ブラジルが身近なようなそうでないような
日本でブラジルを知りたいと思ったとき、ふさわしい関係書物が少なすぎた気がする(わたしがブラジルに来る以前、1番想像力をかきたてられたのは「ブラジルへようこそ」と「微笑めばブラジル」だった。けれど、前者は読みにくかった、、、)。
本屋に行けば、アメリカ、ヨーロッパ、インド、中国などは所狭しと旅行記が並んでいる。ブラジルで日本人が住むようになって100年近くも経って、ここ20年、日系人の出稼ぎ現象が目を背けられない事実だというのに、一般人への情報提供の少なさ。この原因はなんだろう?
ひとつは日本からの地理的遠さ。地理的に遠いということで、ゆっくり旅行できない。しかも、ブラジルは国土が日本の23倍。
100年前から移住した日本人たちは、日本にブラジルを紹介するにしても、すぐに日本へ戻れたわけでもない。インターネットがあるわけでも飛行機があったわけでもない。そんな中で、何十年と生活するうちに全てが当たり前になって、珍しさもなくなってきたから、ブラジルを紹介するといったって何を紹介したらいいのかも分からなくなってしまったのでは?
次に、サッカー、アマゾン、カーニバル、(いいところで)コーヒーというイメージの定着。今は出稼ぎの極少数が起こす犯罪も含めて、粗野なというイメージばかりが先行し、日本人がヨーロッパに求めるようなものは最初から想像もつけられていない。また、ブラジルへ来る旅行者は、むしろ日本にない素朴なものを求めている人が多いような気がする。
確かに表向きの歴史は500年。ヨーロッパ並みのものは求められないかもしれない。だけど500年もあるともいえる。日本なら室町時代後期からの歴史になる。音楽、美術、文学、生活文化など、独自のものが、しかも誰もがほーっと思うに違いないものが存在する。そういったものをもっと美しく、親しみやすく紹介されてもいいんじゃないかな?そういう意味で、ブラジルはまだまだ未開の土地なのかもしれない。
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バールの警察官
近所のバールや隣のパン屋に警察官がよく立ち寄る。単に巡回だけかと思っていると、ちゃっかり、大きな口をあけて、チーズとハムを挟んだサンドイッチをほおばっている。砂糖たっぷりのコーヒーと。まるで緊張感が感じられないのは、微妙に出ているお腹のせいかな、、、。まあ、警察官だって人間、お腹もすくよね。
消防隊員は公用車で
市民を災害から守ってくれる消防隊員。公用車を降り立った行く先は、、、鳥の丸焼き屋。これから胃に旅立つであろうチキンを、幸せそうに見守っている。夕飯を買いに来たのか。
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椰子の木の下
日本で、砂浜が陥没して子供が亡くなったニュースがあり、行政の責任が問われていた。
ブラジルの管理されている?公園での出来事。のどかな午後の散歩中、ザワザワザワ、ドスという勢いのいい音が、真後ろ、真横で聞こえたこと数回。椰子の枯れた葉の一枝が落ちてきた一部始終。
椰子って、よくかわいらしい絵で描かれていて、細くて長くて軽い幹の上に、葉っぱがチョロリとなってる印象がある。実際は、強い海風に十分耐えられる頑丈な幹だし、当然、葉っぱもけっこう大きい。長さ2メートル、重さ5キロ以上はあるはず。高さ10メートル以上の木のてっぺんから落下してくる椰子の枯れ葉に当たれば、相当な事故につながる。場合によっては命だって奪われかねない。ほんと、公園といえども、椰子に限らず、木の下には注意していないと。公園で椰子の木事故にあったらブラジルでも行政に責任を問えるかな?きっと、取り合ってくれなさそう。
椰子の運命?
椰子は上部がのびる時、緑の新芽が出て背が高くなる。ブラジルには、その若い芽の芯の部分を食べる習慣がある。パウミットPALMITといわれる。
この若芽を収穫するために椰子を一本切り倒すらしい。椰子一本からとれる若芽はほんのわずか。だから商品を作るためには、たくさん椰子を伐採しなければならない。椰子だって切り倒されたら、以前のような背の高さまで成長するために、ある程度の時間を要する。そんなに切り倒されたらたまらない。環境破壊にもつながる。ということで、基本的に、許可のない椰子は切り倒すことが禁止されているらしい。にも関わらず、深夜にこっそりと切り倒している人たちもいるそう。
自然に枯れ落ちれる椰子、人間には危険でも、椰子にとっては大往生ということ。
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幼児的コミュニケーション?
ブラジル人のジェスチャー
あまりジェスチャーに興味を持ったことはない。だけど、毎日成長する息子のしぐさを見て、ふと気づいた。ブラジル人の大人のジェスチャーが息子と同じなんだ。なんか動きを見ていると、ブラジル人はかわいい人が多い。目鼻立ちのせいかなって思っていたけど、やっぱり表情やしぐさが愛嬌をかもしている。子供の動きって単純にかわいい。子供と同じ事をするからブラジル人はかわいいんだ!
