リズム・コード/メロディー奏法 --目次--

 

はじめに

 

基礎編 : コード/メロディーのためのコード・フォームとコード・スケール

 

・コード/メロディー奏法の定義 

・コード/メロディーのためのコード・フォームとコード・スケール

 

1.指板の構造と音程

 

・指板全体の音程関係の把握

・音程の性格

・音程

・音程と転回

・音程構造

・音程構造のそれぞれの関係

・異弦同音

・各弦の音程関係

・完全音程の配置

 

2.コード・タイプ

 

・オープン・ポジション基本コードと3和音のタイプ分け

・オープン・ポジション基本コード

・トライアド

・重複音を持つ、トライアドの基本コード

・各オープン・ポジション基本コードの音程ダイアグラム

・3度型と5度型の位置関係とトライアドの分布

・オープン・ポジション基本コードによって導き出されたコード・タイプの整理

・異弦同音のフォーム

・トニック・ナンバリング・システムと機能和音

・オープン・ポジション基本コードとコード・スケール

・指板全体に渡る、基本的なダイアトニック・スケールのスケール・ポジション

・コード・フィールドという考え方

 

3.四和音

 

・四和音の構造 

・四声の声部の名称と用語 

・最も単純な四和音のフォームの捉え方 

・四和音のコード・タイプ (3度型と5度型、7度型、3度7度型)

・各構成音の意味合い

・声部の配置の基本

・3度と7度の音程と位置関係

・ルート省略形と転回によるバス配置

・同じコードの位置関係 : 転回と指板全体の分布

 

4.付加和音とサスペンション・コード

 

・6thコードと6.9thコード

・付加和音の機能上の性格

・サスペンション・コード

・6度の付加和音

・Sus4とSus2

・四和音と付加和音のフォームのもう一つの捉え方

・四和音の二重のトライアド構造の理論的意味

 

5.ドミナント7thコードのルート省略と代理和音

 

・代理ディミニッシュ7th

Dim7のコード・タイプ

・♭5th代理和音(裏代理コード)

・トップが8度(V音)を要求する場合の、bII7#11代理和音

 

6.必須の発展的なフォーム

 

・斜めのセーハ。♭5th(#11)音とM7th音--高音弦が低音方向へ配置される7度型

・3度型、もしくは7度型の変形

・低音方向へ展開する7度型--ソプラノ・アルトの2度音程和音

・6度をルートの隣の弦でとる13thと6度型

・8度トップのもう一つの可能性--トライトーンの内側に配置されるテンション

・内声(アルト・テナー)に2度音程を持つ転回のフォーム

・6弦ルートのフォームの異弦同音配置

・開放弦の活用

1.ルートに用いる開放弦 2.ルート以外のバス配置 3.上声、中声に用いる開放弦

 

・薬指のセーハ

・「部分的セーハ」と「非セーハ」による同一フレットの押弦

・運指の柔軟性と可能性

 

7.テンションとテンション・コードのフォーム

 

テンション・コードの理論

 

・テンションの定義

・アヴォイド・ノート

・8度以上の度数

・テンション・ノートが成立する根拠

・機能和音の構成音とテンション

・テンションによるコード・スケールの響きの表現

・オルタード・テンション

・各ダイアトニック・コードのコード・スケールとテンション、アヴォイド・ノート

・テンションの配置とテンション・コードのフォーム

・基本的なテンション・コードのフォーム

・ルート省略

 

8.コード/メロディーのためのコード・フォームの選択

 

・上声の可動音とフォームの転回

・各コード・フォーム、コード・タイプの可動音

・トップ・ノートを基準とした転回

・コード/メロディーとコード・フォームの連結

・コードとメロディーの「比」と、コード・フォームの選択

・コード・フォームの選択と連結のグルーピング

・各コード・フォームのコード・フィールドとトップ・ノート可動音

 

・各コード・フィールド、コード・スケールのダイアグラム

 

9.アッパー・ストラクチュア・トライアド(U.S.T.)と分数コード

 

・U.S.T.の内容

・各テンション・コードのフォームに可能なU.S.T.

