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カルフォルニアの伝説的バンドTAKENが遂に来日。
そんな噂を聞いたのは去年だった。初めは半信半疑。しかし、日が近づくにつれ現実身を帯びてくる。
北海道のFalling Leavesが呼ぶというのだ。以前にもMIKOTOを呼んだりしていたレーベルで今年1月にはTAKENのB-SIDE、そして日本バンドによるトリビュートがリリースされた。
そしてさらに嬉しいニュースが。こちらもカルフォルニアのニンテンドーコアことHORSE
the bandがツアーに同行することが決定したのだ。
現在彼らはワールドツアーを刊行中でその一環でこのツアーが実現した。
3/14(金)
柏RED BOMB
初日。自分はnajatとして出演することになっていた。
二時頃会場に着くとちょうどTAKENのリハーサルが始まろうとしていた。
狭い会場にはほとんど人がおらず、いたのはHORSE
the bandのメンバー数人とFalling Leaves代表でevylockのボーカルも努めるコーキさんのみだった。
そしてドラムロールが流れた。ファンにはお馴染みのアノ曲だ。ラストep、BETWEEN
TWO UNSEENSの一曲目として収録されているArrested
Impulse!
初めて見るTAKENに興奮しながらも数人だけの前で見たTAKEN。何て贅沢な(笑)そうそう、HORSE
the bandのエリック(Key)がTAKENを見て一人で大はしゃぎしていたのが凄い印象的でした(笑)
一通りリハーサルが終わると会場には数々のマーチャンが所狭しと並べられていた。TAKENのシャツやパーカーなど、現在ではなかなか手に入らないモノばかりでファンにはヨダレモノのモノばかり。
一日目のライブが始まった。まず初めはUSE MY THIRD ARMS。茨城のバンドでエモーショナルなメロディーラインとオールドスクールハードコアを融合したようなバンド。
次は横浜のCOMMUNITY TRUST。Shai Huludのような複雑な楽曲とラップから影響を受けたような印象のボーカルが特徴的なバンドで、今までに二枚のアルバムが出ている。
そしてHORSE the band。既に人が大勢前に押し寄せていた。
本当に狂ったようなステージングのボーカルとキーボード。強持のボーカルに対してキーボードは終始ファニーフェイス。可愛すぎます(笑)
狭いステージの上を飛び跳ねまくるんですが、その動きに反して演奏が上手い!適当に鍵盤を叩いているようなのに…
たくさんのライブをこなしてきているバンドだからこそ、上手い。叩き上げられてきたバンド、という印象があった。
すでにフロアでは大勢のモッシャーが暴れまくる。ニンテンドーコアという名前ながらその正体は実はメタルコアのようなものなのかもしれない。
次は自分のバンドnajatなので割愛(自分達の都合で順番が変わってしまいました…本当に申し訳ありません。)
そして今回TAKEN、HORSE the bandと一緒にツアーを廻るevylock。
でも、自分のライブで疲れすぎた為にあまりきちんと見ることが出来ませんでした。
最後はもちろんTAKEN。大勢のファンが見守る中始まった。
荘厳な美しいインストナンバーから始まったのはNEVER
AN ANSWER。
そこからは怒濤の展開。ラストepからの曲はもちろん、1st、2ndからも人気曲が披露され選曲がかなりベスト!
初日ということで移動の疲れなんかもあっただろうが、そんなこと感じさせないライブ。楽器陣はそこまで激しく動かないものの、きちんと自分の仕事をこなしていく職人。
特にドラマーはジャズの影響も感じさせるフィルインで観客を魅了させたのが印象的。
そしてカリスマボーカリストのRay。
MIKOTOの時とはまた違う感情を込めまくったボーカルには涙せざるを得ません。
TAKENが見られたという感動もあるけれど(笑)
この日はその後オールナイトイベントが入っているということで感傷に浸れぬまま撤収。
結局疲労からみんな帰っていったのだが、Rayは凄い。
これはどこの会場でもそうだったんだけど、ファンの写真やサインに快く応じているのが印象的。
あそこまで紳士でファンとの会話を楽しんでいる人はなかなかいないと思う。


