様々な前フリ

セリフの半分近くは、数年前にプレイした記憶で適当に書いている部分もあるため、多少間違っている可能性が有ります。そのうち修正予定?




FINAL FANTASY VIIIには、面白いくらい数多くの前フリがある。スコールの父親がラグナだったり、リノアの母親がジュリアだったり、実は全員幼馴染(シドが仕組んだのはほぼ明白であるが)だったり、イデアとシドが夫婦だったり。細かいイベントで言えばラグナの映画の影響でサイファーがガンブレードの構え方の真似や魔女の騎士を目指したりと何かと繋がりの多いFF8。意味が無いイベントが無いとは言わないがほとんど何かしらの繋がりがあるイベントが多い。

それらの数多くの前フリの中から主要なモノを紹介していきたいと思う。


「あなたが班長よ。がんばりなさいね」

「……先生」
「俺は、がんばれって言われるのが嫌いなんだよ」

「その言葉はデキの悪い生徒に言ってやれ」

「なるほど」

「サイファー、がんばってね」
 

「話は…まだ続くのか?」
「そういう話は嫌いなんだ」
「他人の不満や不安…そんなこと聞かされても、俺には何も言えないだろ?」
「何かを言ってもらおうなんて思ってないわ。話を聞いてくれるだけでいいのよ」
「だったら壁にでも話してろよ」

「ねえ、覚えてる?」
「あなたがSeeDになった夜に2人で『秘密の場所』へ行ったこと」
「あの時、あなた冷たかった」
「でも、いまならわかるんじゃない?」
「誰かに話したい話を聞いて欲しいって気持ち」
(……わかるような気がする。でも……)
「私に話してみない?少しは楽になるかもよ?」
「それとも、壁に話す?」



「何時かな?」

「真夜中過ぎだ」

「あ〜あ!」

「私、キスティス・トゥリープはただ今をもって教官じゃなくなりました!」
「これで、あなたと同じSeeDよ。一緒に仕事することもあるかもね」
 

「いつかガーデンを動かすほどの男になってやる……」

知っての通り、ニーダは実際にガーデンを操作する男となる。



「ティンバーは森林に囲まれた国だった」

「ところが18年前、ガルバディアが攻め込んできたんだな、うん」

物知りゼルの解説直後に、ラグナ編、つまり18年前のティンバー侵攻の場面に突入したり。



「僕は失敗しない。ドント・ウォーリーだよ」

このセリフ聞いて絶対失敗するな、こいつ。って思った人は私だけじゃあるまい。後の総攻撃の話だって、早い話、総攻撃する可能性が0ならまずそんな描写はしない。極端な話、総攻撃するからこそ総攻撃の話が出てきたということ。



「あのさ……SeeDは任務に関して『なぜ』って質問しないって本当か?」
「知ってどうする?」

その直後、スコールがカーウェイに対して
「ところで大佐。 なぜ魔女はこんなハデなパレードをはじめようと思ったんだ?」

確かに任務と直接関係あるわけじゃないけど、いきなり『なぜ』って質問する?何であの前フリの直後にするかなあ、と。もし私がアーヴァインの立場なら間違いなくツッコんでいるが。これは確実に狙ってやってるとしか思えない。



「スコール、よろしくお願いしますよ。これは君の運命です。魔女討伐の先陣に立つことは、君の定めなのです」

「俺の人生が最初から決まってたみたいに言わないでくれ!」

シドがこんな発言をしたのもスコールの未来を知っていたため。実際にスコールの運命は決まってたしね。



F.H.コンサート(曲次第)

