豪州の動物擁護団体、捕鯨中止など求め日本の船会社提訴

朝日新聞WEB版
2004/10/20/19:49

 オーストラリアの動物擁護団体「ヒューメイン・ソサエティー・インターナショナル」は19日、日本の調査捕鯨に参加している共同船舶(本社・東京)を相手に、捕鯨活動の中止などを求める訴えをシドニーの連邦地裁に起こした。同裁判所が訴訟を正式に受理するかどうかを判断する。

 ヒューメイン・ソサエティー・インターナショナルは、共同船舶が捕鯨活動をしている南極海の海域は豪州の排他的経済水域だと主張。鯨類の捕獲が禁じられている水域で、調査捕鯨は違法だとしている。

 共同船舶は日本鯨類研究所(東京)の調査捕鯨に船舶と要員を提供している。南極での領土権の主張は南極条約で凍結されており、水産庁遠洋課捕鯨班は「現時点で把握している限り、的を射ていない訴訟だ」としている。

  (2004/10/20/19:49 朝日新聞)


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