新型インフルエンザ大流行の恐れ、WHO警告

読売新聞WEB版
2004/11/26/23:05

 【バンコク=川辺徹】世界保健機関(WHO)の尾身茂・西太平洋地域事務局長は26日、バンコクで記者会見し、「(鳥インフルエンザウイルスの変異で出現する可能性が高いとされる)新型インフルエンザが、大流行する可能性が近年になく高い」と警告した。

 尾身氏はその理由として、「処分された家禽は昨年末以来、1億2000万羽以上と空前の規模」、「ネコやトラなど感染動物の種類も増えている」などと鳥インフルエンザ感染拡大の現状を指摘、人に感染するウイルスへの変異が起きやすい環境になっていると説明した。

 さらに「(新型の流行は)20―30年周期」であり、「香港かぜ」(1968年)から30年以上も新型インフルエンザの流行がないことを踏まえ「国際機関や政府が一層、真剣に取り組むことが必要だ」と強調した。

(2004/11/26/23:05 読売新聞)


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