ブラジル人と息子のしぐさの共通点。もぐもぐ。手を口の近くに持っていって、開いたり閉じたり。子供には教えたらすぐできるように!ブラジル人でも食べることの表現法のひとつのよう。耳をくねくね。親指と人差し指で耳を軽くもって、曲げるような動作を繰り返す。子供は耳を示しているだけで、ブラジル人はおいしいというときに使うよう。ジェスチャーではないが、ンッフーと呼びかける。母音はなく、鼻にかかった発声。道で地図を売るおじさんが、よく息子にンッフーという。注意をひこうとしているんだと思う。その声を子供が発生する。意味は分からないけれど、それなりに意図がありそう。両手の人差し指を空に向けて指差ししながら上下させて足を踏む。サンバの振りでもよくやっている。子供にサンバを教えたわけではない。自発的に出てきたしぐさ。
考えてみたら、ジェスチャーは誰にでも伝わることが目的だから、子供でもできることなら万国共通理解できるということで、いろんな人種が住むところでは、子供のしぐさを大人まで使うようになったのかな?それとも、ブラジル人はただ単に幼児性が残ったまま成長しているだけか、、、。もし、かわいく見せるために使っているとしたら、なかなかなもの、ブラジル人にはかなわない!
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小鳥が癒す
鳥を飼う人が多い。サンパウロの下町はサンパウロ州以外の、のどかな田舎町出身の人が多い。どうも、そういう人たちが小鳥好きのよう。大都会の中で、少しでも自然の癒しを享受しようということかな。
飼う人というのは、鳥篭ひとつふたつではない。最低でも3篭、多い人では10篭以上も狭いアパートのベランダにつるしている。だからビルの間や通りには鳥の歌声が響きわたる。バスの騒音と鳥の声。これがサンパウロの下町の音。
ブラジル人は、本当に動物をかわいがる人たち。ペットとしてではなく生き物として共存しているという意識が根底にあるような。だから、人によっては、犬を散歩に連れ出すように、鳥篭を持って、通りを散歩したりしている。鳥だって、同じ場所にいたらストレスたまることを熟知しているよう。
ブラジルで飼われている鳥は、インコや文鳥、ジュウシマツなんてものじゃない。地方生まれの美しい姿と声を備えたバラエティ豊かなもの。わたしは日本で、鳥の声にそれほど感動したことはなかったけれど、向かいのおじさんが飼っているバイーァしかいないというパパカピとう鳥がさえずったときは、ほんとうに感動。特別な声でもないかもしれないけれど、4,5センチの黒緑色を毛並みを持った美しい姿から奏でられるメロディーは、ほんとうに心地よい。小さな体だけれど、強くて太い声。歌の上手なブラジル人歌手のよう。ようやく、小鳥が歌うという表現が理解できるようになった。
鳥好きが過ぎれば、体調30センチ以上はある巨大なオウムを飼う人までいる。こちらは、カラスの声をさらに大きく、からしたようなもの。あまり快適ではないけれど、子供は興味津々。
大都会のビルの谷間に住んでいるけれど、朝のモーニングコールは小鳥の合唱。意外と優雅な目覚めである。
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無分別収集
ブラジルはゴミの分別収集途上国。もちろん、常任理事国入りを目指しているんだから、分別収集ということがあるくらいは知っている。公園なんかでは4つくらい色の違うゴミ箱が並んでいたりするところも。
しかし、基本的に全て、ひとまとめにしてゴミを捨てているのが実情。ゴミの回収が厳しい国から来たものにとっては、楽ちん。だけど、地球のためにほんとにこれでいいのかな?と考えさせられる。だけど、やっぱり、分別しないでいる毎日。
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子供をかわいがる
例外もあるけれど、概してブラジル人は老若男女、小さい子供をかわいがる。特に日本と違うと感じるのは、10代、20代の男の子、はては普段は泥棒家業のような人まで、チビッコをかわいがるところ。そして、あやすのも上手。わたしなんかよりも、、、。
まあ、どこの国でもおじいさん,、おばあさん、女性が子供をかわいがるのは、予想がつく。でも、若い男の子が、近くにいる幼児に、当たり前に声をかけたり抱っこしたりするって、日本育ちのわたしには素晴らしいことに感じるし、珍しい光景。ブラジル人って、生命の喜びみたいなのを大切にしている感じがする。
サンパウロ的クリスマス
クリスマスツリー
クリスマスといっても寒くなく、かといって暑くもないといった12月のサンパウロ。クリスマスツリーといえば、雪が舞うほど寒くくはないから、北欧のようなデザインは似合わない。それでも、大通りの目玉の装飾クリスマスツリーには、憧れからか雪景色が似合うものばかりが飾られている。そんな中、ちょっといいなと思ったのが、竹のようなものに赤いリボンをいくつも飾り、金色の鎖と白熱色のランプをまきつけたシンプレスなツリー。意外と涼しげで心地いい!
サンタクロースの衣装
パパィ・ノエルといわれるサンタクロース。サンタといえば有無をいわせず赤い衣装というのがお約束。それを覆す衣装を発見!パーティーの仮装用衣料品店のショーケースに、いつものサンタ衣装と肩を並べて黄色い衣装のマネキンがいる。カナリアサンタという名前がよく似合う!
