、ものすごーーーく辛い。唐辛子なんだから辛いのは当たり前で、さほど驚くこともない。逆に辛くない唐辛子のほうが珍しい。それがピメンタ・ビッキーニャ。
名前の通り、直径1pの丸っこい朱色の実の一部に小さな突起があって、ほんと、鳥の頭部を思わさせる。食べると予想に反して辛さがなく、かみしめていくと、かすかにピリッとあるような。とにかく見た目もかわいらしい。 以前、旅行に来た、珍し食材好きの大学の先輩がずいぶん気に入って、お土産に瓶詰めを買って帰ったほど。日本へのお土産に意外といけるかも。今夜のお酒のつおまみに!
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柿はCAQUI
柿はブラジルでもCAQUI(カキ)で通じる。日本なみ、日本以上においしい柿が存在する。イタペチという村とピエダージという町が名産地。日系の農家がおいしい柿に一役かっている。
普通においしい柿とは別に、なんだと思う柿がある。生産者は謎だが、そこら辺ででまわる柿の大半は、半熟たまごの黄みのように、軟らかく熟れきっている。明日には腐ってしまうというくらい。食べると、とろけるように甘くて、まずくはない。でも普通の日本人にはどうも違和感がある。シュハスコ(ブラジル式バーベキュー)の本を見ていると、デザートに焼き柿なんてあったから、ブラジル人にとっては、柿はとろけるくらいが当たり前なのかもしれない。
干し柿やカキチップもブラジルで食べることができる。カキチップはブラジルではじめて食べたけど、ぱりっとした食感に凝縮された甘味はなかなか!
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アサイという栄養源
アサイというのはブラジル北部パラ州特産の果実。実物は写真でしか見たことがないけれど、黒葡萄のような色と形。実がでまわっていないということは、グァラナのように、そのままでは食べておいしいものではないのかもしれない。
アサイはアサイ・ナ・チジェーラ(茶碗のアサイ)というメニューで大人気。大きめの茶碗山盛りに、濃い紫色をしたアイスクリームを詰め込んで、スライスしたバナナ、好みでグラノラをかけてできあがり。まずくはないけれど、アサイ独特の味は定期的に食べたくなる人と、そうでない人に分かれるような。なんでも、色から想像がつくように、鉄分をはじめ、栄養があるらしい。だから、ものめずらしさで食べている人や、恋人同士で分け合って食べている人たち意外は、けっこう、運動好きの人が好んで食している気が。
その他、ミックスジュースみたいにして飲まれたりもしている。
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コーヒーおいしいはずじゃなかったの?
コーヒーといえば、ブラジルの代名詞のひとつ。どんなに新鮮でおいしいコーヒーに出会えるのかと胸を膨らませていた。ところが、一般的にまずい。まずいといわれている。
そもそもコーヒーのおいしいまずいの説明って難しいけれど、おいしいものを飲んだ後、まずいものを飲んでいたんだと気づいたりする。
とにかく、ブラジルの大衆的バールやレストラン、市販で売られているコーヒー(ブラジルは極細挽きが通常)は苦いばっかり。豆の挽き方もあって抽出液が濃い。それはいいけど、コーヒーをまずくさせるような成分まで抽出されている感じ。市販品は当然、値段に差がある。最も安いあるメーカーのコーヒーなんて、コーヒーの香り以上に、なんか土の匂いがするようなものもある。
まずいのをカバーするためだろう、とにかく、多くの人は砂糖をどっぷり入れる。ティースプーンでなんてもんじゃなくて、直径1センチくらいの穴があいた筒状の容器を逆さまにして、滝の如く砂糖をコーヒーの入ったカップに注ぐ。 なんか身体に悪そう。店によっては、最初からたっぷりの砂糖を混ぜていてくれる。ありがた迷惑というもの。
広いブラジル高原でおいしいコーヒーが採れないわけではない(参照→ブラジルスペシャリティーコーヒー協会http://www.bsca.jp/bscaus.html)。実際、高品質の豆が収穫されている。ただ、日本を含めた国外に輸出するらしく、中でも最も最上級のものはイギリス王室に奉納されるとか。だから、おいしいコーヒーが飲みたければ、日本にいるのがいいということになる。
そんな中、わたくしごとだけれど、近所でおいしいコーヒーに出会った。ある日本人の方が栽培している日本向けの有機コーヒー(インターネットで販売しているwww.turmalincoffee.com)。実はブラジルでは売られていないものだけれど、たまたま主人が知り合いということで飲ませてもらうことになった。生産者の顔もわかって安心のコーヒー、味も期待のとおり、おいしい!コーヒーの味は奥が深いんだなあと実感した。
