-砂時計-



※ファンタジー風味学園恋愛物ですが主人公(ヒロイン)最後には死にます。

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有名私立高2学年に通う「林原ひなき」は普通に生活する
ごく平凡な少女だった。
容姿は、メガネに三つ網。
どうみてもモテル感じには見えない。

ある時、ひなきに信じられない出来事が降りかかる。
朝、いつもの様に学校へ行く支度をしていると
ふと意識を失い、自室で倒れてしまった。





夢を見ているような気分。
目の前には壮大に広がる花畑。
フワフワ浮くように、ひなきは綺麗な虹の橋の所まで来た。




『ここは・・何処なの・・とても綺麗。』




『駄目、だよ・・。』




『え・・・?』




『キミは、まだここに来てはいけない人だ。』




『え・・あなたは・・・』




『早く、戻るんだ・・でないと間に合わないっ・・』


『間に合わないって、何が?』




『くっそ、しかたない・・こうするしか、ないのか・・・』


『守ってやれなくて、ごめんな、ひなき・・・』



『あっ、待って!』




そこで急に目が覚めた。
そして気が付いた時には、病院らしきベットの上。
誰も居ないのかと思いきや突然、見慣れない顔が・・・。


怪訝そうに見ている私をよそに彼は急ぎ足で私に近づくと



『ひなきっ!意識が、意識が戻ったのかっ。』




あれ・・この人は・・・誰だっけ?見覚えがあるような・・・ないような。



『あ、あなた、誰でしたっけ?』



何故、彼がここに居るのか。
今まで、私は・・・。
そんな事を考え巡らせてる余裕もなく次に出た彼の言葉に驚いた。



『誰って・・オレはお前の・・一応彼氏で瀬戸亞弥、だけど。』

『!?もしかしてまさか、打ち所が悪くて記憶喪失とかになってんじゃっ!!』



なななんですと??校内で良く女子の間で噂になっている瀬戸亞弥クンが私の彼氏ってぇ!?!?
ここここここ、これって、どうなっちゃってるのっっ!?


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ひなきが気を失っている間に時空は歪められ、もう一つの違う人生の道の扉が開いてしまった・・。

何故そうなったのかは、わからない。

ただ一つだけ言えるのは、今までと同じ風景、同じ場所なのに

自分の傍には憧れの、彼が居る・・・。

でも・・何故こんなことに・・・??