1.まずはコンパイラーを準備しよう
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(1)さあ、Fortranを始めよう!
「よし、一丁FORTRANっつーもんをやったるか!」とやる気を出してくれてるあなた、本当にありがとう。そう思ってくれると、作ってるこちらもありがたいです(T_T) でも、ちょっと待った。実は何事も準備なしに作業はできないのです。
知っている方も多いと思いますが、プログラムを始めるにあたって、「コンパイラー」というものが必要になります。プログラムは、「ソース」という、あの英語だらけのイヤーな文章を、PCが理解できる機械語に「翻訳」する必要があるのです。ですから、その「コンパイラー」を入手することが先決です。
プログラミング言語には2種類あり、コンパイラー型とインタプリタ型に分かれます。コンパイラー型とは、書いたソース文(プログラムの内容を示す原文)を、機械語に翻訳し、実行ファイル(exeファイル)を作ってから、実行ファイルを実行するタイプです。一方、インタプリタ型というのは、実行前に逐次解釈するタイプです。HSPというプログラミング言語だと、ファンクションキーの5を押すだけで、翻訳、実行がなされます。コンパイラー型の方が実行までの速度が早く、インタプリタ型の方がいちいちコンパイル作業をしなくてすむのでプログラムの開発がしやすいです。
「もしかして、金かかるんじゃねーの?」とお思いのアナタ、ネットの世界はわれわれ金のないものの味方です。実はコンパイラーがフリー・無料で手に入るのです(いや、ほんとに)。これがそのアドレスです。コンパイラーのリンク先へ Fortranのコンパイラは、ほとんどが有償版です。トライアル版でしたら無料であるかもしれませんが、基本的に金を取ります。僕も富士通の有償版(つまり製品版)を使っています(ただ、僕の場合はいただいたので、自分の財布からは一円も出てませんけどね)。ですから、フリーのコンパイラが手に入るというのは非常にありがたいことです。自分でも下で紹介したコンパイラを実際にダウンロードしてみて使って見ました。下で紹介しているのはFortran77版で、90はコンパイル不可能でしたが、それでも十分に使っていける能力を秘めているので、Fortranを学んでいく上で問題ないと思います(途中、このHPにはよくFortran90の内容が出てくるので、それにより使用できないことが多いかもしれませんが、どうかご勘弁を)。
Fortran77では我慢できない,という方には、Fortran90用のコンパイラもあります。同じくSalford社さんが提供してくれています。下の77版と同じ方法で手に入れることができます。ただ、こちらのほうは下で紹介しているエディタと接続することができないので、少しコンパイルしづらいのが欠点です。そうはいっても、コンパイルの仕方は下の画面、次の章で説明しているので問題なくできるはずなので、こちらを使っていただいても構いません。結構Fortran77と90には機能面で差があるので、こちらのほうがいいかもしれません。多機能がいいなら90を、使いやすさなら77をお使いください。
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(2)コンパイラのダウンロードの仕方
ここのソフトは、Salford SOFTWAREさんが提供してくれているものです。この中の、「FTN77 Personal Edition」が、フリーのコンパイラです。

ここをクリックすると、個人情報を書き込むフォーム(用紙)が現れます。これを持ち得る英語の知識を使って全部書いてください。書いたら、「submit」を押してください。

しっかり書けてれば下の画面が5秒後に出てくるので、それを待ってから「Download」をおしてダウンロードを開始してください。保存場所はデスクトップがいいと思います。

見事ダウンロードができたら、次はセットアップして、ソフトとして使える状態にします。ダウンロードしたファイルを開いてください。しばらく待つと、画面が変わり、なんかカッコいいウィザード(対話画面)が現れます。一回「Next」を押してください。次のディレクトリ(フォルダ・ソフトをしまう場所)を決める画面で、「Browse」を押し、しまう場所(パス)を欄に「c:\Program Files」(英語版なので、「\」はバックスラッシュになります)と入力し、それ以後は「Next」をどんどんテンポよく押していってください。インストールが終了すれば、ひとまず完了です。


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