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パーキンソン病のサルの骨髄から取り出した細胞を正常な神経細胞に変化させ、元のサルの脳に移植する治療に成功したと、出澤真理・東北大学教授(細胞組織学)らが発表した。
米医学誌「ジャーナル・オブ・クリニカル・インベスティゲーション」電子版に4日、掲載される。
パーキンソン病は、脳で神経の伝達を仲介する「ドーパミン神経細胞」が損なわれてドーパミンの分泌が減少し、運動機能などに支障が出る病気。
研究チームは、パーキンソン病を再現したカニクイザルから骨髄の「間葉系幹細胞」を取り出し、ドーパミン神経細胞に変化させてから脳に移植した。その結果、この細胞がドーパミンを出すことが確認され、約4か月後には、サルがものをつかむ能力も改善した。移植の9か月後に脳の細胞を調べ、細胞のがん化もなかったという。
(2012年12月4日 読売新聞)
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