クリスマスミュージック
日本と同様、いまどきの歌手が歌うクリスマスソングもあるようだけれど、言葉が分からないわたしにはあまりピンとこない。それよりはサンバのリズムのジングルベルが商品を宣伝してまわる車のスピーカーから流れてくることに、ブラジルにいることを再認識させられる。
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バスの排気口
サンパウロの市内バスは排気口がバスの後ろに煙突のようにのびている。だから、汚い空気は人よりも上に噴出されるということなんだろうけど、見た感じは、目線より上にあることで目に付く分、もっと悪い空気が分かれているような気がしてくる。どちらもはいしゅつりょうにかわりはないはずなんだけど、、、。
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量が多いと得か
スーパーで買い物をする。私も関西人主婦、少しでも安くてよいものがいい。普通、量が多いと少し割安になるような意識がある。その期待を裏切らないのは日本のはなしで、ブラジルのスーパーでは値段をよく見てみると、安いどころか、割高になっていたことがある。具体的にはプロセスチーズの話。4個入りのものより、8個入りのほうがいくらか高かった。あと、牛乳2リットルが一リットルよりも高かったことが。消費者を欺く作戦かもしれない。以来、わたしは厳しく値段をチェックしている。その後、プロセスチーズも牛乳の値段もちょうど倍になっていた。
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耳を刺す虫
ブラジルに来てから、時々、なぜか耳の入り口にかさぶたができることに気がつくようになった。どうも、刺す虫がいるらしい。
子供の耳で気がついたけど、耳の穴ってけっこう、匂いがある。そういえば、匂いを発するアポクリン腺があったような、、、。きっと、大人だって臭素があるはずだから、虫を誘っているということかな。夜中に耳のまわりを蚊がぶんぶんいうのも納得いくような発見。
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親切な人
ブラジル人はとっても親切。サンパウロも普通に親切な人が多いけれど、他の州や田舎町に行くと、ますます親切な人にでくわす。
特にお年寄りや、子供がいる人なんかには、たいがい手を差し伸べる。日本人のわたしには、ここまでしてもらって申し訳ないというくらいになる。例えば、ベビーカーで階段が2段くらいしかない所を進むときでさえ、手伝ってくれる。重い荷物でバスを乗り降りしようものなら、だれかれともなく助けがやってくる。たまたま手が汚れたので、 そのときいた店(いかにも拭く紙がすぐにはないような)の店主に「紙はないか?」と聞くと、案の定なかったのだけれど、その横で聞いていた他の人が、すぐに紙をくれるとか。とにかく、いろいろ一日一善以上、名も知らぬブラジル人から受けている。日々、自らを省みて、改心させられる。
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町が住居
町が住居とは、ホームレス。サンパウロにはホームレス、さらに物を乞うとなれば乞食というのだろう。そういう人がよく目に付く。ひとかたまりになっている人もいれば単独行動の人も。いわゆる貧富の差が激しい国といわれるゆえんは、目に付くホームレスや乞食の人が証明しているような。今の日本とは違う風景のひとつ。
しかし、ブラジルで物乞いをする人というのは、その人自身が幸か不幸かは別として、はた目には意外とプライドを持っているというか、その運命を素直に受け入れているように見える。物乞いは立派な職業とすら感じさせられることもある。憎めない乞食もいれば、憎たらしいのもいる。道を歩いていて、「お金を恵んで」というのはいい。そのとき、恵めば、「あなたは天国へいける」といい、やらなければ、「お前は地獄に落ちる」なんていってくることもあるらしい。
質のいい乞食なら、恵まなくても、「あなたは幸せになれる」なんていって、なんとなく人の気分をよくさせてくれる(実はそういって、もう一度チャンスを狙っているのかも)。いちいち、そういう話をするところに、ブラジル的乞食の質に関心させられる。
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治安が悪いということ
外国は治安が悪いといわれる。日本にいた頃は治安という言葉の意味がいまいち実感がなかった。現地慣れした先輩を頼って、スペインとドイツに2週間ずつ旅行した時も、トラブルがなかったため、日本と変わらない気がした。そして、サンパウロでも、自分が被害に遭うまでは治安が悪いという実感はなかった。ニュースで流れることは他人事、、、。
でも今は、サンパウロは治安が悪いと、自信をもっていえる。本当に自分の周囲50メートル以内で事件が起こったこと数回。ボーっとしているわけでもない。自動車が盗まれた。鉄砲を持った警官が泥棒を追いかけて、わたしの隣を横切る。知人のご両親が強盗に遭う。隣のアパートの家に泥棒が入ってテレビや現金を盗まれる。歩いていて、服をつかまれてお金を取られそうになる。友人の向かいのアパートにピストル強盗が入って、被害者は負傷する。全て一年以内に住居の半径1キロ以内で起こったことを揚げてみた。決して作り事ではない。だから治安が悪いということができるし、それがどういうことかも分かるようになった。
だけど、目立たないようにして、全てに最大限注意して行動していれば、恐れすぎることもない。よっぽど、なにかの中毒者にでも遭遇しない限り、せいぜいお金を取られるだけ。だけど、外出時に注意しすぎてしすぎることはない。
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傾いた歩道
サンパウロは道が悪いところが多い。ちょっと行けば段や穴ぼこにでくわす。さらに、歩道がたいてい建物側から道路がわに勾配がついている。そんなに土木技術が悪いのかと思っていたけれど、実は、雨季のスコールの時、住居に水が入ってこないように水はけをよくするためだと、後になって気づいた。しかし、傾いた歩道は、ベビーカーを押したりする身分のものにとっては、厄介。
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時刻表も行き先もない
各地へ向かうバスは例外として、市内のバスや電車の時刻表はない。バスにいたっては、途中乗車の場所なら行き先さえなく、ただ棒が一本立っているだけ。かっての分からない人にとっては不親切きわまりない。まあ、交通事情もあるし、決まった時刻にこれないこともあるということを考えれば、ないほうが、時刻どおりに動くこともなく、裏切られたという気持ちにならないかも。それにわからなければ、みんな親切に教えてくれるしね(ほんとか嘘かは別にして)。