 

分数コード

 

・分数コードの理論的意味合い

・分数コードのフォームの捉え方

・ペダル・トーンによる分数コード

・クリシェによる分数コード

 

10.リズム・コードのタイプとコード/メロディーの実践

 

・ダウン・ビートとアップ・ビート

・イーヴン・フィールとスウィング・フィール

・アップ・ビート・リズムとシンコペーション

・コンピング

・ハーモニック・リズム

 

・リズム・コードの形態(タイプ)とその相互関係

 

1.ダウンビート・コード/メロディー ・弱拍の補い

2.コード・アルペジオ/メロディー

3.ランニング、ウォーキング・ベース/コード

4.弱起と6度並行の重音

5.休符から始まる弱起のあつかい

6.弱拍のリハモニゼーション

7.コード・コンピング/メロディー

 


 

理論編 A.音階の理論

 

・音階の構造

・ダイアトニックの分析

・ペンタトニックとダイアトニックの関係

・チャーチ・モードとその構造

・チャーチ・モードの半音の位置関係

 

1.コード・スケール

 

・チャーチ・モードとコード・スケール

・調性での”音階”に関する「誤解」と「半分の理解」

・調性の部分としてのコード・スケール

・長調のコード・スケール

・トニックとトニック代理

・サブ・ドミナントとサブ・ドミナント代理

・ドミナントとドミナント代理

・コード・スケールの三度音程の構造

 

2.短調のコード・スケールとV7のコード・スケール

 

・短調のコード・スケールとテンション

・Tm

・メロディック・マイナーの転回とディミニッシュト・スケール、ホール・トーン・スケール

・Whole Tone Scale

・SDm

 

・V7

・ドミナント7th スケール

・ドミナント7th・スケールの中のコンポジット・スケール

・ドミナント7th・スケールのテンションのまとめ

・メロディーの変化音としてのテンション

 

・アヴェイラブル・ノート・スケール=コードに対して使用可能な「音階」

・二次的ドミナントと前置されるIIm7のコード・スケール

・V7スケールとしてのブルース・スケール

・オルタード・テンションの「浮動音」的な性格

 

3.メロディー、フレーズとコード・スケール

 

メロディー

 

・動機

・形式

・メロディーとフレーズの違い

・メロディーの動機

・コード・スケールとアヴェイラブル・ノート・スケールの内容

 

フレーズとコード・スケール

 

・フレーズの動機

・フレーズの類型(タイプ)

・非和声音の類型

・フレーズの分析

・複合的なフレーズと即興的なフレーズ

 

4.分散和音としてのコード・スケール

 

・転回による代理和音化

・コードの変わり目での分散和音の接続

 

5.アヴェイラブル・ノート・スケール

 

・アヴェイラブル・ノート・スケールとは何か

・V7 Scaleの転回と拡大された代理和音

・Diminished 代理と Whole Tone 和音

・Dim7代理の拡大

・Whole Tone Scale代理

・VII7 と VII Alterd V7 Scale

・V7のアヴェイラブル・ノート・スケールのII−Vへの応用

 

調的にアヴェイラブルな音階

 

・トニックからのペンタトニックとブルー・ノート

・トニックからのペンタトニックと調性

・和音、分散和音としてのペンタトニック

・ブルー・ノートと調性

 

・V7以外の機能和音のアヴェイラブル・ノート・スケールの拡大と調性 

1.Tm6に対するDorian 

2.TM7に対するLydian TM7以外に対するIonian

3.IVm7に対する Melodic minor 

4.トニック・ディミニッシュ

 


 

理論編B: コード進行とメロディーの関係

 

概論1:調性と和声

 

・和声音と非和声音

・和声音と和声(ヴォイシング)の原理

・和声

・不協和音程の解決と調性

・音の動き

・複数の音の動きの関係

・音程の協和と不協和音程の解決

・完全協和音程の禁則進行

・音程根音

・和声とニ声の関係

・和声法の禁則と原則

・共通音

・直行による外声の完全音程の禁則

・コードの変わり目での和声音の動きとメロディー

・機能和声の歴史と形

 

概論2: ジャズと現代ポピュラー音楽のヴォイシングの「習慣」

 

・和声”法”と和声”学”

・音感の習慣とその言語化・論理化

・音楽に可能・妥当な「理論」

・方法としての和声と各時代の和声観

・ジャズ・ポピュラー・バークリー”学派”と現代の学術としての音楽理論

・擬似理論、似非理論としての音楽理論と個人の「書法」の共有

・本書の”理論書”としての立ち位置

・ジャズ・ポピュラーの和声法

 

・古典和声法と四和音

・型としてのコード観と記号としてのコード観

・ソリ(Soli)のヴォイシング手法

・ヴォイス・リーディング

・古典和声の偶成和音と四和音の関係

・ジャズ・ポピュラーの和声と不協和音程の相対性

・テンションの性格

・ルートの進行

 

1.四和音とテンション・コードの和声法

 

・伴奏の和声の原則とリハモニゼーションの基本

 