とにかくブラジルの市場で出回っているコーヒーはよくないかもしれないけれど、少し足を伸ばせば、コーヒー園が見れる国。生産者もよく分かる。そして私はコーヒーの木に魅力を感じている。白い花に甘い赤い果実。木の傍を横切れば、かすかに漂うコーヒーの香り。そんな情緒に酔いしれながら、わたしのブラジル生活は続いていく、、、。
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市販の牛乳
カルシウムを手っ取り早く取ろうと、牛乳を探した。ブラジルに着たばかりの頃は、どの牛乳を買えばいいのか分からなかった。
とりあえずLEITE(牛乳)と表示のある、四角い長方形のパックが山積みにされた場所から、1リットル入りの牛乳を買ってみた。冷蔵庫に入っていないのを不思議に思いながら、、、。
はじめてブラジルに来る人なら、まず、前述の牛乳を買ってしまうと思う。だって牛乳という表示があるんだから。ところがこの牛乳、開封前は冷蔵不要のロンガ・ビーダといわれている商品。日本では冷蔵不要タイプ、あまり見かけたことがない。ところがブラジルでは、たいていの人がこの牛乳を飲んでいる。
公然と売られているのだから、毒ということはないだろうけど、やっぱり、生もののはずの牛乳が数ヶ月も常温で保存できるなんておかしいと思う。どういう風な仕組みでパックされた牛乳かは分からないけれど、人に指摘されてから、一切、飲まなくなった。
もちろん、要冷蔵タイプの牛乳も売っている。だけど、小さな店では売っていないし、商品数も少ない。これまた、LEITE PASTEURIZADO(パステウリザード) TIPO(チ−ポ) A、B、Cに分けられて売っている。パステウリザードというからには、パスツール法で殺菌されているという意味。低温殺菌するらしい。そして、A、B、Cの3タイプの差はといえば、正確には知らないけれど、おそらくAが最もよく殺菌されている。死ぬことはないだろうけれど、Cは温めて飲むのがよいといわれている。
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レストランの厨房
食べ物の話ではないけれど、ブラジルのレストランの厨房は、法律で、お客さんが見る権利ありという風に定められているらしい(もちろん店の人に断ってからだけど)。ヨーロッパ辺りもそうなのかな?しかし、いざとなると、仕切りのある厨房へ足を運ぶことは、恐れ多い気がする。でも、ミナスへ旅行したとき、さすがに気分も晴ればれ、遠慮せずに厨房が見たいといってみた。そうすると、店の人は即座に了解。主人と友人が入って見てきて、おまけに食材のハーブまでいただいていた。企業秘密にするどころか、見てもらえることに喜びさえ感じているようだった。おもしろい法律、日本にもどうかな?
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ブラジル式パスタ ブラジルの庶民のレストランで出されているパスタは、アルデンテという言葉とは無縁。汁に入っていないうどんかと思うくらい、麺はやわらかく茹で上がっている。そこそこのレストランに行っても同じような茹で具合。
味付けも大雑把で、ひき肉と塩と油を混ぜただけのようなものとか、それにトマトピューレを少しは混ぜたかと思われるようなものとか。
イタリア移民の多いサンパウロがコレでいいのか!といいたくなる。少々値の張る店ならおいしいパスタを食べたこともあるけれど、滅多にそういう店はないと見た。
パスタの歴史をチラッと読んだことがある。今はオリーブオイルににんにく、トマトソースをベースにした味付けがもてはやされるようになっているけど、ほんの2,30年前までは南部イタリアの貧しい食事みたいな風に、小ばかにされていたらしい。つまり、ダイエットブームが来てからとり立たされるようになったとか。それ以前はイタリアのパスタといえば、北部イタリアが中心の、生パスタに高価なバターや牛乳をたっぷり用いたクリームのソースが基本の味として知られていた。
そんな歴史を感じさせてくれる店がある。20世紀前半にイタリア人一世が始めた店で、パスタ専門店としてはサンパウロでも老舗の域に入っている。初めて連れて行ってもらったとき、わたしは普通のトマトソースに魚介類のパスタが食べたかった。だけど、基本的に、クリームソースや肉のソースといったメニューが主なもので、わたしの期待には答えてくれなかった。店ができた頃は、イタリア人の威信にかけて、バカにされるトマトソースのメニューなんて置けなかったのかもしれない。まあ、店主も北部イタリア出身だったのかもしれないし。
とりあえず、サンパウロにイタリア料理店は多いけれど、おいしいパスタに出会える確率は低い。それとも、日本人の味覚が変なんだろうか?
