2.現場写真
木造上棟式
上棟式(じょうとうしき)は棟上(むねあげ)建前(たてまえ)ともいいます。
これは地域によってさまざまなしきたりがあります。
岐阜県や三河地方では
屋根の四隅から一升もちをなげたり、
おもちとお金をまいたりします。
家を建てるってオカネモチなんです。
よく「うだつ」を上げるなんて言うのは家を建てる事。
ちなみにうだつは
隣家との境に防火壁として一段高い屋根の事です。
余談ですが建前は妻を供養する儀式だそうです。
昔棟梁が玄関の柱を間違えて短く切ってしまって、
自害を覚悟したそうです。
妻は棟梁に酒を飲ませ寝かしつけ、
一晩考えて朝方棟梁にだまって、
3個のマスをさしだすと「わかった」と言い、
そのマスで柱をおさめたとのことです。
残念ですが末代の恥を隠すため
妻を無きものにしてしまったそうです。
その供養のため女の七つ道具、
口紅、おしろい、くし、かんざし、鏡、かつら、こうがいを棟に飾るそうです。
妻に感謝しなさいって事ですね。
今では上棟式は
お施主様(お客様)と現場の職人さんが融和をはかると共に、
お施主様がどんな大工が建ててくれるのか、
また職人さんがどなたの家を建てるのか確認し合う場です。
相手の顔が見えるのはとても大切です。
御祝儀は?
よくお施主様から聞かれますのが、
棟梁は1万円から2万円ぐらい、
お手伝いは5千円から1万円ぐらいです。
気は心ですので決して強制ではありません。