「明日いなくなるかもしれない仲間なんていらない」
「未来の保証なんて誰にもできないよ。でも明日とか明後日とかそんなにすぐにいなくなったりしないよ」

実際は、あの後結構すぐにリノアには会えなくなる。
 

「だいじょうぶだもん。ラグナおじちゃんよぶもん。すぐきてくれるんだよね?」


「エルオーネ!!」
「ラグナおじちゃん!」
「ちゃんと、助けに来たぜ……。
ちーっとばかし、遅くなっちまったけどよ……」



宇宙服の男 「な〜んか、面倒なことおこらなきゃいいけどな」
管制官B「兵を配置しますか?」
宇宙服の男 「……オレのカンじゃあ、いらねえな」
管制官A「それじゃあ、配置しましょう。カプセル回収班、回収プロセスをスタートせよ。警備班、非常事態に備えて待機せよ」


「どうしてこんなにいっぺんにいろんなことが起こるんだ〜?
これじゃ、まるで誰かが仕組んだみたいじゃねえか!
あん?……仕組んだ?」

(……魔女アルティミシア)



(Disc1シュメルケ戦後)
スコール
「もう行く。あんたの命令は覚えている。俺のそばから離れるな」

(Disc3イデアの庭)
スコール
「リノアは…俺のそばから離れるな」
リノア
「あ」
「それそれ!」
スコール
「なんだよ」
リノア
「その言葉がはじまりだったの」

この後、Disc4における時間圧縮世界に何故かリノアにとっての「はじまりの部屋」が存在する。



Disc3のイデアの庭においては、アンジェロに対して

(気にしてるから魔女の話はしないほうがいいよな。魔女でも良いのにな。お前もそう思うだろ?)

と話し掛けてるにも関わらず、リノアがやってきて

「どうなっちゃうのかな……わたし」

と言った直後、

「……気にするな。昔からいい魔女はたくさんいた」

スコールから魔女の話を切り出したり、と。

…もうね、完全に狙っているとしか思えない。 意味の無いセリフが無いと言ってる訳じゃないが、ほとんどの場合セリフに出されたことは実行される。少し前フリの種類は違うが、



「ガーデン破壊後はSeeD狩りが始まる」

「俺はイデアの猟犬となって
おまえらを追い回してやるぜ」

実際にこの後、サイファーと直接関係は無いが、バラムにおいて

雷神  「おう!帰ってきたか!」

スコール  「どうなってんだ、これ」

雷神  「最初はSeeD狩りとか 言ってたもんよ!」

「今はガーデンが学園長派とマスター派に わかれて戦ってるもんよ!」

風神  「原因不明困惑」

雷神  「風紀委員としちゃ泣きたくなるぜよ。 今までの努力がムダムダだかんな!」

スコール  「SeeD狩りってなんだ? シド学園長、無事なのか?」

雷神  「オレたちゃなんも知らねえもんよ」

と、SeeD狩りが起こったりしてるんだよね。
 


話が少し逸れたが、このように、ほとんどのセリフには後々何かが関係する場合がほとんど。ラグナ編で出てきた、

「悪いことは言葉にするとホントになる」

ってセリフも、

スコール
「……悪いことは言葉にすると本当になるって誰か言ってた」
「迷信なんだろうけど今は信じたいんだ。だから……何も言わないで」

繰り返されたこのセリフ。

リノア「恐れられる前に、嫌われる前に、いなくなりたいの……」
イデア「恐怖をもたらす魔女として、未来永劫舞い続けよう」

「わたしがアルティミシアに操られて暴れたら……。SeeDは、わたしを倒しに来るでしょ?」
「SeeDのリーダーはスコール……。そして……。そしてスコールの剣がわたしの胸を……」
「でも、スコールならいいかな。スコール以外ならやだな」
「ね、スコール。もし、そうなった時は……」

『悪い言葉を口にしてしまったリノア』はどうなのか?前フリ論に従えば、この『悪い言葉は本当になる』。

その直後にも、

「あのね、話していい?」

という不自然な切り出し方の「怖い夢」の話。

「夢、見たんだ。こわい夢だったんだ」
「スコールと約束するの。いっしょに流れ星を見る約束なの」
「おしゃれして、もらった指輪もつけたの」
「でも、さあ、お出かけって時になっても待ち合わせ場所、思い出せないの」
「約束の場所、思い出せないけど、スコールに会いたくて走るの。山や砂漠や草原やティンバーもバラムもガルバディアも……」
「息が切れて、もう走れないって思ったら、会いたい気持ち、どんどん大きくなって……」
「スコール、どこ!って叫んだら目がさめた」