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YAKISOBA サンパウロでYAKISOBAは市民権を得ているといってよい。食べなくても言葉は誰でも知っているはず。特に日系人のイベントでは必ず売られているし、意外と非日系人に日本食として好まれている。弁当としても販売されている。
でも、このヤキソバ、日本人ならはじめて見て、食べて、カルチャーショックを受けるはず。名前と見た目、味が一致しない。見た目は普通のソースヤキソバのはずなのに、妙にテカテカしてドロッとしている。さらに食してみると、ソース味ではなく、中華の出来損なったような(中途半端な)味。まずいとはいわない。だけど、なんともいえない、ブラジル式ヤキソバ。
かつて会社の仕事で調べたことがある。名前も日本語、今は日系人のイベントでも大流行だから、日本人が始めたかと錯覚するけれど、実は、30年程前、中国人がリベルダージで始めたらしい。昔はまだ、リベルダージは日本人、日系人がたくさん住んでいた。だから日本語名にしたほうがよく売れるということだったらしい。実際、大当たり。今ではブラジル人までがヤキソバを作っている。
30年前の味は、もっと正当な中華風の味だったのかもしれない。とりあえず中華のヤキソバといえば、広東風(パリパリ揚げ麺に具をかける)と福建風(油で炒めた麺を具と混ぜ合わせる)。ブラジル式ヤキソバは後者を取り入れたらしい。味は具材から出たスープに、だしと醤油などの調味料を加えたような。油っこい。
ブラジルでも他の州では普及していないヤキソバのようだけれど、サンパウロでは日本食として定着している。文化というのは、このように変化していくものかと痛感する。まるで連想ゲームのよう。
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ココさえあれば ブラジルのココの起源・・・
バイ−ア料理に詳細
ココはCOCOと書いて前にアクセント。COCOと書いて後ろにアクセントを置くと、赤ちゃんが初期に話すことばでもあるウOOを意味するので、ブラジルでは要注意。
インドネシア太平洋沖地震でも、ココの実を食して飢えをしのいだなんていうニュースがあったけれど、ココさえあれば生き延びることができるほど、栄養満点らしい。ココは、実の中にたまった水分に始まり、時間が経てば内部に蓄積されてくるミルクに油脂、最後は枯れてしまった表面の繊維まで利用される(有名なのは亀の子タワシ)。ココの種類によっては油も採取される(アゼイテ・デ・デンデといわれる。
エスピリット・サント州料理に詳細)。そういえば、石鹸もあった。ココはヤシの木になるけれど、ヤシの若芽もよく食べられる。竹の子のような食感
ブラジルは、熱帯アジアに劣らず、ココを使った料理が少なからず存在する。有名なのはバイ−ア料理。お菓子にもたっぷりとココを使うものがたくさん。
町中にはどこでも緑のココ(中の水分アグア・デ・ココを飲む)売りが存在して、のどの渇きに潤いを与えてくれる。実はけっこう硬いものだけど、その辺はさすがプロ、刀のような大きなナイフで一刀両断。ココの上部に小さな穴がポッカリ。あとはストローをさして飲み干すだけ。親切な人なら飲み終わったココをさらに勝ち割ってくれて、中にうっすらと付着したナタ(ナタデココで有名な)を食べれるようにしてくれる。最近のココ売りには専用のマシンで水を抜き取る人もいる。ココの水は小さなパックでも売っているけど、やっぱり割りたての味が1番!
ココ売りのもうひとつのタイプは、フェイラなどで見かける。枯れた茶色の繊維を実にまとったココ(緑のココが枯れた)を割り、中に付着した油脂の塊を、専用のギザギザスプーンで削って売っている人。ココ・ハラードといわれる商品で、スーパーとかにも袋詰がたくさん売られている。鮮度は削りたてにはかなわない。食べると口に広がるあぶらっこさ。単品ではたくさん食べれないけど、砂糖などと合わせた加工品は絶対で癖になる!
日本ではココに抵抗があったわたし。ブラジルに来て、すっかりココのトリコになってしまった!
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謎のメニュー「X・〜」 そこら辺のバールのサンドイッチメニューで、「X・SALADA」を代表に、「X・〜」というメニューを見かける。よく分からず「X・SALADA」注文すると、普通に野菜とハムやチーズを挟んだものが出される。なんだろうと思って3年。ようやく謎が解けた。しかも身近な人が最初からそのことを知っていた(なぜ、わたしは質問しなかったんだろう?)。
普通の日本人なら、Xを「エックス」と読む。そのことが謎を深めていた。ポルトガル語で読めば、理解は簡単。つまり、「シース」と読む。XはCHEESEを表している。英語のチーズをポルトガル語に呼んで、さらに、看板のスペースを短くするのにXになっていたということ。そもそもポルトガル語でQUEIJO(ケイジョ)だから、「Q・〜」でいいものを、何で英語にするんだろう。まあXの方が、なんとなくかっこはつくけれど。
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マンゴーの価格 マンゴーはポルトガル語でマンガMANGAといわれている。サンパウロでは11月頃から本格的に売り出しが始まり、真夏の2月頃から2ヶ月間くらいが最盛期という感じ。山のように積み上げられたマンガの光景が印象的。売り出し開始時期は値も張って、1個の価格も最盛期の6倍くらいすることもある。といっても、日本円に換算すると、安い時期で1個30円くらい、その6倍といえば180円から200円というところ。
そんな身近なマンガの話題が日本でニュースになっていた。気になるのはそのお値段。宮崎県で出荷されたというマンガはなんと高いもので1個5千円だって!ブラジル価格の25倍から50倍の超高級フルーツ。
高級フルーツのイメージが定着した日本でのマンガ。最近(2005年)、ブラジルから、ひとつの種類のマンガが輸出できることになったらしいけど、きっと高いんだろうな。味だって怪しいのに。とりあえず高級な料亭やスーパーで売り始めるらしい。
そんなマンガを贅沢に食べられる日々。あ〜極楽!誕生日にはマンガたっぷりのショートケーキも作っちゃった!!!(寿命を縮めそうだけど)
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低価格なサフラン スペイン料理に使われることが印象的なサフラン。イタリアなどでも使われるようだから地中海沿岸で使用されるのかな?
