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【ロンドン24日共同】ぼうこうがんなどの患者の尿のにおいを、犬が高い確率で識別できるという研究結果を、英研究者らがまとめ、英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル最新号で発表した。AP通信が24日、報じた。
犬は、患者の尿に含まれる異常なタンパク質をかぎ分けられるとみられる。研究者らは36人のがん患者を含む144人分の尿サンプルを使って、コッカースパニエルやラブラドルレトリバーなど6頭を7カ月以上にわたって訓練。
その後、7つの尿サンプルのにおいをかいで、がん患者のものと判断したサンプルの隣に横たわるというテストを繰り返したところ、41%の確率で成功した。コッカースパニエルの成績は優秀で56%の成功率だったという。
健康な人のものとして提供された尿を、全頭ががん患者としたため、提供者の精密検査を行い、右の腎臓に悪性腫瘍(しゅよう)が見つかったケースもあった。
全頭がかぎ分けに成功した尿もあったが、全頭が失敗した尿もあり、病気の進行具合や患者により、尿に残る兆候が異なる可能性があるという。
(2004/09/24) 共同通信
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