私の欲しいものを今すぐ銀の大皿に乗せてここへ・・・
ヨカナーンの首を下さいまし
思いが届かぬならいっそこの手で殺してしまえばいい
そうすれば誰の手にも落ちない
誰の物にもならない
私だけの物になるのだから・・・
私を見ない
私を愛さない
そんな事は有り得ない
そんな事は許さない
誰を見ているの?
誰を思っているの?
誰を愛しているの?
何故、私を愛さない
私を愛すれば
愛しくて離れられない程に愛してあげるのに
愛の秤の前に死の秤など測りようもない
なんのことでもないはず・・・
何故、私を見ない
何故、私を愛さない
何故、私を殺さない
思いが届かぬなら・・・
私だけを見つめないなら・・・
私だけを愛さないのなら・・・
お前をこの手で殺めてあげよう
誰の手にも渡さない
誰にもお前を触れさせない
誰にもお前を愛させない
私はとうとうお前の口に口づけしたよ
愛しいヨカナーン