「ね、スコール。もし、そうなった時は……」などと言っているが、結論から言えば、ドラマやRPGで「もし」というのは大抵後でホントになるのがお決まり。特にこのような前フリ論に忠実なFF8なら尚更。
 


また、ここからは仮定に基づいたものでしかないが、リノアが↑で見たという怖い夢とは一体なんだったのか。大体この夢を見たという時期はいつだ?宇宙でのリノア救出からイデアの庭までの間に夢を見れるような、寝れる場面は無かった。リノアが夢を見たというのは昏睡状態のときの可能性が極めて高い。それに加えて、この昏睡状態って何で発生したのかな、と。EDでイデアがアルティミシアから力を継承したときは意識があった。単にアルティミシアの乗っ取りによる意識不明と考えるのが普通だが、FF8において昏睡状態という表現がもう一つ存在する。エルオーネの「接続」。エルオーネはあの時点ではリノアを知らないから無理だろ?と思われるだろうが、ここで仮定を一つ置く。

「俺を・・・頼む、俺をリノアの中に。」

と言ったスコールに対して、

「あなたをきちんと送れるかどうか……自信がないの!」

と、逃げるように走り出すエルオーネ。

「あの宇宙服生命維持装置は20分が限度。
予備タンクを使ってもプラス5分がいいところだろう。
……残念だが運命と思うしかないだろう。」

「エルオーネ! お願いだ。俺は自分でこんなに考えて
何かをしたいと思った事初めてなんだ。俺を……俺をリノアに!」

「わかった。でも上手くいかないかもしれない……それでもいい?」

人一人の命がかかっているのに、エルオーネは「接続」することをぎりぎりまで頑なに拒んだ。……何故?スコールがリノアに干渉せず、このままリノアが宇宙の塵となってしまえば、エルオーネにとって都合が良かったから?

もしそうだとすると、エルオーネはスコールの運命を知っていた可能性が非常に高い。スコールの運命を知るということは、EDのアルティミシアを知っていたことをも意味する。仮に、エルオーネがリノア=アルティミシアだと知っていたら、頑なに拒んだ理由もわかる気がする。過去は変えられないとわかっていながら、過去を変えたいと思い続けたエルオーネ。

スコール「過去を変えたいと言っていた。……理由はわからない」

キスティス「過去を変えたい理由なんてひとつしかないわ」

セルフィ「今がシアワセじゃないんだね〜」

アルティミシアさえいなくなれば、スコールは運命の輪に捕われることは無くなるし、未来における魔女支配も無くなる。 つまり、エルオーネの意志としては、リノアを助けたくなかったんじゃないかな、と。

最初のラグナ編のイベントも、「夢」と表現されていた。リノアが見たというのも「夢」。接続時は昏睡状態に陥る訳だし、初めて「接続」を経験した者が「夢」という表現を使うことも一致。つまりは、リノアが昏睡状態になった(一部)のも、リノアに「夢」を見せたのはエルオーネじゃないのかなあ、と。

そうすると、リノアが見た「怖い夢」というのは、過去に起こった誰かの過去の事実ということ。誰の過去をエルオーネはリノアに見せたのか。

エルオーネの「不思議」を初めて経験したリノアにとってはそれが「夢」としか考えられなかったわけだが、あらゆる時代に時間圧縮(のような魔法)を使い、世界中を、スコールを求めて探し回っていた人物がいたということ。スコール達にとってはEDにおいてアルティミシアが追って来ることは「未来」であるが、あれは13年前の「過去」でもある。勿論、リノアが「夢」を見た時点では、「夢」の中の人物は、スコールとの約束を行っていなかったため、スコールと会えずに終わっているわけだが。

EDにおいて、アルティミシアが戦う意志も無くスコールを追って来た理由を「イデアの庭がスコールと約束した場所だから」だったとしたら。

(時間……場所……いっしょにいたい人……
あの場所へ!スコールと約束したあの場所へ!)

