エチオピア国内において携帯電話とモバイルインターネット(CDMA/EVDO)を利用する方法と補足で電源事情と対策について解説する。
エチオピア国内で携帯電話を利用するためには、エチオピアのSIMカードを入手する必要がある。
SIMカードは、街中で見かける携帯ショップで購入できる。価格は35ブル。
購入する際、申請書の記入と証明写真1,2枚(店によって異なる)とパスポート(IDカード)のコピーが必要となる。
購入したら携帯電話本体に挿入して利用開始となる。
購入したSIMカードを携帯電話本体に挿入することで利用を開始することができる。
エチオピア国内では、安い機種(通話とSMS(ショートメッセージ)の利用のみ)で200ブルから手に入る。
日本の携帯電話を使いたい場合、SIMロックを解除した機種でないと使えないので要注意。
また充電器に関してもコンセントの形状や電圧(220V)対応しているなど要確認。
通話料の支払い方法は、日本のプリペイド方式のように事前にチャージして、その金額分まで通話とSMSの利用が可能。
モバイルカードは携帯ショップや路上販売している人から購入できる。種類は500,100,50,25,10,5ブルの6種類がある。

エチオピア国内で個人のインターネット環境を整える場合、電話と同じく固定回線(ADSLなど)よりもモバイルインターネット(CDMA/EVDO)を主として利用する。
CDMAとEVDOの違いは、使っている周波数帯、通信速度および課金体系である。
EVDOの方が高速通信で、速度が必要な場合(Skype, Youtubeなどの動画視聴)におすすめ。
課金体系について、CDMAは携帯電話と同じくチャージした金額だけ通信可、EVDOは毎月決められた固定金額をチャージして一定の通信量まで利用可。
CDMAとEVDOとも利用するためには、専用の接続端末(USB接続タイプ)を入手する必要がある。
街中のパソコンショップや携帯ショップで販売していて、価格は1,200-2,000ブル(メーカーによる)。
ただし、古いタイプのものだとパソコンが対応していない場合があるので、購入時には対応しているか要確認。
CDMAとEVDOともに利用するためには、エチオテレコムに利用登録手続き(日本で言うところのプロバイダ契約にあたる)を行う必要がある。
場所はエチオテレコム事務所(アディスアベバはテレボレ通り、他に地方の主要都市にもある)で、受付時に申請書の記入、証明写真2枚、パスポート(IDカード)と登録手数料(170-230ブル)が必要。
EVDOの場合は、接続端末の機器も必要(端末に情報を登録するため)、CDMAの場合は必要としない。
利用登録が完了したらレシート(契約番号が記載されている)を受取るのを忘れないこと。
CDMAの場合はレシートと合わせてSIMカードを受取る。それを接続端末に挿入して利用開始となる。
EVDOは申込み時に月あたりの上限通信量の契約タイプ(下記表を参照)を決める必要がある。
| 月あたり上限通信量 | 月額 |
|---|---|
| 1GB | 300ブル |
| 2GB | 500ブル |
| 4GB | 700ブル |
基本的に接続端末の機器をパソコンに接続すると自動的にソフトウェアのインストールが開始するので、画面の指示に従ってインストールする。
※機器やパソコンによっては、ソフトウェアのインストールがうまくいかないことがあり、その場合は手動でダイアルアップ接続の設定を行う必要がある。ダイアルアップ接続の設定方法はパソコン機種等によるためここでは省略する。
機器によって若干の違いはあるが、インストールが終わったら以下の手順でソフトウェアの設定を行う。


| Profile Name | 自由(例:EthioTelecom) |
|---|---|
| Access number | #777 |
| User name | etc |
| Password | etc |
通信料の支払い方法は、基本的に携帯電話の通話料と同じく事前にチャージすることで行う。
EVDOは利用登録時に申し込んだ契約タイプの金額を毎月チャージする必要がある。
たとえば1GBの契約をした場合、毎月300ブルをチャージする。
※チャージしない月があった場合、その翌月にその月分も支払わないといけなくなるので要注意。
たとえば、7月はEVDOを利用せず(チャージしない)、8月に利用しようとした場合、7月分と8月分の金額をチャージしなければならない
海外経験のある方はよくご存じのことかと思うが、エチオピア国内でも日本の電化製品を使う場合、日本国内とのプラグ(コンセント)形状の違い、電圧の違い、不安定な電圧変動の3点に注意する必要がある。
世界各国でプラグ形状が異なるため、日本の電化製品(プラグ形状はAタイプと呼ばれるもの)を使うには、その国に合わせた変換アダプタを用意する必要がある。 エチオピア国内では、C・BF・Bタイプなどいくつかのプラグ形状が混在しているため、さまざまな形状に対応したマルチ変換アダプタを用意することをおすすめする。
プラグ形状と同様に世界各国で電圧が異なるため、日本の電化製品を使うには、その国の電源を直接使うのではなく電圧を変換させる必要がある。 エチオピア国内の電圧(220V)を日本の電圧(100V)に変換させるための機器として変圧器がある。 製品によって最大出力(W)が決まっており、出力の小さいものほど携帯性や価格に優れているが、使用できる機器が制限されるため、購入時には要検討。
<よくある落とし穴?!>
エチオピア国内では電気の供給が不安定なため、不安定な電圧や過電流を引き起こし、それにより電化製品の電源に負担をかけて故障につながりやすい。
不安定な電圧変動をおさえるためにも電圧安定機器(スタビライザー、電圧レギュレータ)、過電流を防ぐためにもサージサプレッサ(サージプロテクタ)を利用することが望ましい。
その他に、停電対策としてUPS(無停電電源装置)を利用するのもよい。製品によって電圧安定機能がついていないものもあるので、購入前に製品の仕様をよく確認し、必要に応じて電圧安定機器と組み合わせる必要がある。