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総合科学技術会議が今年7月、ヒトクローン胚の作製・利用を基礎研究に限り認める最終報告書をまとめたのを受け、文部科学省は7日、ヒトクローン胚作製・利用に関する指針を策定するための作業部会を設置した。
現在、ヒトクローン胚作製を禁じているクローン技術法の特定胚指針を改正するほか、必要に応じて新たな指針で補完する。
作業部会は、あらゆる臓器や組織の細胞に分化できる胚性幹細胞(ES細胞)の作製・使用計画を審査している同省の「特定胚及びヒトES細胞研究専門委員会」の下に設置。<1>ヒトクローン胚を作製する際の手続き<2>研究機関の技術的条件<3>卵子入手の仕組み<4>ヒトクローン胚から作製したES細胞の樹立・使用条件――などを検討する。
ヒトクローン胚は、核を除いた卵子に、体細胞の核を移植して作る。ヒトクローン胚から作製したES細胞は、神経や筋肉に分化させれば、免疫拒絶反応が起きない再生医療が可能になると期待されている。
(2004/10/07/23:53 読売新聞
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