HORSE the band
3/15(土)
下北沢ERA
昨日の疲れ(特に首の筋肉痛が酷かった)を残しながらもツアー2日目。
場所を東京に移し、この日はトリビュートに参加した日本バンドが多数出演するという一日。
within the last wishやbasquiat等個人的にも仲の良いバンドが出演するということで大注目。
昼過ぎのスタートながらスタートから既に長蛇の列でトップバッターのbroadsideを見ることが出来ない人も大勢いた。
自分もその一人で、モニターで見ただけなのだが、トップバッターながらも盛り上がっていたのを見るとただならぬ一日になることは容易に予想できた。
会場に入り、LOSTやfilsofemを見る。どちらも良いステージングだった。
そして個人的に楽しみにしていたwithin the last wish。MIKOTOとも一度共演しているが、今回はTAKEN。
日本版TAKENなんてことも言われメンバーのTAKENの影響は計り知れないものがあるだろう。
日本語歌詞という特徴を持ちながらも叙情的な楽曲はTAKENの影響を感じることが出来る。
メンバーはいつも以上にテンションのあがったステージングでボーカルのコマツ氏はのっけからダイブ(笑)
その熱意に答えるようにフロアでもモッシュが起こっていた。
普段のライブではあまり前に出てこないベースの方が前に出てきて煽っていたり、メンバーの熱が伝わるすごく良いステージだった。
次は山口のbasquiat。先日ここでもレポートしたTRENDKILLで一度書いたことのあるバンドでこちらも叙情派ニュースクールバンドというカテゴリーに入れることの出来るバンドだろう。
山口での人気っぷりは行ってみて肌で実感したのだがこちら東京ではどうなのだろう。と少し心配でもあった。
でも、始まってしまえばこっちのモノとばかりに白熱のステージを見せてくれた。
美しい旋律のメロディーと迫力のあるボーカルは絶対に好きな人が多いはず。もっと認知されるべきバンドである。
最後はmyspaceにあがっている曲のphotographを披露。basquiatの楽曲の中でもかなり重く攻撃的な一曲。
言うなればNOT2BELIKESOMEONEに近いと思うのだが、その最後のシンガロングではステージから降りてきたボーカルに飛びつく人が何人もいた(自分もその一人…)。
だからこっちでの認知もされてきているのだろう。
今年はかなり活動的に動くということなので、関東圏の皆さんもステージを見ることが出来る機会が多くなると思う。是非ともチェックして欲しいバンドの一つだ。
次はnature livingだったのですが、長丁場のライブだったので食事を取るために一旦外へ。(within
the last wishのコマツ氏も一緒だったのですが、可愛いチワワに吠えられるというハプニングも(笑)
なんとかライブ会場に戻るとHORSE the band。モッシュピット付近で見ていたのですが、そこからでもやっぱりキーボードの狂いっぷりが分かるほどでした。
昨日より音もよく、モッシュパートも分かりやすかった上に人も多く、モッシュ祭りと化していました。残念なのが、ただ暴れたいだけにしか見えない人がいたことです。
外タレのライブに行くとそういう人もちらほら見かけられますが、もう少し楽しく出来ないのかねぇと思ってしまいました。
周りにも不快に思った人も多いはず。うーん。いただけない。
そしてevylock。日本のバンドの中でも10年目と長いキャリアながらなかなか関東圏の人にはなじみの薄いバンドですが、先日出たepにより、認知度が上がってきていることを再認識できるライブでした。
ただ盛り上がるだけのライブでなく、美しいメロディーを基調とした楽曲は見る人の心を打つ。
しかもこのツアーはevylockのメンバーも並々ならぬ気合いが感じられました。
トリはもちろんTAKEN。最前列で横にいた北海道から来た方とちょっと話したりして、ライブを待っていたのですが、今回は関東3公演、大阪1公演と前回のMIKOTOのツアーに比べるとなかなか見られない人も多かったと思います。でも、こうやって北海道から来る人もいるんだな、TAKENを見たい人は大勢いるんだと再確認。
ライブが始まると今回のツアーで最も凄い勢いで後ろから人が押し寄せてきました。
去年のヌンチャク並の!
前日と同じくインストで幕を上げたライブで、セットリストも前日と順番を入れ替えただけで曲は同じだったように思います。
中でもやっぱり認知度の高いBETWEEN TWO UNSEENの曲は大合唱!大盛上がりでした。
最後はそのepに収録されているEternity Was
On Our Lipsでシンガロング!で終わったと思います(うろ覚え…)
アンコールでは初日で披露されなかった曲も披露されました!!