高価な香辛料サフラン。というのは、秋咲きのクロッカスのめしべを摘み取って乾燥させたもので、1メートル四方の畑から100の花が摘めて、そこから1グラムだけとれるということ。
太陽の光を思わせる鮮やかな黄色と魚介類の匂いを消してしまう独特の香り。ブラジルでもサンパウロの海岸地方の魚料理で使われたりするよう。そんなサフラン、ポルトガル語ではACAFURAO(アサフラン)といわれている。スーパーなどではやっぱり高い。ところがフェイラでは、ずいぶん安く売っている。怪しいくらい安い。安さに惹かれて買ってみた。色はつくけど、香りがいまいち感じられない。ということは、ニセモノ?サフランじゃなくて‘ア’がつくから香りがないのかな?なんて自分をごまかし、ショックから立ち直ろうとしている、、、。
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バカリャウ(干しだら)について
バカリャウはポルトガルやスペインでの料理が有名なはず。ポルトガルが旧宗主国のブラジル、さすが、バカリャウも市立市場に行ったりすると、山のように積まれて売っている。値段はけっこうする。ピンキリはあるけれど、いいもので高い肉の部位の3倍以上。どうやら、ポルトガルとは違って、ブラジルの領海ではあまり質のいいものは捕れないらしく、アルゼンチンなどからの輸入ということが考えられるらしい。バカリャウ専門レストランなんかもあるようだけど、高級な感じ。
ということで、基本的に肉食だし、高価な食品となれば、庶民のスーパーには普段、あまり数はたくさん売っていない。とはいえども、キリスト教で肉食を禁ずるセマナ・サンタ(復活祭の前の週)ばかりは、突如、ドバッと店頭に登場する。そんな景色を見ると、ああ、ブラジル、ここはカトリックの国、正月にタイは並ばないけど、3月、4月ごろのセマナ・サンタにバカリャウばかりはお目見えするんだな、、、と、しみじみ思う。
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鮫を食べる
ブラジルは肉食の国、といっても、魚も売っている。ポルトガル語を訳すと、イワシ、アジ、タイ、ボラ、スズキ、マグロ、カツオなどなど、日本でもおなじみの魚たちがいっぱい。だけど、たいていの日本人は、ブラジルの魚は大きいけれど、身のしまりが悪いと評する。確かに、同じ魚と思って食べると、今ひとつかもしれない。日本的料理法ではなんとなく日本のものに劣るような。
ところが、料理好きの先輩から勧めめられて、サンタカタリ−ナ州でとられたという、アグーAGÚを購入した。鮫の一種で、一見すると、アンコウかと見間違えそうな魚。頭はスープにするといいと教わった。
結局、スープは料理の腕がなく、失敗に終わったけれど、おいしいだしがとれそうなのは感じた。さらに、身のほうは、歯ごたえが肉厚にしたカレイのような感じで、淡白な味わい。これなら、和風の煮つけにもピッタリ。日本の先入観を振り切って、目新しい魚で和食を作ったほうが、ブラジルでは美味しいことがあるような、、、。

←アグー(アクリマソンのフェイラにて)
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アウカショフラ(アーティチョーク)
年末から年始にかけて、サンパウロのフェイラでよく見かける食べ物、それがアウカショフラ。西洋名ではアーティチョーク、和名では朝鮮アザミといわれる植物。ピエダ-ジという町ではアウカショフラ祭りなんていうのも行われる。こんなものをどうやって食べるんだろうと思う見かけだけれど、主人にいわせると、貴族的食べ物らしい。
直径約10センチはある開花前のつぼみのガク花芯を食べる。利尿効果や血液サラサラ効果があるらしい。
つぼみごとゆがいて、がくを一枚ずつはがして、ドレッシングをつけて歯ででしごくようにしていただく。時間をかけながら食べるところが貴族的らしい。
料理法はレシピ集へ
フレッシュハーブと西洋野菜
日本だと高い値段で少ししか変えないようなフレッシュハーブ。ブラジルではフェイラに行くと安い値段で使い切れない量のフレッシュハーブを購入できる。日本ではカタカナ読みで覚えているからといって、ポルトガル語では同じ読み方じゃないのが難点。例えば、バジルはマンジェリコン、ローズマリーはアレキリン、チャービルはコエントロなどなど。だけど、おばさんたちに尋ねてみると、そんなことはなんのその。使用法くらいは教えてくれる。
西洋野菜だって当然、西洋移民の国だけあってなんでも購入できる。ベテハ-バ(ビーツ)、ルバーブ、ポロ葱(リーキ)、ズッキーニ、ルッコラなどなど。安くて新鮮。料理法さえ知っておけば、サンパウロの家庭では日本食をはじめ、世界中の食卓が楽しめる!
