魔法よ魔法よ
〜 ぽぷりとアマネ 〜

(C)東映アニメーション(C)フロンティアワークス
ここはファンファンファーマシィーのレビューとかのコーナーです。
・ふしぎ魔法 ファンファンファーマシィーは、
『 週間アニメDX みぃファぷー 』と言う
オムニバス形式のアニメに組み込まれた作品で、1998/2/14〜1999/2/6まで放映されました。
とある町に引越してきた小学四年生の女の子ぽぷりが、
ニコニコ銀座と言う商店街の一角にあるファンファンファーマシィー
と言う薬局の、
薬剤師であり店の主(あるじ)でもあるふきこさんを
魔女だと言い当てた事からこの物語は始まります。
魔法を生み出すアルデルの小瓶。
見えないものを見せてくれるタビスのルーペ。
空を飛ぶ為にふきこさんから貰った大きな日傘。
ぽぷりはこの三つをたずさえ、ニコニコ銀座の人達とふれあいながら、
不思議な出来事を体験し成長して行きます。
・『まほうよ まほうよ 生まれておいで〜♪』
ファンファンファーマシィーの魔法は、おジャ魔女どれみの様な伝統的な魔法少女の魔法とは違っていて、
呪文を唱えて何らかの効果が具現化すると言ったものではありません。
まず、アルデルの小瓶に魔法の種と呼ばれる、加工された鉱物の結晶を数種類入れて両手でシェイクし、
エレメンタルと呼ばれる人工精霊を生み出し、その精霊に魔力を使ってもらうという方法になっています。
ここが他の魔女っ子アニメとの最大の相違点であり、最高の魅力でもあるのです。
ただ…出てくる精霊は大体ランダムで、ぽぷりも最初の内は随分と苦労していました。
種の組み合わせで、呼び出せる魔法もある程度自由に選べるらしいのですが、ぽぷりには余り関係が無いみたいです。
・ぽぷりと魔法たち
ファンファンファーマシィー(以下ファンファン)の魔法は
地 水 火 風の四種に加え、心の魔法を加えた五種の精霊を基本としていて、
それぞれの精霊には、ぽぷりが呼び出した際に付けられた名前があります。
すぐその場で付けられた名前とは言え、よく思いついたものだと感心します。
【ピンチィ】

風をつかさどる魔法の精霊。
体の大きさや姿を自由に変える事が出来、ぽぷりが空を飛ぶ為にいなくてはならない魔法。でも性格は気まぐれ。
活躍率が一番高いが、どういう訳か、ふきこさんの使い魔(ネコ)の「ニボシ」が苦手だったりする。
「しゅかしゅかー!」としゃべる事が出来るが、ぽぷりには何を言っているのか解らない。
実はピンチィの他にパンチィと言う、同じ属性の大型魔法精霊も居たりする。
【シブ】

水をつかさどる魔法の精霊。
ピンチィ同様に体の大きさや姿を変える事が出来、ぽぷりの体を包み込んでの活動もこなす。性格は従順。
また、シブの体の中では息をする事も会話をする事も可能で、ピンチィと同じく重要な魔法である。
その能力は立体空間のみならず、ぽぷりを包み込んで二次元空間に入り込むことも出来る。
「ぷくぷくー♥」と言う言葉でぽぷりとコミュニケーションを取るが、やっぱりぽぷりには伝わらない。(笑)
【グリム】

大地と緑をつかさどる魔法の精霊。
魔法の中では、一番強く男性を感じさせるナイスガイ。性格は気難しく、やる事(魔法)は大雑把だったりする。
よく解らない行動でぽぷりを悩ませることも多いが、横を向いて身体のペラペラ感をアピールすると言うお茶目な一面も持っている。
「かぷちかぷち!」とダンディな声で話すが、悲しいことにぽぷりには通じない。
姿を変えることも出来るが、基本は葉っぱの姿が多い。
【リック】

光をつかさどる魔法の精霊。
見ての通り太陽のような姿をしているが、ぽぷりは「カニみたい」と言ってのけた。
ぽぷりがカニパンを好きなことと、「ニッカニッカー!」と喋るのがいけなかったのかも知れない。(笑)
その能力は暗い所を明るくするだけでなく、光の熱で湿気などを取り除くことも可能。
性格は陽気で明るく、仕事(魔法)も真面目にこなす。姿や大きさは変わらない。
【ラルゥ】