within the last wish


basquiat
3/16(日)
大阪SUNHALL
この日は自分は行けませんでしたが、PALM、LOST、TENHO、CONVLUSIONらがサポートを努め行われたようです。
この日はというと四月リリースのGENESISの特典CDのレコーディングをやらせてもらいました。今回のツアーには関係のないことだけど、面白いバンドなので是非ともチェックしてみてください。
なんとPANTERAのHELLBOUNDのカバー!
3/17(月)
渋谷EGGMAN
ツアー最終日。
この日はemotal magazineでのインタビューがあったので三時前くらいに会場に行きました。
しかし、まだツアー組は到着しておらず、待つことに。
なんとか無事到着し、軽くリハーサルを済ませた後、TAKENのボーカリストRayにインタビューを取ることに成功。
何と、対面インタビューはemotal magazineとFOLLOW
UP(両方とも自分にやらせてもらうことになりました)のみということです。
その模様はインタビューにて!何と!!!な話も聞けました。
会場に戻ると少し時間が押しながらも一バンド目のisolateが始まりました。
GENESISのサポートメンバー含む五人のバンドでMISERY
SIGNALS、NOT2BELIKESOMEONEのような複雑でemotalな楽曲が特徴。
今後このウェブジンでも動向を追いかけてみようと思っているバンドです。
この日はベースが入院中で急遽GENESISの関がヘルプとして参加していました。彼はこのウェブジンでも色々と書いてもらっている人なのでご存じの方も多いと思います。
まだライブは数度という彼らですが、ライブ慣れはないもものフレッシュさ、楽曲のインパクトはかなりのもので、大きくなるポテンシャルを秘めているバンドの一つです。
次はCRYSTAL LAKE。なんと彼らもドラマーがサポートでした。ex.LOYAL
TO THE GRAVE、emuの方でしたが、ライブはというといつもと変わらぬステージ。
いや、いつもより激しいステージ。最近の新曲は出来なかったようですが、キラーチューンの昔の曲は多くのファンが魅了され、大盛上がり。
本当にコンスタントに良いライブをする素晴らしいバンドの一つです。
そしてHORSE the band。この日の狂いっぷりが一番凄かった…
白熱のライブを見せてくれました。攻撃的な楽曲にも観客はそれに応えることで盛り上がりが分かりました。
ツアーの疲れを微塵も感じさせないステージで(疲れはあったのだろうが)、やっぱり本当にライブバンドなんだなと思いました。
evylock。この日は凄かった…。
このツアーで二つの海外バンドをケアしていたのはevylockとその周りのスタッフ数名で、こういうDIYな活動がステージにも現れるんだと思います。
MCではボーカルのコーキさんが涙する場面もあったのですが、こっちも思わず泣いてしまいそうでした。
最後の方では外国人客に支えられながらナウシカのアレ的な場面も見られたのですが、さながらHELLFESTのDVDで見られるHOPESFALLのアレでした。
分からない人は是非DVDをチェック。
トリ前となるのは東京のendzweck。既に活動が十年を超えるベテランながらその活動は衰えることなくむしろ精力的になっているバンド。
この日は短い時間の中ではあったが、その実力が十二分に発揮されたステージだった。
短い時間ということでキラーチューンの嵐。名曲DESTINATIONでは珍しくシンガロングを仰いだりする場面もあった。
いやはや本当にカッコイイバンドである。
そして最後。残すはTAKENのみです。三日間見てきた中で特にRayの疲労具合はこの日のリハーサルでも感じられたのでちょっと心配でした。
でもそれはこの日のステージに起こる奇跡のフラグの一つだったのかもしれません。
なんと、最初の曲はArrested Impulse。そう、あの解散ライブ(BETWEEN
TWO UNSEENSのDVDに収録)を再現した形なのです。
自らのボーカルをフォローさせるように観客にマイクを向けシンガロングを仰ぐRayの姿はあの映像さながらで多くのファンを魅了させました。
三日間の中で最も少ないセットだったにも関わらず(きっとツアーの疲れもあったのでしょうが)一番すごいライブだったと感じさせたのはバンド全体としてライブをやっているという雰囲気だったのでしょう。
初日なんかは演奏は素晴らしかったもののライブバンドではないなっていう印象を正直受けたのですが、この日は本当に違った。
最前列でカメラを撮っていたのですが、迫力がありすぎて呆然とすることもあるくらい。
アンコールではRayはダイブし、観客の中に飛び込みもみくちゃになる場面もありました。同時にevylockのコーキさんもダイブし、もはやキッズと化していました。
本当に美しい光景でした。あの場に居合わせただけで本当に嬉しいです。


isolate


HORSE the band


endzweck






TAKEN
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