映画「SAYAMA みえない手錠をはずすまで」(金聖雄監督)

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無実の証明  

はじめに

1 無実を語る図面文字

2 非識字者への落とし穴

・3 小豆と狭山事件

4 自白の再現実験

5 無実を示す開示証拠

  「逮捕当日の上申書」

 ・6 四本杉の血痕反応は
 陰性

 ・7 最終食事の再現実験

 ・8 石川さんの文字とは

 ・9 筆記能力の時系列的
分析

10 押し倒し・後頭部裂傷
再現実験

・11 脅迫状の詩的表現技法

12 最終食事の色調に関す
る消化再現実験

13 「ソネット形式」と「人麿
体当て字」と「芭蕉流暗喩」

14 死体埋没再現実験

15 玉石落下再現実験

16 封筒・脅迫状の4日間
持ち歩き再現実験

17 封筒・脅迫状の自転車
持ち運び再現実験

18 脅迫状訂正の万年筆と
インク

19 両側腹部等の皮下出血
再現実験

・20 後頭部裂傷の凶器形状
再現実験

・21 頸部・頭部の皮下出血
再現実験

   

 狭山裁判員裁判市民
の経験則による狭山模擬裁

 1 「車出いく」の偽計

 2 脅迫状作成テスト

 3 「誘拐」か「偽装」か

 

 創作・狭山事件

  1 半沢英一『儀式』 

 

 

 

 

Yahoo!ジオシティーズ

  

 狭山事件の新たな映画が作成され、昨年の12月からこれまで全国各地で200か所、自主上映されてきましたが、ポレポレ東中野で劇場公開されます。
是非、石川さん夫妻の生の声を聞いていただければと思います。

 

 

 これまで何本もの狭山事件・裁判の映画が作られてきましたが、石川一雄さん自身が登場するこの映画は、やはり、一番、力のある映画と思います。

 是非、石川さんの声を聞いていただきたい、それだけです。(倖彦)

 

 <公式ホームページ>http://sayama-movie.com/ 

 

<ポレポレ東中野> http://www.mmjp.or.jp/pole2/

中野区東中野4-4-1/ポレポレ坐ビル地下/TEL 03-3371-0088/

JR東中野駅西口北側出口より徒歩1分・駅ホーム北側正面

地下鉄大江戸線A1出口より徒歩1分

<上映時間>

 6/20まで  12:10〜
 6/21より   15:50〜

 

<ゲストと監督のトーク>

6/20(金) 12:10の回上映後  ゲスト : 鎌田慧(ルポライター)、金聖雄(本作監督)

6/21(土) 15:50の回上映後  ゲスト : 桜井昌司(布川事件冤罪被害者)、金聖雄(本作監督)

6/22(日) 15:50の回上映後  ゲスト : 菅家利和(足利事件冤罪被害者)、金聖雄(本作監督)

7/5(土) 15:50の回上映後  ゲスト : 小室等(音楽家)、金聖雄(本作監督)

 

<コメント:映画パンフより>
石川さん本人について、実は私も何も知らない。そして、ぜひ知りたい
香山リカ(精神科医)

この映画には、「愛すべき人」がいる。「魅力的な人」がいる。それがいいんです。 周防正行(映画監督)


そうきたか” 石川夫妻の人間像を描くことで、むしろ冤罪のむごさが伝わってくる。やくみつる(漫画家)

 

<金聖雄(キムソンウン)監督のメッセージ:公式ホームページより>
「どうして狭山事件を映画にしたんですか!?」なんてことを良く聞かれることがあります。

映画が完成してあらためて「どうしてやろ?」と自問自答してみました。しかし竹を割ったようなすぱっとした答えが見つかりません。まあだいたいこれまでもそうなのですが私の場合、日頃気になっていることがいろんな出会いの中で積み重なって、気がついたら映画がはじまっていた、と言うのが正直なところです。

 

"狭山事件"、"冤罪被害"、"被差別部落"...。今考えるとよく映画にしたもんだなと我ながら感心します。そもそも私には難しい"問題"をひも解くような映画づくりができそうにありませんでした。私が拠り所にしたのは、とてもあやふやで、分かり難いもの。例えばそれは遠い昔に感じた事のある感覚やその時の臭い、空気感のような、抽象的なもの。

「なんかいい顔してるな...」「なんか切ないな...」

「なんかよくわからんけど、ええな?」...。 

 

困った事になかなか言葉で表しにくいものなのです。しかし言葉にできないからこそ、より映像的とも言えるでしょう。

 

石川一雄さんはどこからどうきりとっても"無実"としか思えません。しかし今も"殺人犯"という罪は晴れていないのが"現実"です。「冤罪」など決してあってはならない、しかしそんな中にあっても一歩ずつ自分の人生を生きぬいてきたのです。そのあきらめない姿は、凛として美しく、時として人々に感動を与えます。

 

しかし石川一雄さんの日々の暮らしは今もなお苦難の連続です。「じゃあ石川さんは不幸なのか!?」いいえ、私にはむしろ幸せそうに感じられます。「冤罪」という強いられた人生をまっすぐに歩む石川さんの生き方は「幸せとは」「愛とは」「友情とは」そして「正義とは」...。いろんなことを私たちに問いかけているような気がします。

 

映画はそんな石川さんと妻、早智子さんに3年間寄り添いました。

74歳の石川一雄さんには夢があります。「無実を証明して中学校に行きたい!」

私たちにできることは、映画「SAYAMAみえない手錠をはずすまで」をひとり一人に届けること。今はそんな思いでいっぱいです。

 

暗闇の中で大きなスクリーンからはね返る光りが観る人の目に届いたとき、それぞれの思いが映画と重なり合いもうひとつの物語がつむがれます。そのとき映画はもうひとつの大きな力を持つように思います。それはきっと石川さんの「無罪」につながるそう信じています。