心の伝達をつかさどる魔法の精霊。
グリムと違い、精霊の中でもっとも女性を感じさせる姿をしている。
くるんと巻いた二本の触手(?)でぽぷりと相手の心を通わせる能力を持っており、
人外の物とのコミュニケーションを取る為には、いなくてはならない魔法である。
性格はとても穏やかで優しいが、なぜか言葉は喋らない。
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・完全な作品へ
このファンファンには放映当時OP、EDの映像が用意されていませんでした。
これはオムニバス形式の作品である以上、仕方の無い事なのでしょう。
しかしDVD発売に際して、ファンの方々が待ちに待ったOPとEDが用意されました。
ファンの方々の思いと、製作者方達の作品に対する思いが容になったという訳です。
そこで今回はその新規制作されたエンディングを紹介したいと思います。
以下はDVDBOX付属のブックレット
“ふしぎ魔法の処方箋” 内の “新作映像によせて……”
から、貝澤幸男氏の言葉を抜粋させて頂きました。
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「エンディングのスタートでぽぷりとほうき星の針が重なり物語がスタートして、
ラストでもう一度針が重なると物語が終わり、エンディングそのものがぽぷりの一年のドラマをあらわしています」
「エンディングは、魔法使いの時計、というものを背景(バックボーン)として設定して、
そこにぽぷりのいろいろな“刻”や“想い”が、この時計の中に組み込まれてゆくようなイメージでコンテを切りました。
……『ファンファンファーマシィー」の物語は、この魔法使いの時計にとっても“大切な時間”だったんだ、みたいな思いもこめています」
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このEDの絵コンテ・演出を手がけた、シリーズディレクター貝澤幸男氏の言葉に、
原画を手がけた伊藤郁子さん達が素晴らしい映像で答えられています。







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・『 泣き 』の演出
ファンファンの多くの魅力の一つに、表情の豊かさがあります。
キャラクターに生命を吹き込むために、無くてはならない喜怒哀楽。
特に主役のぽぷりは、子供らしい表情が豊かに表現されていますが、
その中でも私が感心したのは泣きの表情でした。
私見ですが、演出に見合った表情を的確にキャラクターに与え、
それを茶化さずに表現させられる作品が非常に好きなだけに、
ストーリーの端々に見せてくれた『 哀 』の表現には本当に感心させられました。
その『 哀 』をしっかりと表現出来てこそ、後の喜怒楽が引き立つでしょうし
ヒューマンドラマ作品はそこが一番大事なのではと、私は考えています。
本来1話10分未満の作品なら、凝った表情を入れる必要も無いと思われるのですが、
製作側の作品に対する思いと愛情は、制限された放映時間にぽぷりと言うキャラクターの魅力を
とことんまで視聴者側に見せたかったのでしょう。
小さな子達には本当の自分の友達のような存在として。
兄姉や親のような年齢の方達には妹や子供のような存在として。
『 哀 』があるからこそ怒り、楽しさや喜びが、それらを解きほぐしてくれるのでしょう。
だから『 泣く 』のは決して悲しい時だけとは限りません。嬉しい時にだって人は泣けるのですから。
自分をぽぷりとあだ名する女の子、西野かおりという少女は、

それを作品の中で、あらためて思い出させてくれました。
同一対照(おジャ魔女どれみナ・イ・ショ 12話より)
※GIFアニメ作成に此方様
を利用させて頂きました。
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・遂に生み出されたOP new
前回は新規製作のEDを紹介しましたが、今回はOPを紹介したいと思います。
EDがしっとりとした心に染み入る演出ならば、OPは賑やかで楽しく全員が活き活きとした演出。
ファンファンキャラクターが総出演するく数々のシーンに、きっとそんな印象を持って頂けると思います。
絵コンテ、演出を貝澤幸男氏、作画監督を伊藤郁子さん、原画に上野ケン氏と爲我井克美氏、その他様々な方が携わられているそうです。
画像を左⇒右⇒下段の繰り返し順に並べ、簡単に解説を入れてみました。
それではごゆっくりとお楽しみを。(ただし、長いのでご注意下さい)
(お気に入り、ブックマーク欄等を閉じて頂けると、正常に見える筈ですので…(^_^;ゞ)

たったったったったったったったっ! ぴょん! ばっ!
(足もとにはイースト菌さん達)

ピンチィに乗ってぽぷりちゃん登場! ぽん!魔法の精霊大集合! 商店街の方々。右奥に春の精霊が!
(後ろの浮遊島は20話と43話に出てきました) その後ろにはペットショップのお兄さん

そしてみんなが見上げます(影に注目!) 左前にはぽぷりちゃんのママと夏の精霊が! 左奥にはなつみちゃんとおばあさん
(口説いてる?) 右には見上げる魚まさのご夫婦
右は時を忘れてしまった老紳士 その後ろに喫茶店のマスター(ある人と同一人物)

商店街入り口。奥中央には秋の精霊が! そこにぽぷりちゃんが着地! 普

怒 笑 驚

後ろには冬の精霊の息子、冬太郎君 左、アナウンスのお姉さん 右、タバコ屋のおじさん 左になつみちゃんと彼女のおばあさん
飛跳ねる金魚のきん太!

