●水源地に生きる ふじの里人
里地里山をEcology Energy Communityと多面的に追求する生き方
◎ 里人とは
『都市域と原生的な自然との中間に位置し、さまざまな人間の働きかけを通じて環境が形成されてきた地域』を「里地里山」と定義されています。
その脈々と続いた「里地里山」のなかで、自然を「生業 なりわい」とし、卓越した生きるための「技」と「知恵」を持ち、自然と共生し環境負荷の少ない生活文化を築いてきた先人が「里人」です。
◎ 衰退した「里地里山」
戦後、とくに1960年代以降、石油、ガス、電気などが家庭用燃料の中心になり、畑に化学肥料が使われるようになると、燃料や肥料供給源としての「里地里山」の役割が減少し、さらに、薪炭林としての雑木が「杉、檜」へと植林されることにより、里の労働力も人口も都市へと流出していきました。
その結果、人口の減少と高齢化が進行し「里地里山」は荒れ果て「本来の環境機能」が低下してしまいました。
◎ 新たな里人を目指して
1990年代頃より、環境問題に関心が高まってくると、豊かな生態系を形作ってきた「里地里山」の重要性が再び注目されるようになりました。そこで、先人である里人の「生きるための技と知恵」「自然と共生」を学び、「荒廃した里山の保全と活用」を基本とした、新たな「里人」として、里地づくりを発信していきます。

