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伝説の周辺機器
ジョイボール1985年 HAL研究所 3,980円 魂度★★★★★
まず初めに断っておくがこれはゲームではない。
だがこのコントローラーの魂度は凄まじく、ここで紹介しないわけにはいかない。
このコントローラーの売りは連射機能である。
そしてこのコントローラーの正確な使用法は、右足(左でも可)の親指でボタンを押し、コントローラーは普通ので行う、というものである。
HAL研究所の方が必死に研究を重ねて取り付けてくれた「球型」のコントローラーは、最後まで正確な使い方がわからず、残念ながら使用困難であった。
奇抜なデザインのジョイボールは、バブル経済時に乱立した様々な建築物のように、その姿は未来への遺産となっている。
■素敵なジョイボール使用例
一般的な使い方。
ぐりぐりと動きそうであるが、実際は動く部分は少なく、ちょっと力を入れるとあらぬ方向へと進んでしまうのが難点。
ちょっと気取ってワイン風な持ち方。
ただし操作性は無いに等しく、全くお話にならない。
最終的な使い方はやはりコレ。
このスタイルが一番しっくりくる。足を使用する場合、長時間のプレイは更に体力をも消耗する。
▼魂のレビュー
高校与太郎哀愁歌

© 1987 TECHNOS JAPAN CORP.
熱血硬派くにおくん 1987年4月17日 テクノスジャパン 5,300円 魂度★★★☆☆
86年に発表されたアーケード版でも、その完璧な硬派ぶりがゲーセンに集まる本物のヤンキー達を唸らせた作品である。
画面のくにおくん達と同じような兄ちゃん達が、一生懸命プレイする姿は滑稽でもあり、街を練り歩く時のような迫力はそこに存在しない。
翌87年にファミコンに移植された当作品であるが、実は名前の
「くにおくん」が社長さんの名前だそうで、何となく田舎の中小企業っぽくて◎である。
その後かなりの数のシリーズが発表されることになるが、この時にはこんな未来を予想だにしなかったであろう。
喧嘩上等!夜露死苦!とばかりに場所を選ばずともかく喧嘩。
駅のホームや港の埠頭、淫靡なネオン街など、一般ピープルならば縮み上がってしまいそうなシチュエーションでも、くにおくんの男気は一向に怯まない。
新聞の一面に載ってしまいそうなドデカイ花火を上げてこそ、男の花道と言えるのか。
それにしてもそもそもの喧嘩の発端が、
「ダチのヒロシが襲われたこと」であるが、そのヒロシは転校生という設定らしい。
友情、そして熱きハート!
一歩間違えば一生を棒に振ってしまいそうなくにおくんは、その後熱きハートをドッジボールに注ぐことになる。

>>熱血硬派くにおくん攻略
上上下下左右左右BA

© 1986 KONAMI
グラディウス 1986年4月25日 コナミ 4,900円 魂度★★☆☆☆
アーケード、家庭用共に、少年達の心をガッチリ掴んだ歴史的名作。
85年にアーケード発表された本作は、翌86年にファミコンへ移植。
完成度はファミコンの容量上致し方ないが、当時のレベルでは申し分ない出来で、自宅であのグラディウスが遊べるということにとても感動したのを覚えている。
独特の世界観は今でもよく分からないが、ここでモアイの存在を知ったのは言うまでもない。
調子に乗ってスピードを上げ過ぎると劣悪な難易度に変化し、ヘビーユーザーはその極限のスピードを満喫した筈である。残念ながらレーザーは直線ではなく、ビームライフルのようなピヨンピヨン飛んでいくタイプ。また分身であるオプションも数が少なくなっていて、ファミコンの限界を感じさせた。
しかし本作を語る上で、一番重要なのが後に
コナミコマンドなどと呼ばれる無敵コマンドであろう。
今の生活において全く役に立たないが、何故か頭から離れようとしない
「上上下下左右左右BA」
あれから十数年経った今でも、裏技の代名詞的な存在として君臨している。

味をしめて続編である、パロディウスで必殺のコナミコマンドを試すと爆発・・・。
それはないですよコナミさん。
煙草のダンディズム
探偵神宮寺三郎 新宿中央公園殺人事件 1987年4月24日 データイースト 3,300円 魂度★★☆☆☆
タイトルが長い。

「探偵神宮寺三郎」と突然言われても、一体何者なのか誰も知らなかった筈である。
当時としては異例のハードボイルドアドベンチャーゲーム。
BGMが存在しないところが、よりアダルトな雰囲気を醸し出していたのかもしれない。
アイテムのタバコには推理力をアップさせるという驚くべき効果があり、少年達はここで煙草の意味を知る。
但し現実には分煙活動が進んでいる為、神宮寺三郎は
喫煙コーナーで推理しなくちゃいけないのだが。

キャラクターデザインは後に世界を駆ける寺田克也。
彼を有名にしたもの、それは我々一人一人である。

>>探偵神宮寺三郎 新宿中央公園殺人事件攻略
さらばゴムボタン!