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サンパウロの旗
サンパウロの州の旗というのは、いたるところで、例えば、学校の看板、市内のバス、清掃車などなど、見かけることができる。我が家の窓からも、セントロにあるbanespa(サンパウロ州の銀行)ビルの頂上でなびくサンパウロ州の旗を見ることができたり。
州の旗はアメリカの国旗の横じまの部分を白と黒にして、星の部分には、星が4つとブラジル全土の地図が描かれている。その旗とは別に、時々、大航海時代を思わせるような、白地に赤い十字模様と、交差する部分には紋章のようなデザインのついた旗がある。州の旗より、断然かっこいい。こちらは外部からやってきたものには謎の旗。調べたところ、単純なことに、サンパウロ市の旗だった。そういえば、サンパウロ市の誕生日の月には、けっこう町中にその旗が目立っていたような。
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月の満ち欠け
子供を寝かすために月見をするということがある。狭い我が家の窓から数時間見ることのできる月。ある日眺めると、左側の三日月。もうすぐ新月かと思っていたら、日に日に大きくなって、半月に、そして満月に向かっていくでは!そう、ここは南半球の国。南回帰線上だってサンパウロのすぐ近くだったっけ。二本の暗記教育の中では、月は右から大きくなるということが定着していたけれど、よくよく理屈で考えると、当然、丸い地球上で、北半球とはさかさまに月を見ることになるんだから、左から大きくなって、右に消えていく。じゃあ、赤道上はどうなるんだろう?ブラジルは赤道もあるから、いつか実物の月の変化を見たいな。
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花がボトッ
サンパウロは標高約600メートル、ながら、緯度が小さいため、日本みたいな花と南国の美しい花の両方が見られる。色の濃い、大きい花が景色を彩る。花に関する日本語表現は数知れないけれど、可憐なものが多い。散るというはかない運命でさえ、花が舞う、ひらひら、、、などと美しく結ばれる。ところが、花も直径10センチ近くなり、花びらも比例してぶ厚くなってくると、、そんな表現は当てはまらない。舞うどころか、重力に忠実に従って、ボトッっと音を立てて落下する。はじめて音を聞いたときは、小動物でもやってきたかと。
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掃除法
掃除機やほうき、ぞうきん、モップを使うことに変わりはない。だけどブラジル式というのか(外国はどこもなのかな?)、何でも汚いものは水で流してしまうという掃除法がある。とにかく、水を流して石鹸でごしごし掃除する。家の中だって。
台所や風呂、新しいタイプの家はフローリングならぬ、総タイリング(タイル張りのこと)の床。だから、ちょっと家具をよけて水を流してしまうのが手っ取り早くて清潔だったりする。もちろん、木の床にはしないけれど。はじめて家の中に水をまいて掃除したときは抵抗があったけど、なれると楽だし、暑い日は涼しくて快適。空気までイオン効果で澄んだ感じがしてくる。
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蘭、らん、ラン!
観賞用植物にランというと、とても贅沢な感じがする。ところがどうも、ブラジルにはランの原種がたくさんあるらしく、栽培している日系農家もたくさんあったりで、とにかく、日本でのチューリップ感覚以上に、身近な植物。ほっといても水だけやっていれば一年に一回は花も咲かせてくれる。そう、土で栽培するわけではないので、虫もあまりこない。我が家もいただいたり買ったりで、ランのハチが今では5つになった。でも、黒ポットにいれているせいかなぜかさえない。そのうち衣装換えしてあげないと!
←3月に咲いた自宅のラン
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花の名称ブンダ・ダ・マリア
人いわく、ブラジル人は花の名前をあまり知らないらしい。動物の名前はけっこう知っているらしいのだけれど。確かに、そうかもしれない。ある日、サントスからサンパウロに戻るバスで同乗した女性に、道路沿いで茂っている木に咲き乱れる花の名前を尋ねてみた。すると、知らない。とにかくたくさん咲いている。日本人ならこれだけ目にする花を知らないはずはない。まあ、美しいものは名前を知らなくても心で感じるということかな?と自分を納得させて、結局、その花の名前は知らないまま。
そんなブラジル人でもこれなら知っているという花、それがブンダ・ダ・マリアらしい。ブラジル国内、どこでもおおかた見られるらしい。庭の片隅で他の草木に混じって生えているイメージがある。ピンクとか白とかで、丸っこい花びら4枚の中心にポツッと1個、つぶがついている。単純にかわいくて、イラストなんかにもよく登場する花の姿をしている。ちなみにブンダ・ダ・マリアはマリアのお尻
という直訳だけれど、マリアという名前はどこにでもいるというのと、娼婦というのはどこにでもいるということを意味付けてつけられた呼称らしい。
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納得、姉妹都市『大阪』
サンパウロ市と大阪市は姉妹都市。姉妹都市になるための条件は知らないけれど、サンパウロの中心街(セントロを中心とした地区)を散策していると、なるほどなあっと思わずにはいられない。
世界中の企業が進出してきているのはもちろん、とにかく、商売のまち。安い電気製品を売っているところ、金物屋、飲食店業務用機器の販売、仕立て屋など、卸売業者が集まっている。そして、なんかごみごみした感じに空気の悪さ。
続いて、サンパウロはいわずと知れた多民族で成り立った社会。まあ、日本は単一民族の国家ということになっているけれど、在日韓国人 や中国人の存在は見逃せない。大阪市内には昔から韓国人が多く集まっている地域がある。サンパウロのボン・へチーロ地区たいなもの。
大阪のおばちゃん風ブラジル人
さらに大阪のおばちゃん気質がサンパウロはもとよりラテン的だとよくいわれる。『どや!大阪のおばちゃん学』という本の見出しにも、「飴ちゃんひとつで人の心をわしづかみ」「厚かましさを愛嬌にみせる人心掌握力は見事」「道に迷う人あれば、堂々と間違った道を教える」「今この行動力と楽天主義を学びたい」などが揚げられていた。サンパウロで生活していると、それらの事象がブラジル人の行動にも現れていると実感する。道に関して言えば、驚くことにブラジル人は自分が道を尋ねたとき、分からないとか無視されるのが最もいやらしい(アラブ的な風習とも聞く)。嘘でもいいから何かを答えてほしいらしい。そしてほんとうに嘘を教えられたこと多々あり。だから道を尋ねるときは、50メートル毎に違う人に質問することにしている。大阪のおばちゃんもそうかな?とにかくコミュニケーションがすきなんだろうな。
