スピーカー自作歴(その1)
私のスピーカー自作も多分にもれず、故長岡鉄男氏の著作に影響されて始まり、未だにその影響化にあります。
(その1)は高校時代の第1作から大学時代まで。
第1作
親父が日曜大工が趣味で、家には電気工具や色々な道具類が揃っているという環境もあって、小学生時代から、オリジナル飛行機のソリッドモデルを作るのを趣
味にしていました。
高校時代
、「子供の科学」だったか「ラジオの製作」だったか、雑誌にパイオニアのSPユニットPE-101の広告があって、それに長岡氏が、PE-101を使った
バスレフ箱の設計・製作記事を載せていました。PE-101は高かったので、電気屋のショーケースの前で1時間悩んだ結果、フォステクスFE-103に変
更。箱の設計は週間FMに載っていたものかも知れません。
当時、メインにつかっていたダイヤトーンDS-251IIに比べて遜色なく聞こえたのに感激して、この道にはまり込んでしまいました。
今から思えば、DS-251IIはベストセラーではありましたが、 当時の使いこなしでは、70Hz以下はあんまり出てなかったせいもあると思います。
その後、ユニットは、フォステクスUP-103、テクニクス10F10と変わり、未だに実家でメインスピーカーとして使用中です。
第1作の現状。TWは名古屋・大須のジャンク屋で
見つけた正体不明のホーンTW。
第2作
週刊FMに長岡氏が書いてたスーパーウーハーの記事に刺激をうけて、フォステクスFE-163 2本使用の左右アンサンブル型ASWとして作成。独自設
計。fdは約45Hz、中高音の漏れが大きいので、フォステクスLC3Dのコイルを使った、100Hz、12db/Oct
のローパスフィルターをつけました。電話台として目立たぬ大きさにするつもりが、ついつい大きくなってしまい、結局、横倒しにしてTVを乗せていました。
前述のFE-103バスレフやDS-251IIと組み合わせると、効果歴然でした。たぶん高校時代だったと思います。
その後、カビが生えたかボイスコイルが固着してFE-163が動かなくなったので、中古屋で売ってた、なんかからはずしたらしいパイオニアの25cmウー
ハーを2本つけて、バスレフ式スーパーウーハーに変更。邪魔がられながらも実家で使用中。
第2作の現状。元は中にユニットがついたASWでしたが、今は、外側につけて普通のバスレフ箱として使用。
第3作
前記の二つで自宅の容量は飽和。
そこで、大学入学後、オーディオファンの友人をたきつけて、実費を出してもらって製作、納入と言うのが趣味になりました。金のない大学生として安くスピー
カーを手に入れたいが自作の場所も道具もない友人達と私の趣味が合致したかたちです。
当時の10cmフルレンジの高級機
コーラル4A70 4本使用のマトリックススピーカー。YMOのライディーンがぐるぐる回るのを友人とうれしがって聞いていました。長岡氏設計のMX-1
の奥行きを増やしただけですが、一応、独自設計。
第4作
フォステクスFP-163 2本使用のDRW型スーパーウーハー(アンサンブル型)。第3作とペアで友人の依頼で製作。友人に納入。独自設計。
DRWのダクト取り回しを、音の進行方向が180度回転するように工夫して作りましたが、やはり中高音のもれは大きかった。
第5作
フォステクスFE-103使用、檜板の木目を生かした小型バスレフ。友人に納入。独自設計。
小型で低音がぼんぼん出るように高めのバスレフ設計でしたが、友人は綿をつめて、ほぼ密閉状態で使っていたらしいです。
第6作
フォステクスFE-83使用、小型密閉。飛行機のソリッドモデルと同じようにサーフェサーとラッカーでプラスチックの塊みたいな仕上げにこったもの。友人
に納入。 独自設計、というほどの工夫はありませんが。
第7作
フォステクスFE-83使用、小型バスレフで友人のカーステ用に製作。FE-83で車内の過酷な環境にどれだけもったんでしょう?独自設計。
第8作
テクニクス7F10使用の小型ダブルバスレフ。テレビの横に置くというので作りましたが、当時は防磁にすることもしらず、あれでよかったんでしょうか?友
人はいい音だと喜んでいましたが・・ 独自設計。
第9作
テクニクス5HH10、フォステクスFE-103、フォステクスFW-200使用の3way。3wayというよりは、フルレンジ+スーパーツィーター+
スーパーウーハーを一つに詰め込んだのに近い。
自宅にあった使い込んだFE-103をつないだときはいいバランスでしたが、新品に換えたら、FE-103の中高域が高すぎてどうにもバランスがとれませ
んでした。エージングで何とかなるだろう、として、友人に、そのまま納入しましたが、申し訳なかったと思います。未だにユニット価格では我が自作中の最高
額ですが、最大の失敗作でもあります。独自設計。
第10作
日本橋のジャンク屋で、安い(500円くらいだった)のに磁石のでかい8cmユニットをみつけ、小型密閉にいれました。第10作目の記念ということで、つ
るつるにし、金色で仕上げ。世話になった卒業する先輩にあげようとしましたが、結局買ってくれた。 いい人でした。
その(1)おわり