・いくつかの注意点

 

1−A.伴奏の和声

 

・選択と連結の原則

・トップ・ノートの動きを静的に、ルート進行、バスの進行はオクターブ以内

・近い進行、遠い進行

・型の連続と選択

・四度進行の連結と転回によるバス配置

・二度、三度系のルート進行

 

1.二度上下進行

 

・V7の裏代理

・Dim7代理の解決

・ダイアトニックの2度進行

 

2.三度系の進行 ・転調を伴う三度進行

 

1−B.基本的なリハモニゼーション

 

・リハモニゼーションの定義

 

1.V7とII−Vの挿入--II−V分割

 

2.二度進行のリハモニゼーション 

 

・パッシング・ディミニッシュ

・ダイアトニック平行進行

ノン・ダイアトニック半音進行のリハモニゼーション 

ディミニッシュ二度平行進行

 

3.ダイアトニックの代理和音によるリハモニゼーション

4.裏代理進行のリハモニゼーション

 

5.V7代理の非原則的なルート進行

 

・代理和音同士の反復進行

・Dim7代理から派生するV7とII−V分割

 

・リハモニゼーションのまとめと、ランニング・ウォーキング・ベース・ライン

 

・ベースライン

・ランニング・ウォーキング・ベース・ライン

・四度進行のバスのライン化

・2拍の四度進行

・裏代理進行のバスのライン化

・半音進行による細分化

 

・四度進行以外のランニング・ウォーキング・ベースライン

 

1.二度上昇進行 2.二度下降進行 3.三度上昇進行 4.三度下降進行 5.五度進行

 

1−C.コード/メロディーのヴォイシング

 

2.コード進行と機能和音

 

・ダイアトニックの機能和音

 

・二次的機能和音

 

1.長調でのサブ・ドミナント・マイナーの借用 

2.二次的ドミナントと二次的II-V

 

・VIm7と柔らかい短調

・Dorianと古風な短調

・短調の機能和音と二次的ドミナント

・長調のV7上の一次的転調とマイナーのダイアトニックへの二次的V7

・メジャー・トニック代理の #IVm7b5

・四度進行とドミナント進行

・ドミナント進行の連続と裏代理

・二次的ドミナントと二次的II-V

・トニック代理への二次的ドミナントと二次的II-V

 

・特殊なドミナント7th 

 

1.II7(ダブル・ドミナント進行)

2.III7-IVM7の進行 

3.増5度を持つV7

 

・コード進行のパターン

 

・ハーモニック・リズムとコード進行のパターン ・コード進行のパターンの捉え方

 

・@開始 のパターン 

・A終止のパターン

・B接続のパターン

 

・明らかな転調のパターン

 

・一時的転調と「明らかな転調」

 

・基本的な転調のタイプ 

 

1.ピヴォット・コードを用いた転調部

2.元の調のトニックからの転調

3.四度進行、連続四度進行を用いた転調

 

3.非和声音とメロディー

 

・和声音と非和声音のバランス

・メロディーの小節線のまたぎ方の性格。

 

3−A.和声音のメロディー

 

3−B.非和声音の分類

 

1.コード・トーンを音階的につなぐ「経過音」

 

2.隣接音

 

・同一のコード・トーンに挟まれて現れ、コード・トーンを飾る「装飾音」もしくは補助音(Auxiliary Note オーグジリアリー・ノート)。

・主に強拍、もしくは拍の表に現れ、弱拍でコード・トーンへ解決する「倚音(いおん)Appoggiatura アッポジャトゥーラ

・連続倚音

・倚音の形の細分化--経過的倚音と補助的倚音

・二重非和声音。「挟みこむ動きの非和声音=解決の遅れる音=ディレイド・リゾルブ」

・次のコードの構成音を先取りして鳴らす「先取音 Anticipation (アンティシペーション)」

・コードの変わり目に現れ、解決しない非和声音--もしくは、跳躍進行で次のコードの和声音へ解決する非和声音、「逸音 Escaping Note(エスケーピング・ノート)」と先取和声音

・逸音に隠れた順次進行

 

・テンション・コードのコード・トーンと例外的な非和声音 

 

1.テンション・コードの構成音

2.ペンタトニックとブルー・ノート

 

非和声音のまとめと楽曲の分析

 

・Lover Man より

・Be Anything より

・Darn That Dream より

・Moonlight Becomes You より

・All Too Soon より

・When I Fall In Love より

My Ideal より

 

おわりに


実践編: 編曲譜


付録: スタンダード曲のコード進行分析