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サンパウロのカーニバル
カーニバルといえば、ブラジルを象徴するような一大行事。ところが、最近はその休暇こそ、一番の楽しみ、カーニバルなんて何のその、優雅に旅行でも、という人が増えている。
リオで有名なカーニバルの行進。サンパウロでもかなりの規模のものが行われる。本物を見る以前は、カーニバルは会場の中で行われるなんて知らなかった。つまり、街の中をうねり歩く(人口1千万の大都市じゃ無理)というわけではなく、町の一部で行われているだけの話。だから参加しなければ、実感もわかない。まあ、地域ごとにある、いろんなクラブの中では踊り明かしたりもしているようだけど。しかし、そういうところも減りつつあるらしい。
まあ、派手なイベントで、一見の価値はある気がするけれど、参加しないのなら、小さな町の伝統的な祭りの方が、情緒を感じるかもしれない。
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妊婦のお腹
妊娠してから妊婦や赤ちゃん連れのお母さんに目がいくようになった。
日本ではおなかが大きくなると腹帯などを巻いたりして安定させる人もいる。ブラジルでは見る限り、そんな暑苦しいものをまいている人はいない。それどころか、服からおなかがはみ出て、おへそが丸見え。それはそれでかわいい姿だと思う。当然、マタニティーワンピースみたいなのを着ている人だって少ない。ズボンスタイルの人がけっこう多い。それだけ妊娠して新しい命を授かるということが誇らしく、自然なことということかな。サンパウロの下町にはいつも妊婦と赤ちゃんが生活のいち風景にある。
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今昔奴隷制
ブラジルの歴史年表を見ていた。1988年5月13日が奴隷制廃止だけれど、1985年に60歳奴隷解放というのがあった。85年に公式に60歳奴隷解放が定められたとはいえ、それ以前からお年より奴隷にはそれなりの優遇措置があったかもしれない。60歳を過ぎると奴隷がやめられるというのは今の定年制度みたいなものでは!?奴隷という言葉が変わっただけで、会社員も所詮、奴隷。意外と奴隷制時代の暮らしのほうがよかったかもしれない。実際、ブラジルの奴隷はそれほど悪いことばかりでなかったらしい。
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まったり犬
ブラジルもペット天国。たくさんの人が犬、猫、鳥、その他色々な動物を飼っている。飼い犬生活がいいか野良犬生活ががいいかは、犬に聞いてみなければ分からない。
サンパウロの下町では、野良犬らしき、だけど、意外と人間にかわいがれれて、それほど悪い暮らしではない犬たちがたくさんいる。そんな犬たちは全く放し飼いながら、意外とかみつくこともなく、まったりと暮らしている(噛みついたという話題は、飼い犬に多い)。暑いときは車の下や路上の日陰で、誰に止められることもなくだらだら昼寝をし、おなかがすけば、どこからかお恵みがやってくる。ストレスとは無縁の日常のようだ。歩く姿ものろのろながら、車にひかれるようなへまはしない。
そんな犬の姿は、かわいがっている人間の姿の生き写しかもしれない。
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車の色
サンパウロを走る車の色は、自家用車に白が少ない。ねずみ色とか緑とかエンジ色とか、中途半端な色が多い気がする。白色といえば、タクシーや商用車、救急車(まあ、いろんなマークがついているけど)などの車。汚れるからか、白色を高貴だと思っているのか、理由は分からない。
何十年もブラジルにいる人がいうには、昔はラテン系の国というイメージどおり、紫や赤、もっとカラフルな自動車が多かったらしい。でも経済の発展に伴って、先進国のように地味な色が増えていったとのこと。
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ストロー
お店で飲み物を飲むとき、ブラジルではたいてい、ストローを2本さす。2種類の色でお洒落だし、恋人と分けて飲むこともできる。2本だと1回でたくさん飲めるという利点もある(といっても1本1本、細いストローが多い)。
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ブラジルの生活音代表
我が家のアパートは築50年以上。ほとんど地震のない国だから住める家かもしれない。古いとはいえ、わたし的にはアンティ−ク調だと思って気に入っている。一部屋が広くて天井が高い。昔、イタリア人が作ったという雰囲気が感じられる。
そんなアパートの構造は少し変わっている。図に示すと下のようになる。

お隣というか、お向かいさんというか、とにかく、隣の家が見える。階下の家の様子も見える。まあ、見えるところは台所だけ(我が家は真ん中で、寝室も見える。図にはないけど、窓もちゃんとある。)だけれど、音もよく聞こえる。子供をしかっている声、鳥と会話している声、歌う声。そんな音は日本でも聞こえるものかもしれない。だけど、ブラジル的だと思う音がひとつ。それは、圧力鍋で豆を煮る音。シューッシューッという音は、どこの家庭からも聞かれるものだと思う。ああ、隣の家は今日もフェイジョンか、、、そんな我が家は今日もお味噌汁。
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スーパーのレジ
チェーン店のスーパーのレジは、ちょっと2,3人前で人が並んでいると、日本の3倍くらい待たされることが日常茶飯事。
原因はいくつかある。
1、ブラジル人は一度に購たくさん入する。
2、レジに細かいお釣りがすぐなくなって、ほかの店員に両替してもらうのを待つ。
3、買い物した商品をレジ係が袋に入れたりする。
4、レジ係は人を待たせることを全く気にしていない。
などなど。とにかく時間帯が悪いと牛乳一本買うだけで、家に帰れるんじゃないかと思うくらい待つこともある。
植物のツルと排水溝の水
長年ブラジルに住んでいる日本人の観察力はたいしたもの。聞くところによると、アサガオのツルが棒に巻きついていく方向や、水が排水溝に流れていく渦巻きの方向は、日本と反対らしい。南半球ということで、地球の引力と自転の関係に変化が!日本でそんな事象を観察したことはなかったから、ブラジルでは反対なのか確認できないけれど、いつか、確かめてみたいな。これからブラジルに来る人は、日本で観察しておくと、ひとつ発見できることが増えるかも!