あの時、実際にスコールの前に現れたのはアルティミシアだった。リノアが見た「過去」と状況が非常に似ている。つまり、スコールにとっての最も強いモノを召喚したり、

(でも、スコールならいいかな。スコール以外ならやだな)

(息が切れて、もう走れないって思ったら、会いたい気持ち、どんどん大きくなって……)

(スコール、どこ!って叫んだら目がさめた)

「スコール!いっしょに帰ろうよ!どこにいるの!?」

このセリフの後、スコールは13年前のイデアの家に彷徨い、息の切れた瀕死のアルティミシアに出会う。

EDのあの場面では既に約束を終えた後であるため、あの夢の人物はスコールに会えたはず。何故なら前フリに従えばあの約束は絶対なのだから。


「ここにしよう。俺……ここにいるから」
「俺、ここでリノアを待ってるから……きてくれ」
「わかった。私もここに来る」
「これで今度は会えるね!絶対だからね」


リノアが「夢」の人物に対して違和感を持ってないことからも、もしリノアが見た「怖い夢」がエルオーネの力によるアルティミシアの「過去」であったなら面白いな、と。

それに、この前フリに従えば、あの場面でスコールの前に現れるのは絶対にリノアであるはず。スコールの意志はどうあれ、形としては「スコールが約束の地で待っている」のだから、あの場所に来るのは絶対にリノアであるはず。

前フリから言えば、「スコール、どこ!」って叫んだ後に、約束の地において「今度は絶対会える」はずなのである。

EDにおいてリノアが「スコール、どこにいるの!?」って叫んだ後にスコールの前に現れたのはアルティミシアだが、これは偶然なのか?


そういえば、EDでスコールがリノアを思い出せなくなるのもアルティミシアと遭遇してから。

コマ送りにしないとわからないが、アルティミシアのCGが3枚程登場する。リノアの顔と交互のような感じで。何でアルティミシアのCGなんか用意したんだろう。わざわざアルティミシアを倒した後の、もう登場する必要が無い場面において。アルティマニアの話によるとキロスとウォードのCGは作る時間が無かったらあの小さい扱いになった、とあったが。つまりアルティミシアのCGは何らかの意図で作る必要があった、と。

EDでリノアの顔を思い出せなくなったスコール。リノアと過ごしたはずのダンス会場では顔を思い出せず、凱旋門においてリノアの顔を思い出している。実際のDisc1の凱旋門の場面で待ち受けていたのはイデア(アルティミシア)。何故、凱旋門の中でリノアの顔を思い出したんだろう。そしてその後は受け入れたくないかのようなスコールの涙+喪失。直前に映ったリノアであるはずの宇宙漂流者がリノアの顔ではなくイデア(アルティミシア?)に近かったのは何故?

アルティミシアと約束の地であるイデアの家で遭遇してからスコールはリノアの顔を思い出せなくなり、その後にアルティミシアとリノアの顔のCGが重なるという現象が起きる。単に、スコールがリノアの顔を思い出せず、他の人物や今までのイベントと混同するというだけのイベントならば、アルティミシアのCGなんて過去のイベントででてきたわけでも何でも無いのだから本当に必要が無いと思うんだが。しかも、普通にプレイしている人には気がつかない程度の1秒にも満たない時間に3枚も。つまり、アルティミシアのCGが登場するということすらプレイヤに見せる気が無い。
(私も、リノアとアルティミシアが重なるという話や、アルティミシアのCGが登場するという事は知らなかった。その話をネット上で発見して、後からパソコンに保存していた動画をコマ送りしてキャプチャソフトで保存した)

……いったい、何がしたかったのか。アルティミシアのCGを用意した製作者側の意図が未だにわからない。


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「調子が上がらんの〜」

「こう……『どかっ』と大物が来んもんかの」



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