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大根とゴボウ
日本発の野菜と思い込んでいる大根やゴボウなど。サンパウロでは日系農家のおかげで毎日食べることができる。日本発のはずの野菜ながら、ある日、ブラジル版の栄養成分表を見ていると、大根はNABOという名で、ゴボウはGOBÔという名で一覧表に登場していた。それくらいブラジル社会に浸透しているのかと感慨深げに見ていたところ、ゴボウは、実はフランス料理なんかでも使われるという情報が。考えてみたら、大根だってポルトガル語名があるくらいなんだから、西洋でも存在するのかな?
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幻の果物とはいわないけれど、、、
熱帯の国、南国の国というイメージのブラジル。ご期待通り、朝市、スーパー、露天ではパパイヤ、マンゴー、ジャックフルーツ、バナナはおなじみの顔ぶれ。それだけでも日本人の私には嬉しいことながら、アマゾン地方までいくと、さらに珍し、おいしい果物に遭遇できるのは有名な話。結局、私はアマゾンは訪れたことがないのだけれど、たまたまサンパウロで、ずいぶん高い果物を見つけたので、さぞおいしかろうと購入したことがあった。その名はグラビオーラ。あとで知ったけれど、アマゾン地方では有名なフルーツのひとつだったらしい。
とにかく1個食べて感動してしまった。おいしい。癖は強くないけれど、独特の甘い香りと味。密林の中でひっそりと蓄えてきた栄養が凝縮しているという感じで。昔、私がブラジルの楊貴妃だったなら、毎日グラビオーラを食べたいといっただろうというような。
今では飛行機でひとっとびすれば食べれないこともない果物になっているだろうけど、やっぱりアマゾンとれたてフルーツの味が最高だとすると、幻の、、、とも言いたくなる。
ちなみにアマゾン地方はじめ、北部ブラジルにはグラビオーラ以外にも、クプアス、アサイ、ププーニャなど、まだまだ数え切れない魅惑的なフルーツがあるそう。
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大きな野菜
ブラジルは国も大きいけれど、できる作物も大きい。だからといってうまみが凝縮しているかといえばちょっと答えずらいけれど、、、。
特に、日本にある野菜と同じであれば、その大きさに違和感を感じる。例えば、おなじみのオクラ。ポ語ではキアーボQUIABOといわれて、ブラジルでもおなじみの食材。日本のオクラは小口切りにして直径約1pほど。一方、ブラジルのオクラは直径約2センチくらいはある。とにかく一目見て、大きいと感じる。なにか違う食材のようにさえ感じる。他にも茄子やピーマン類が、同じ形態をしているのに大きいことで違和感を感じたものだったなあ。
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ゲテモノなんて存在しない!
蛇、蟻、ミミズ、カエル、ワニなどなど、数え上げればきりがない豊富な食材。残念ながらわたしはブラジルにいながらこれらの食材を日常見たこともなければ、食べたこともない。だけど、かつてこんなことをいう人がいた。「私はブラジルにいて、何でも食べることができるようになりました」と。おそらく、いわゆる一般にゲテモノだといわれるものを食べて過ごした経験があったに違いない。
実際、カエルやワニは食べたことがあるという人をよく聞くし、わたしもカエルは日本で食べたことがある。鳥肉といった感じで、いわれなければたんぱく質を食べているくらいにしか思わない。
上級クラスになれば、ミミズを食べたという人はそれほど驚くものでもない。陸橋に『ミニョコン(ミミズをミニョッカMINHOCAといい、大きいものをミニョコンMINHOCÃOという。)』なんていって、長くクネクネした橋なんかを意味するように、ミミズというのは決して忌み嫌われる生き物でもない。
蛇を食べたという話だって、世界中によくある話。
蟻だって驚く話ではない。サンパウロから2時間ちょっとの町、タウバテTAUBATÉでは昔から蟻を食べていた人たちがいて、今でも好んで食す人がいるらしい。蟻といってもこだわりがあって、イサIÇÁというサウーバ蟻の雌だけが食材に選ばれる。料理はブラジルらしく、マンジョッカの粉を混ぜ合わせて食べるらしい。
未知なる土地を開拓する精神は、何でも食べるハングリー精神がなければ!ブラジルを知るということは、こんな食文化にも触れなければいけないのかも、、、。

←サウーバ蟻の雌とファロッファを混ぜ合わせた料理
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プロポリスの効果