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花束の色に異文化を感ずる、、、
花束を買おうとした。バラを買おうとした。バラだけでは寂しいということで、カスミソウを探した。だけど、カスミソウは売られていなかった。店員に花束を作ってほしいと頼むと、赤いバラとの組み合わせに、黄色い、ちまちまとした花を取り出してきて、一生懸命アレンジしてくれた。カスミソウが黄色くなったような花。でも、黄色と白じゃ大違い、なんだか落ち着かない花束ができあがった。
自分が選んだと思われると、なんだか恥ずかしい。わたし的には、この赤と黄色の組み合わせがあまり素敵だと思えない。見慣れて育たなかったからかな?ブラジル人はこの組み合わせを美しいと感じるのかな?サンパウロのそこら辺の花屋に、バラと黄色いカスミソウもどきの花束は、そこかしこ。
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ババさん
日本人の奥さんが「赤ちゃんはババさんに見てもらっている」と話した。その言葉を聞いて、なんて失礼な人かと思った。いくら赤ちゃんを見る係だからって、おババとは。でも実は、ババさんというのは、サンパウロの日系人の間ではベビーシッターを意味する。ババという言葉はポ日辞典で調べてもでていない。だけど、普通のブラジル人との会話の中でもババという言葉は出てきたから、おそらく俗語みたいなものなんだろう。だから、ババというのは決して失礼なわけではなく、むしろ、ポルトガル語に『さん付け』までしているんだから、丁寧ということになる。
ババを雇えないわたし
お金に余裕のある人は、ゼロ歳児でも、ババサンに預けることに抵抗が少ない国、ブラジル。仕事の得にくい国だから、どんなことでも仕事にしてしまうのかもしれない。日本なんかに比べると、ババさんが普通に利用される国なのは事実。日本人の駐在員なんかも、けっこう安いし利用している。
それほど余裕がないからともいえるが、私はやっぱり、ゼロ歳や1歳の乳幼児を他人に預ける気にはなれなかった。本当に安く気軽に利用できるババ。預けてみてもよかったけど、やっぱり、子供をどう扱われているかなんて分からない。いくら大丈夫そうな人だといっても心配。
きっとこの精神は文化の違いのような気がする。もともと貴族と奴隷文化で始まった国。みんなが貴族的なものに憧れている国。貴族の奥様は乳児のオムツなんて替えるなんてとてもとても。ババさんにおまかせ。そして、今では庶民にまでそういう文化が残っているような気がする。子供を預けることは自分を解放する優雅なことなんて。考えすぎかな?
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心地よいウエイター
サンパウロのレストランで注文をとりに来てくれる人は、圧倒的に男の人が多い。そして接客が洗練されている。容姿端麗とか教養が高いというわけではなくて、お客様をできるだけ快適にしようという心遣いを感じさせる人が多い。ブラジルだから、たいてい接客マニュアルなんていうものはないと思う。せいぜい、お客様をというか、出会う人を大切にしなさいということをいわれているくらいだと思う。広げていえば、人を心地よくさせてあげなさいということは、家庭や教会で身についているのかもしれない。ブラジルのレストランでいると、マニュアル化された接客をする一部の日本のレストランなんかを味気なく思うことがある。優雅な気分で食事ができるのは、断然、ブラジルのレストラン。
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わたしがブラジルで生き残る道
色々考えて、結局、日本を基盤に生活することに心は決めたけれど、もし、どうしてもブラジルで生きなければならない場合、どうやって生活していくか。
あたしが選ぶ道のひとつは、住み込み使用人、台所係なんて。とにかく、奴隷文化が残る国。超お金持ちはもちろん、小金持ち程度でも、使用人を雇う国。だから、わたしは台所のことが好きだし、お金持ちの家か別荘にだったら住み込みで台所係とかできないかなあなんて。食事の準備やお菓子を作ったり、材料費はオーナー持ち出し、食材豊かなブラジルで楽しく生きれるかもなんて。主人は車掃除や草むしり、窓拭き床磨きをして(きれいな家ならやりがいもある!)、、、。あるお金持ちの日系人の別荘で、そんな住み込み一家を見たことがあったので、わたしの生きる道がブラジルでもありそうだ、なんて思ったことがきっかけ!!!