左はサーカスの魔術師さんに そして左にカッコイイ冬の精霊! タイトル上には魔法科学者ケルピーロックスミスさん!
右には古本屋とお茶屋のおじいさん 右はスーパーサンエース、レジのおばさん

左、植木屋のご主人 左にケーキ屋ゆりねの、ゆりこさんに 右はコンビニのお姉さん、良美さん
右はおそば屋けんきちのご主人 くるみちゃんのジェラートを奪う子犬!(ひどい)

左にくるみちゃん けいちゃん なおみちゃん 心配そうにしてる雑貨屋のおばあさん 左右に分かれて八百ひちのご主人と奥さん
右にはフラワーショップ・モモのお兄さん 良美さんのすぐ左隣に走る花嫁さんが! (作中でも夫婦ゲンカしてました)

そしてなだめに入るタバコ屋の孫息子 左はカメラ屋のご主人、右はパン屋のご夫婦 やっとファンファンファーマシィーに到着〜♪
上にはおっきなカニパンが! 後ろの少年は隠れキャラの のんすけ君
ファーマシィーの背後には巨人さんと土くじらさん

お店の中には雪ダルマさんと小熊座くん そしてふきこさんと使い魔のニボシ お店に駆け込むぽぷりちゃん
後ろにはドラゴンのワム

ぽぷりちゃん嬉しそうですねぇ ニコニコ銀座でお買い物♪ 夏と言えばプールにかき氷っ♪
右上はネコぽぷりちゃんでございます! 後ろには座敷人魚のさよりちゃんが!

ご存知、ライバルのアマネちゃん ホウキの後ろにはイモムシのニッケさんが! 空中でバトル開始?!
しかしその真の姿は・・・

雲の合間からは森の精霊プカがジャンプ! アマネちゃんの使い魔、オウムのマネ! まだやってますね(苦笑)

でもまぁ、ケンカするほど仲がイイ って、言いますものね♪ 後部左右の影に注目!
時の魔法、ジルムとジルモが!

後ろの少年は、星の護り人、ヒトシ君 ぽぷりちゃんの想いは・・・ 木陰からつちネコさんが覗いてます
でも実はネコじゃなくて・・・

影法師さんも現れます 画面奥には、祠の精霊チュンセとボウセが! 何故か・・・

塞ぎ込むぽぷりちゃん。ニボシも参上です 哀 悩

苦 否 振って振って〜♪

ピンチィと共に 空の冒険♪ 振って振って〜♥

ぽぷりちゃんの気持ちと・・・ ラルゥの気持ち・・・ 振って振ってー!

水の中はやっぱり 緊張するぅー〜! 振って振ってぇ・・・

何かぁ・・・ さいあくぅぅ・・・ 振って振ってー♪

リックはいっつも陽気だねぇ・・・ あれ?! うそぉ?!

ちょっとガルぅ!! あぶないじゃないっ!! まだかなぁ・・・

あ・・・! やったぁ! こっちよぉ!!

合わされる 小さな手のひらと 大きな手のひら

そっと手を取られ ぽぷりちゃんは 優しくて、色々な事を教えてくれる

ふきこさんの所に 導かれました♪ 「さあ♪ 私達の微笑みを」

「この夜空に浮かぶ」 「大きな」 「お月様にも」

「見せてあげましょう♪」 「それってとっても素敵だわ♪」 「ええ ぽぷりちゃん♪」 「ふきこさんっ♪」
如何でしたでしょうか。
商店街のパノラミックなオープンスライドや、ぽぷりちゃんの可愛らしさと元気さは、実際に見て頂かないと判りにくいのですが
凄く滑らかかつ躍動感に跳んでおり、スタッフの方々の力の入れ方が凄く伝わってくる完成度です。
(このキャプチャー自体、問題になりますようでしたら、どうか何方でも拍手メッセージでお教え下さいませ。早急に取り下げさせて頂きます)
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