日本でも、知るひとぞ知るプロポリス。ブラジルで暮らしだした日本人なら、必ず一度は目にする商品のひとつ。プロポリスとはハチが体内で作り出す成分が含まれているそうだ。健康補助食品ということで、免疫を高める効果があるらしい。液体タイプと錠剤タイプなどが売られている。プロポリスは特有の匂いがあって、唾液を濃縮したような匂いが受け付けない人には受け付けない。
その効果のほどは、人によって意見は様々。一度その効果を実感すると生涯の友になる人が多い。日本では通信販売などで売られていて、時には新聞の広告なんかにその名が刻まれていたりして、なんとなく怪しい印象をもってしまう。
身近に液体プロポリス愛用者がいる。どういうときに飲むかといえば、風邪をひきそうな兆候が体内に現れたとき。通常の使用量より多少大目のプロポリスを入れて水で薄める。それをひとのみ。時間をあけて2回くらい飲んでいる。そうすると、ほとんど風邪症状の悪化が防げて、多少悪くなった場合でも治るのが抜群に早いという。
私はほとんど信じていなかったし、体に悪そうとくらいに思っていて、絶対に飲むことがなかった。だけど、ブラジル滞在3年目の頃、さすがにどうしようもない風邪症状に襲われて、薬は飲みたくなかったけれど、何かに頼りたくなるくらいの体調不良で、ついにプロポリスに手がのびてしまった。すると、ほんとうに飲んでから、一日を経過するまでもなく、体が楽になっていくことを実感。それ以来、風邪をひきそうだと思ったら、すぐに飲むように。
価格は様々で数倍の差がある。効くものと効かないものもあるらしい。ブラジル国内で買うなら、どれもそれほど高くはないけれど、日本だと小さいサイズでも一万円くらいして少し高い印象を受ける。というのも、プロポリスは基本的にブラジルなどからの輸入品になってしまうからだと。日本でも養蜂業はあるけれど、どうも高品質のプロポリスはブラジル産になってしまうという。風土の違いかな?
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果物の皮のむき方
果物の皮のむき方に異文化を感じる。
例えばオレンジ。固いのに、皮をりんごの皮を周囲からむくような方法と同じようにむいていく。ある個人的な食べ方では、それからさらに半分に割って中身だけを食べている。外皮をむく必要はなかったのに、、、。
桃。日本の人は桃をどのようにむくだろうか?私はまず外の皮をむいてから、食べれる部分を切り取っていた。ところが、ブラジルでは、桃太郎のように、まず縦にスパッと切込みを入れて、ふたつの部分を手にもってひとひねり。みごとに種だけが抜き取れる。日本でもアボカドはこのようにむく人が多いと思う。だけど、桃にこの方法を実施する人は少ないのではないかと、勝手に思っている。
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カッピン・シデイラ
最近、レストランでカッピン・シデイラCAPIM-CIDEIRAを飲んだ。シデイラ茶と日本語で勝手に命名させてもらう。
シデイラ茶は、ブラジルのスーパーなら、どこにでも売っている。ティーパックになっていて簡単に自宅でも飲める。
だけど、レストランで飲むまで、飲む気にならなかった。草のような絵が描かれた黄緑色の箱。日本人としては、緑といえば緑茶のイメージが最優先して、他の緑の飲み物は、あまり受け付けなかった。
その後、、、今、私はシデイラ茶のトリコになってしまった。ブラジル人が好むとは聞いていたけれど、飲んで納得。独特の香りとほのかな甘味。レモンや蜂蜜を入れて飲んだら、これまた違った世界。
先入観はいけないなあと思う、この頃、、、。
カッピン・シデイラは、ブラジルで愛されている証拠に、ジャムにも姿を変えている。フレッシュチーズなんかとあわせると新しい味。さすがにジャムはあまり売っていないけれど、探せば出会える!
ボリビア芋
すっかりはまってしまったボリビア芋。知人の紹介で、気が進まない日に主人に連れて行かれたボリビアのフェイラだったのに、私の方がとりこに!
珍しい芋(ジャガイモ系統)が5種類売られていることは、以前、記したことがある。ボリビア産のジャガイモならびにトウモロコシは、どれもたくましそう。新大陸から運ばれたときはこんな芋だったんだろうな、、、と、しみじみ思い巡らす、、、。
2種類は、丸まんま乾燥させた芋。水で戻す作業が必要だと思われる。
あとの3種類は好みの食べ方をすればいいと思う。2種は芋密度が濃くって、とにかく、茹でたら皮に風味があって、塩味だけでも美味しい。もう1種類は、水っぽい淡白な味だけど、味の濃いスープの具なんかにはピッタリ。
ところが、びっくり!1種類のイモをゆでて皮をむくと、ヨウ素液に染まった葉っぱのように濃い青紫色をしている!前回買ったときは、普通のジャガイモの色だったのに!ポテトサラダにしようと思ったのに、これじゃあ、通常のサラダにならないので、そのまま塩をかけて食べました!日本にも紫芋なんていう甘い芋があるけど、これはジャガイモの味で、皮に近い部分だけが真青紫です!微量元素が多そう!

