|
体の脂肪から、さまざまな組織のもとになる幹細胞を取り出して障害が起きた血管周辺に投与、新たな血管を作り出すことに中神啓徳大阪大助手(循環器内科)らがマウスの実験で成功した。
脂肪は比較的簡単に取れ、血管が詰まる病気の治療に実用化できれば、患者の負担が少ないという。29日から大阪市で開かれる日本肥満学会で発表する。
中神助手らは、マウスの脂肪から幹細胞を分離、培養し、人為的に血流を止めたマウスの足に注射した。4週間後には、注射していないマウスに比べ、注射したマウスの足は血流量が約15%増え、血管内皮細胞は約1.5倍になった。
また試験管内の実験で、ヒトの脂肪から取った幹細胞が血管内皮細胞に分化するのを確認した。
(2004/09/27 06:43)秋田魁新報
|