© 1985 TEHKAN AND HUDSON SOFT
スターフォース 1985年6月25日 ハドソン 4,900円 魂度★★★★☆
当時爆発的人気を誇ったゼビウス打倒に、ハドソンが送り込んだ第二の刺客。

バンゲリングベイでの失敗は繰り返さん!という意気込みが感じられる正統派STGである。
厳密には84年にテクモが放ったアーケード作品の移植であるが、打倒ゼビウスというスタンスは両者ともに変わらない。

ピリッとしたスパイスのごとく登場するラリオス攻略。
上下から不気味な音楽と共に登場するラリオスに、オールドーユーザー達は
「ゴム製の四角ボタン」という新たなる敵を発見。
「カカ・・カ・カン」という鈍い連射でラリオスに挑むものの、見事に粉砕され挫折。
その後多くのユーザーがプラスチック製の丸ボタンに変更したのは言うまでもない。

人気雑誌コロコロコミックとのタイアップ体制も人気に拍車をかけた。
全国キャラバン大会が各地で行われ、ファミコン史上にその名を刻む高橋名人、そして16連射を登場させたのである。
このゲームの最大の魅力はやはり謎の「ゴーデス」の存在であろう。
破壊すれば100万点というヤケクソ気味な得点が、ゲームキッズ達の指にタコを作らせた原因である。
ゴーデスの出現場所はとある面の地上絵に記されており、コロコロコミックではその地上絵画像に黒塗り加工をし、謎を更に深めた。
ゴーデスを出現させる為に8発、破壊するのに8発、計16発を叩き込まなくてはならず、ゴムボタンのオールドユーザーにとっては正にアメリカンドリームであった。

>>スターフォース攻略
自分に正直に行きたかった・・・

© SYNSOFT 1985
ダウボーイ 1985年12月11日 ケムコ 5,300円 魂度★★☆☆☆ <2007.03.09改修>
まず触れておかねばならないのが会社名である。
「ナムコ」→「ケムコ」これは軽い冗談なのか。
いや、もしかしたら「ケムコ」→「ナムコ」だったりして・・・まあどうでも良いが。

85年といえば各メーカーが次々と参入し、大作がどんどん発表された時期だ。
そんなクリスマス商戦にそっと現れたのがこのダウボーイである。
人をあまり引きつけないパッケージを手に取り、なけなしの小遣いで購入する者。あるいはクリスマスプレゼントとして購入した者。
家路を急ぎ、期待を胸いっぱいに広げて電源を入れたあの時の「・・・・・・・・・」
自分に正直になれなかったあの頃、学校で感想を聞かれ、思わず「お、面白いぜ!」と行き詰まりの発言。
ちょっぴり背伸びしたあの頃が何だかとても懐かしい。

内容は、主人公のダウボーイが様々なアイテムを駆使し、敵地に囚われている捕虜を救出するのが目的である。

しかしゲーム界の暗黙のルール
「敵に触れると何らかのペナルティがある」を完全に無視。
それどころか隙がありすぎる銃を使うよりも、体当たりで敵を倒した方が楽だというパーフェクトぶりだ。

肝心のアイテムをどう使うのか全くもって不明だが、激戦地での兵士同様、言い訳は命取りであるに違いない。
尚、体当たりで敵兵を撃破できる強靭なボディをお持ちのダウボーイなのに、
川に落ちると死んでしまう

2PLAYだと何とミサイルを操作、何の因果か味方を狙うのは必死な仕様。
助けた捕虜が死んでもエンディングなど、もはや最初の目的すらスルーの戦争ドキュメント。
GIジョーの前身、ダウボーイの姿を焼き付けろ!