←皮をむいたあと!自然の色です!
ジャガイモ色々奥が深い!
神様のお恵み!?
ブラジルに暮らして5年目。ブラジルでは、公共の場で、なぜかお金が落ちている事が多いような気がする。5年にして、3回以上、発見!(カメラが落ちていたこともあったな、、、。)小銭の時もあるけれど、昼食を一人前以上、外食できる額を発見したこともあった。
今日もまた、パン屋さんで10レアル、落ちていた。黙っていられる性分でもなく、早速、店員さんに報告。
即答で返ってきた言葉、「今日はツキがあるね!あなたのものよ!」。
10レアルっていうと、日本で、1,000円拾ったような感覚。パン屋さんで拾ったら、パン屋さんに預けるなり、警察に預けなくちゃという気がするけど、ここはブラジル。偶然のつきも運命、素直に受け入れよ!ということかな?
アラブの味
サンパウロでの趣味のひとつ。アラブ料理屋で休憩すること。高級なメニューは昼間から食べられる身分じゃないけれど、ちょっとエスフィッハ一枚くらい、おつまみにすることたまにあり。
食べるに飽きたらず、一体、何の香辛料を混ぜたらこの味が出来上がるのかを知りたい今日この頃。
「味付けに何を使っているのか?」と、店の人に聞いても、返ってくる答えは「テンペーロ・アラベ(アラブの香辛料)」。そんなの分かりきっている!
でも、さらに聞くことはやめにした。料理研究家でもない人なら、そのくらいの回答が普通だと思うような事実があるからだ。
確かに、香辛料屋に行っても、「テンペーロ・アラベ」という名前の商品がある。さらに、「モーリョ・デ・アラベ(アラブノソース)」という名前のソースもある。
なんて大雑把なくくり方だろう!と思ってしまう。だって、日本の味なんていう答え方をしたら、醤油かも味噌かもカツオダシかもしれない。全く違う風味。
実はその後、タヒニという味の素であることが分かった。
アラベといえば、その味しかないのかもしれないけれど、その名前で違う味だってありうりそう。大雑把なのはブラジルのアラブだけかな?本当の中東には、もっといろんな名前で分けられているのかな?

←エスフィッハとモーリョ・デ・アラベ(アラブソース)
8日更新
葱類は全て涙を誘う こんなところにジャガイモが! 果物屋の写真 NO BRASIL!
ジャブチカーバ
葱類は全て涙を誘う
玉ねぎが涙を誘うのは世界共通だと思うけれど、普通の葱はどうだろう?
日本では葱を刻んでいて涙が出たことはなかった。だけど、ブラジルの葱はいつも刻んでいると涙が出てくる。薬効も強いのかな?
こんなところにジャガイモが!
フェイラの魚屋さん。ある日、おかしなものを発見。下の写真。テントを支える棒の中心あたり全てに、ジャガイモがくっついている。しばらく考えて、理由がわかった。止めネジの先っぽのとんがった部分が外に突き出て、近くを歩く人に刺さってしまうからだった。しかし、ジャガイモをさすとは、、、。
果物屋の写真 NO BRASIL!
ブラジルらしい果物が売っているお店で写真をとりました!

←ハンボタン、サボチ、カカオ、クプアス、カジュー
ピーニャ、シェリモリアなどなど。
ジャブチカーバ
ブラジルにいる日が長くなるにつれ、何が珍しくて珍しくないか、漠然としてきてしまっている。だから、ブラジルに来たことのない人に、珍しい果物を聞かれたときに、少し頭を悩ませてしまった。
初心に返って考え直すと、サンパウロで身近に珍しい果物といえば、ジャブチカーバがあった!
