フロントロードホーン式サブウーハーの測定結果
部屋の模様替えにともなって、使わないようになっていたフロントロードホーン式サブウーハー(FHSW)を廃棄することにしました。今までデータをとって いなかったので、捨てる前に色々測っておくことにします。側面から見た音道等の構造は図のようになっています。奥行きはユニットがぎりぎり収まる、 120mmでそれを15mmの合板でサンドイッチして総奥行き150mmです。ユニットは両ch分の二つのフォステクスFF125Kが同じキャビに収まっ ています。
図1
図2にインピーダンス特性を示します。がたがたはありますが、共鳴管やバックロードホーンというよりは、fd=30Hzのバスレフのように見えます。
図2
図4は図3のように取り付け用のふたをはずして、ユニットの背面を開放にした場合で、 ピークがグンと高くなっていおり、標準状態ではバックキャビティーによって振幅が押さえられていたことがわかります。ま た、色々な山谷がはっきりして、ホーンらしく見えるようになっています。
図3
図4
バックキャビティーは細長い筒状ですが、図5のようにユニットと反対の端を空けてみると図6のようになります。元々バックキャビティーが小さすぎるので、 準後面開放でも使えるように用意してあったものです。
大雑把にいうと密閉と開放の中間ですが、どこがどうとは正 確にはいえません。
図5
図6
図7はユニットとして使っている、FF125Kの裸のインピーダンス特性です。FHSWはユニットを2本並列状態で測定しているので抵抗が倍半分違います が、それにしても共振の高さが全く違うことがわかります。
図7
図8は標準状態(バックキャビティー密閉)ホワイトノイズによる周波数特性計測で、特性がフラットだと赤のピークホールドが平らになります。部屋の影響を 強く受けるのでベランダでホーン開口 部 にマイクを近づけて測っています。
20Hz付近まで十分なレベルで再生しているのは良いのですが、中音域が500Hzくらいまでフラットに伸びてしまっています。サブウーハーよりは普通の ウーハーとして適当な特性になってしまっています。その状態で試聴はしていませんので質はなんともいえません が。3.5mHのコイルを入れて使っていましたが、サブウーハーとして使うに はもっと低いところできらないといけなかったようです。
図8
下は、測定時の暗騒音です。FHSWの出力よりは十分低いことがわかります。
図9