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庶民の履物
サンパウロの庶民におなじみの履物といえば、ビーチサンダル。中でも最も定着しているブランドはhavaiana.。
ブラジルでビーチサンダルが普及した背景には日本の存在があるらしい。というのは、かつての大統領が訪日した際、日本人がビーチサンダルを履いているのを見て、これこそブラジルにふさわしい履物と絶賛し、早速、ブラジルでも生産するようになったとか。だから実は、ビーチサンダルが似合う国ブラジルよりも、日本のほうがビーチキャリアは長いということ。元をたどれば下駄文化が発端なのかもしれないし、、、。
ところで、前述したhavaianaはここ数年の間に大きく急成長しているらしい。確かに宣伝には力が入っている。かつて、このメーカーの主力商品といえば、白い底面に、足をかけるところが水色というもので、なんとなく、下町の履物みたいなイメージが定着していた。だけど、最近では、よりカラフルなデザインのものや、ビーチ型サンダルみたいな小洒落た商品も登場して、日常のちょっとしたファッションにもあわせやすくなってきている。そのため、ヨーロッパなどにも、ずいぶんと高い値段で輸出するようになったとか。日本でもソニープラザとかで売っているとか聞いたけど、実際は確認していない。
どこの家でもたいてい一足はあるhavaiana。国内では値段も安いし、現代のサンパウロの文化のひとつともいえる。日本へのお土産にもいいかも!シンプルで履きやすいデザインのビーチサンダルって意外と日本では少ないような気がするし、ちょっと近所のコンビニへ歩くのには、お洒落に見えるはず!

↑2歳の子供のビーチサンダル。赤い部分が水色なのが、元祖havaiana!
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外にいる人
サンパウロは外にいる人が多い。外から見える人ともいえる。その姿は、ただ、いそいそとしているだけではなくて、同じ場所で何をするでもない姿。久々に日本にいったから、こんな違いが見えてきた。人が多いから安全か、逆に警戒すべきか、、、。ともかく、私は人がゆったりと構えている姿を見ると落ち着く。
凧が好き!
ブラジルでは、一年中、凧揚げをしている風景がどこかで見られる。街中、海岸と、場所は選ば
ない。
子どもたちがよく使用するのは、文房具屋などで売っている一レアル凧。25センチ四方の逆五角形の形で、紙でできていている。しっぽや糸は自分たちでつけるようになっている。
街中でするのはいいけど、当然、電線が張り巡らされている。子どもたちの凧技術は結構見事なものだけど、誰だって失敗する。街の電線を観察していると、黒いビニール紐がいくつもひらひらとなびいている。最初は何かフェスタでもあったのかと思っていたけれど、実は凧が原因。感電していないのかな?

←海岸で凧を売る人。連凧にひきつけられる。
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豆の国ブラジル!こんなとこにまで圧力鍋が、、、
↑アルミ製の工芸品!アルミを用いてブラジルで使われるフォゴン(ガス台)、そして、さすがフェイジョン(豆類)の国ブラジル。空き缶を利用して圧力鍋が作られている!!最近、町を歩いていると、アルミ缶圧力鍋を作っている人に出会うことがある。アルチスタの間では、ブームかなのかもしれない。
有人宇宙飛行船乗組員
2006年3月、ロシアで打ち上げられた宇宙船のメンバーに1人にブラジル人がいた。BRICSなんていう言葉が流行っているみたいだけれど、その言葉に含まれる中国も、自国で有人宇宙飛行に成功。将来性は国が有人宇宙飛行に成功したり、そういう人材を輩出できるかで計れるのかもしれない。
上記の事実があって、アルミ工芸品の中に下のような作品まで、、、。ロケットの前にはブラジル出身の偉大なる発明家、サントス・ズモンド(飛行機を発明した。今年で生誕100周年)の写真まで、、、。

←アルミ製ロケット。アルミの反射光よりもブラジル国旗がまぶしい!
飛行機輸出国
全項目の話に通じるが、え!?と思うけれど、ブラジルは飛行機の輸出国でもあるそうです。
我が家の前にも、毎日2分おきに飛行機が離着陸しています。大国には飛行機が必須です!
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ガス灯が使用されている!

←よく見ると、内部にガス管が!
セントロにある、サンパウロ市創建物語の起源ともいうべき、パティオ・ド・コレジオ。数年前にリフォームされて以来、観光名所になっている。
そんなコレジオの前の広場の片隅に、数本立ち並ぶ街灯がある。普通に歩いていると、素通りしてしまうんだけど、暇を持て余して、ガラスの中をよーく観察してみると、普通と構造が違う。なにやら小さな小さな土管のようなものの先に、火がともっている。そう、正真正銘のガス灯だった!
表の広場のほかに、コレジオ内の喫茶店のパティオの前にもガス灯がある。歴史ある町をアピールするからといって、街灯のガス灯まで、実際に使われているというのがおもしろいなあ、、、。
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テンプラは韓国料理?
2005年のリフォーム以来、土日ともなるとメルカード・ムニシパル(市立市場)は人でごった返している。人々の食料庫が活気付いているのはいいことだなあと思いつつ、混雑の隙間を歩いていると、メルカード・ムニシパルが出しているという、料理レシピの本を発見!