先住民のツピー語で『芽の果物』。幹についた実は確かにつぼみのようだ。
高さ8メートルになる木もあり、その木の全体に巨峰のような黒紫の実が、直接、吸い付くようにくっついている!ちょっと、この光景は奇妙な感じがする。
味は独特の風味があって、甘い。だけど、一粒にそれほどたくさん食べる部分はない。大きな種に実が絡みついているという感じ。
ジャムやリキュール、ワインなど、色々と加工品にされることもある。
2004年に小泉首相がブラジルに来たとき、デザートに並んで、「これはおいしい!」なんて言ったとか。

←ジャブチカーバ(写真集より)
唐辛子のジャムにはまる
サンパウロからバスで1時間半ほどの場所にモルンガーバという小さな町がある。特に何もないはずの町とはいいながら、実は『COMPANHIA DAS ERVAS』という会社が、同名のブランドで高品質な香辛料類を生産し、海外に輸出している。町もこじんまりしているけど、町にある香辛料を売る店舗もこじんまりしている。だけど、確かに、高品質な空気が漂う香辛料が並んでいる。
一庶民の私は、フェイラの安くてくても美味しい香辛料で十分。何も買う気はなかったけれど、たくさんの香辛料のほかに、チョコチョコ何かが売っている。一通り見なければ気になるので見渡してみると、『GELÉIA DE PIMENNTA』という文字が目に入った。つまり、唐辛子のジャム。ジャムといえば甘いフルーツから作るものとの先入観があるものの、考えてみれば唐辛子だって果実に違いない。
どんな味かは気になるけれど、少し怖い。なんとも想像できない唐辛子ジャムの食べ方を尋ねると、パンにチーズと塗ったりするという。
ひとまず購入した。ところが、それから半年以上、何か怖くて戸棚に眠らせていた唐辛子ジャム。
それが心機一転。おいしいコーヒーのカフェテリアを紹介してもらって、その店のサンドイッチがサーモンやチーズと一緒に唐辛子ジャムを使用していることが発覚。ようやく、眠っていた唐辛子ジャムが日に当たる機会に恵まれた!
家で、パンに唐辛子ジャムとクリームチーズ、ローストビーフとレタスを挟んで試食。
おいしい!!!新しい味。
甘辛いというのが適切な表現だと思う。だけど、醤油なんかで使う甘辛さではなく、やっぱり唐辛子のピリッと感と砂糖の甘辛さ。
ブラジルでは一般にたくさん出回っているわけではないけれど、輸出されているというくらいだからヨーロッパなんかでは需要が高いのかもしれない。唐辛子大国ならではの発見かもしれない。
御利益パン
かつて歴史を大きく動かしてきたカトリック教会も、資本主義社会の生き残りには頭をひねらなければいけないのかもしれない。
サンパウロの地下鉄サンベント駅前にあるステンドグラスの素敵なサンベント教会。時々気分転換に立ち寄っている。
教会の中をひとまわりした後、隣接する祈りの小道具などを販売する場所に。数珠やポスターが売っているのはいつものこと。ところが、昨日はパンやクッキー、リキュールにワインなど、随分と美味しそうなものが販売していた!しかも、高いし、パンにサンベント・ブランドのマークのシールまでついている。
本当においしそううだった。だけどな、教会という、なんとなく神聖な所で売っているパンは、食べるのはなんとなく遠慮してしまう。
しかし、なんで教会でパンやクッキーが売っているのだろう。聞くところによると、教会に付属の学校は今、存続の危機らしい。ということで寄付金の代わりだとか。
本当の理由はわからないけれど、なんとなく教会で売っているパンはご利益があっても美味しそうでも買いづらかった。
黒いオルフェのコーヒー
実は、映画の黒いオルフェを最後まで見たことがない。話はなんとなく、音楽はあの有名な名曲が頭に流れてくるのみ。情緒的な気分になれるのは感じている。
ところで、日本人の農場主が経営するトルマリンコーヒーと同じく、ブラジリアン・スペシャルリティー・コーヒー協会に認定されているコーヒーを発見。どこでも売っているコーヒーではない。たまたま、紹介されたカフェテリアが使用していた。もちろん、日本人にも親しみ易い味。
その商品名は『CAFÉ ORFEU』..。深い緑のパッケージにその名前がピッタリはまっている。
数も少ないし、名前もステキ。少しブラジルでは高い価格だけれど、日本へのお土産にはいいかもなぁ、、、
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ピーナッツ
南米はピーナッツの原産地でもあるらしい。約400年前に描かれた絵画でも登場する。
ポルトガル語ではアメンドインAMENDOIM。日本のピーナッツに比べて小さくて丸っこいのが主流。だけど、写真のような形を3倍くらい大きくしたようなピーナッツも売っている。ラテンの音楽で‘ピーナッツ・ベンダー’という音楽を、幼稚園のときに聞いて以来、今日までメロディーが頭から離れないのだけれど、昔は変なタイトルだなあと、全く理由がわからなかったのが、ブラジルに来て納得。確かに、ピーナッツを路上の屋台で吊り下げて売っていたり、海岸で休憩する人にピーナッツ売りの少年がやってきたり。ラテン・アメリカとピーナッツ・ベンダーは切り離せない文化いうことをブラジルで知った。
たいてい炒って塩で味付けしているが、アメンドイン・ジャポネースという商品も店では売っていて、日本のでん六の豆のように、ピーナッツに小麦の衣をつけたようなタイプも売っている。ただ、小麦の皮が固かったり。メーカーによってはさくっとした商品もあるんだけれど、、、

↑ブラジルで主流のピーナッツ。4歳児の手のひらで。
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