>>ダウボーイ攻略
最初で最後のドラゴン退治

© 1986 エニックス/アーマープロジェクト/バードスタジオ/チュンソフト
ドラゴンクエスト 1986年5月27日 エニックス 5,500円 魂度★★★★☆
後に社会現象を巻き起こすスーパーゲームの第一弾。
発売当時はそこまで大騒ぎされず、口コミでその面白さが伝わった感がある。
そもそもRPGというジャンルが当時のファミコンには存在しなかった為、開始当初は何をして良いのか解からず、ただひたすら城の中を歩き回っていた気がする。
また主人公を好きな子の名前にしてしまったが為に、友達の前で出来なかった哀しい奴もいた。
洞窟に入るにはたいまつや呪文を使用するのだが、達人になると壁にぶつかった音だけで方向を変え見事に出入りできるようになる。
次第にレベルアップして強くなっていく主人公に快感を覚えると、肝心の竜王退治そっちのけでレベル上げを楽しんでしまう。
あの「チャララランチャッチャチャン〜♪」に快感を覚え、必死になってレベル上げをするものの、当然のことだがいくらゲームの主人公をレベルアップさせても、
自分自身はレベルアップしなかった

後にPTAをも巻き込む、お騒がせソフトに変身していくのだが、今やエニックスもスクエアと合併してしまったとは感慨深い。

>>ドラゴンクエストT攻略
じゅ、呪文が違います!?

© 1987 エニックス/アーマープロジェクト/バードスタジオ/チュンソフト
ドラゴンクエストU 1987年1月26日 エニックス 5,500円 魂度★★☆☆☆
人々の脳裏に刻まれたあのドラゴンクエストから僅か八ヶ月。またしてもお騒がせソフトの発売である。
あらゆる意味でパワーアップした本作は、ドラクエ人気を不動にした名作である。
公園からは子供達が去り、きっと自転車事故も減ったはずである。(多分)
申し分ないゲーム内容に水を差したのが
仲間の名前である。
すけさんにトンヌラ。初めてこの名前を見たとき正直仲間にしたくない、と思ったのは私だけではないはずだ。
何故すけさんなのか?
友人はすけさんという名前が気に入らず、もう一度やり直したところ今度はトンヌラになり、しばらくプレイしなかった奴までいる。
しかしその後、名前変えの裏技が公開されこの問題は解決することになる。
物語の面白さと比例するように
非常に長いパスワードを、どこに書き記し、何回確認するかも話題になる。
レベル上げを半日ほど敢行した後の 
「じゅもんがちがいます」 は誰もが始めて味わった人生の挫折だったに違いない。

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カセット見たら犯人が・・・

© 1985 ARMOR PROJECT/CHUNSOFT/ENIX
ポートピア連続殺人事件 1985年11月29日 エニックス 5,500円 魂度★★★★☆
今もなお語り継がれる伝説のAVG。
原作はあのドラクエで有名となる堀井雄二氏が手がけ、後にファミコン黄金期の一角を担うエニックスの第2作目である。
(ちなみにエニックスの記念すべきデビュー作はドアドア。この業界は奥が深い・・・)
元々は83年に堀井雄二氏がパソコンで発表した作品だけに、今までのファミコンには無い大人の味がする作品であった。
無機質な画面と淡白なサウンドがよりいっそう雰囲気を盛り上げ、夜トイレに行くのを躊躇させるほどの恐怖を感じたものである。
開始早々の「こめ いちご」という暗号は、プッシュホンの*15を現しているのだが、当時一般家庭の多くが黒電話だったことから、意味不明の人が多かったはずである。
連続殺人を解決していく過程で何故か地下迷路をさまよったりもするが、犯人を追い込み、そして衝撃のクライマックスに辿りつく頃にはすっかり気分は火曜サスペンス劇場である。
尚、カセットの挿絵には衝撃的かつ大胆な絵が挿入されている。
この余裕ぶりが超大作の予感をプンプンさせた作品である。

>>ポートピア連続殺人事件攻略
オグリ一着!オグリ一着!

© 1992 SONBE HIROYUKI/ASCII
ダービースタリオン全国版 1992年8月29日 アスキー 7,200円 魂度★★★☆☆

1990年12月23日、金色のターフを皆の記憶と思い出を乗せて走った1頭の芦毛馬「オグリキャップ」
中山競馬場がオグリコールで揺れ、まさに空前の競馬ブームが始まった。そして発売されたいわゆる「ダビスタ」
配合から調教、レースといった実際の競馬をそのまま再現したこの作品は、この後ハードを換えても大ヒットした。
本作では有名なミズタマ×シンボリルドルフの配合でかなり強い馬が出来た。
期待を込めて生産した愛馬が予後不良となる時、ゲームながらに感慨深い気持ちであった。

>>ダービースタリオン全国版攻略

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