赤い拍子の中に、素敵なメルカードの外観の写真で飾られた表紙。これは面白そうだと、購入しなければいけないか?なんて思って、中を拝見。
世界からの移住者の集まるサンパウロらしく、世界各国の料理レシピが紹介されている。ますますおもしろそうだと思って、、、それでは、日本のレシピは何かな?と探してみた。
『テンプラ』の項目があった。だけど、『韓国料理の味』なんていう言葉が後ろについている。思わず、韓国料理にテンプラもあるのか?と思ってしまったけれど、東洋人街のフェイラなんかでも、テンプラは日本食という風になってブラジル人に紹介されている。
ということは、やっぱり、このレシピの記述は怪しい!
本を購入するのは中止に。折角、表紙はよかったのにな、、、。

←メルカード・ムニシパルで売られていた本。
これはお奨めの本!

個人的な用事と趣味で、ブラジルの果物について、もっと調べようと思った。本屋さんを徘徊していて、早速、これは参考になりそうだと思う一冊を発見!
2005年4月に出版された『FRUTAS BRASIL FRUTAS』という本。ブラジルにある、代表的な熱帯性の果物などが、豊富で綺麗な写真とともに解説されている。とにかく、ぱっと見ておもしろくて美しい!
果物って、専門家でなくても、珍しいものを『おもしろいな』って、誰でもが思えるもの!?だけど、違う国の果物を違う国の人に説明するのは、結構、難しい。いい写真も取れにくい。
そんな問題を解決してくれそうな一冊。ブラジルのおもしろい部分である熱帯産果物を日本に紹介するとき、絶対、役に立ちそう!
値段が安かったら、日本の友人にお土産で持って帰りたいんだけれど、一冊、通常価格130レアル(7000円か8000円)前後。古本屋でも、今のところ、80レアルくらいまでにしか下がっていない。だけど、自分のためには、今回、古本屋でさらに15レアル値切って、購入しました!
ちなみに、この本、日本人の本屋さんの話では、こちらに在住の日本人の人にもよく売れているそう。ブラジル全体でどれだけ売れているかは分からないけれど、日本人はこういう本を特に好むのかもしれないなあ、なんて思ったりもした。
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ある日、バスの中の風景

ある日曜日、市内バスでの風景。パゴーデの陽気な音楽がラジオから流れてくる。バス料金回収係の女性は運転席の横に座って(座席ではない)、運転手にひたすらおしゃべりをしている。(いつもこんな景色ではありません。この日は日曜でお客さんも少なかった)
こんな光景、日本だったら、事故につながる!って営業停止処分が出るかもしれない。
だけど、せっかくの日曜日なのにお仕事。楽しく働かないとストレスがたまって、もっと大きな事故になるかもしれない!?
お気楽なわたしは、ブラジル的バスの仕事ブリを歓迎してしまう!
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鉄道ファン必見

←ブラジルの鉄道の本
3歳の息子は蒸気機関車が大好き。私が本屋さんで立ち読み中、息子がなにやら大きな本を運んできた。もちろん、鉄道本だった。
さて、子供が持ってきたとはいえ、その本は馬鹿にできない。表紙カバーも魅力的。タイトルは『AS FERROVIAS
DO BRASIL』。つまり、ブラジルの鉄道を過去の様子を交えて全国に渡って紹介している。色んな蒸気機関車が載っていて、しかも、ノスタルジックな雰囲気で構成されていて、鉄道ファンの方ならもちろん、普通の大人の女性から見ても素敵な本。
息子に買ってやろうにも、150レアル(8000円くらい)もして断念。その後、私がその本をほしくなってしまって、がんばってためたお小遣いをはたいて購入を決断。ところが、本屋さんに行くと全部売れてしまっていた。そんな高い本を買う人がそんなにいるのかと不思議に思い店員さんに尋ねると、外国へのお土産にまとめて買っていった人がいたとか。そう、この本、世界の鉄道ファンに絶対受けると思う。
ブラジルの鉄道は現在、広範囲での使用は貨物を運ぶためだけの使用だけれど、ブラジルの鉄道というか、南米の鉄道は結構世界にみても面白いような。というのは、サンパウロはイギリス系の人に鉄道が敷かれていたり、リオのほうはフランス系の人が中心に鉄道が敷かれていたりと。だから、今も残る過去の鉄道関連の形跡は、微妙に違いが見られたりする。サンパウロでも近郊の人々を運ぶために運行している列車があるけど、それに乗るると、鉄道沿線の風景とか、昔の雰囲気が残る駅とか、腐食した電車とか、、、とにかく、たった100年だけれど時代の移ろいというか、なんともいえない趣を感じる。
ちなみに、ブラジルの列車はノロノロ運転(たまに猛スピードの線があったけど)。だから、古めかしい気がするけど、それほど脱線の心配はなさそう。
港町サントスから標高700メートルのサンパウロに上がった地点のパラナピアカーバという町は、かつて鉄道をブラジル高原まで敷くために、イギリス人が居住して工事に当たったそうだ。電車の博物館の敷地の端っこには、急な傾斜を下り始める天然のジェットコースターのような場所にレールがのびているのを垣間見る。かつては人々も運んでいたが、現在は旅客の運搬は中止。雄大なマッタ・アトランチカ(海岸線の森林山脈地帯)を走る列車の風景、一度は車窓から眺めたいなあ、、、。

↑ちょうど大西洋に面する山脈の頂上に当たるパラナピアカーバは、町がよく雲に包まれる。

←息子と夫が発見!サビのある列車。こんなものをそのまま放置している寛大なブラジル。
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