1.アルティミシアが、スコールとリノアしか知らないはずの指輪のイベントを知っている点。
2.リノアにとってのスコールとの「はじまりの部屋」がアルティミシアの世界とも言える時間圧縮世界に存在する点。
3.約束の地で、「もし私が暴れ出したりしたら、スコールに倒して欲しい」云々のセリフが出てきた点。
この中で1が証明できればリノア=アルティミシアは確定。
(2,3はリノア=アルティミシアだという前提があれば更にその確率を高める設定ではあるが、リノア=アルティミシアを導くための説では無い)
まず、拷問イベントがあったことから、アルティミシアは他人の心を読むことができない。
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(魔女には人を洗脳する能力がある、壁をすり抜ける力、バリアを使えるなどという設定はわざわざアルティマニアやセリフに出てきたのに対して、心を読めるといった描写は無い)
イデアはジャンクションされた時にアルティミシアに対してエルオーネの情報を一切漏らさなかった。
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(身体を明け渡せばアルティミシアに心を読まれることは無いという描写)
リノアも意識を失っていたため、この際にアルティミシアに心を読まれていなかったことになる。
(製作者が、ジャンクションされた時に「リノアの中からアルティミシアに情報が漏れることが無い」という意図でリノアを気絶状態にしていたのならばリノア=アルティミシアは確定的。
リノアがふらふら歩くという描写は、単にリノアが誰かに操られているということを印象付けるため。仮に、あの場面でリノアがスタスタ歩いてたらかなり不自然。あの時点ではアルティミシアにリノアが操られていることはプレイヤにはわからないわけだし、印象付けるという意味でふらふら状態にしているのは結構普通)
このようにアルティミシアは、リノアにジャンクション時+ラストバトルの戦闘時に心を読めなかったはず。 つまり、アルティミシアがグリーヴァの名前を知り得るはずが無い。
グリーヴァの名称はライオン、武器に「ライオンハート」とあるようにライオンは神話の生き物として存在している。 ライオンの名前があるのに、一般的な考えで言えば不自然な、スコールがライオンに愛称をつけているという設定、そしてその愛称を何故かアルティミシアが知っているという設定。 このイベントは結構無理やりである。ライオンって名前先に出してるのに、リノアがその名前を聞くというやりとり。ゲーム的にはアリかもしれないけど、指輪のライオンに名前を付けるという『妙』な設定。この無理やり感が最もリノア=アルティミシアを示唆する。
それに、 アルティミシアがリノアの中に入ってきてからあのイベントがあれば、「ああ、見られてたんだなあ」で済むけど、わざわざアルティミシアがリノアの中に入ってくる直前に位置しているイベント。つまり、
・アルティミシアはあのイベントを見てるはずが無い。
・イデアがジャンクション時にエルオーネの情報を読み取られなかったことと同様、リノアの中からも情報は読めなかったはず。
・拷問を命じていたことからラストバトルの際に心を読めたわけでも無い。
→それなのに指輪のイベントのクダリを知っている。この場合、アルティミシアはリノア以外では有り得ない。
このように、深読みすることなく単純に考えればリノア=アルティミシア。 一度のプレイでわかるかどうかは定かでは無いが、単純にゲーム中にある描写だけを並べれば簡単に繋がる。魔女は魔女の力を持ったままでは死ねない、と最後に魔女が長く生きていられる可能性を示したり。ゲーム中限定で言えば魔女の寿命の話は出てこない。シドと比べ、イデアが全く歳をとってないかのようなやたらと若い顔をしていたり。
問題となるのはアルティマニア。 魔女の寿命の設定に「寿命も人間と同程度だが、力の継承を行うまで死ぬことができない」。 寿命が人間と同程度なら、リノア=アルティミシアは有り得ない。
最初に「深読みをしない」としたので、単純に読み取れば、リノア=アルティミシアを全く意識せずにアルティマニアを作ったということ。 つまり、単純解釈ではリノア=アルティミシアは偶然の産物。 拷問イベントを設けたのは単に、アルティミシアがSeeDに固執して行動していることを印象付けるためのもの。心を読めないという描写では無い、とカタが着く。
まとめると、 単純解釈におけるリノア=アルティミシアの可能性は、
1.アルティミシアが乗り移る前かつ、リノアだけが知るような状況で、名前がある「ライオン」に対してグリーヴァという(名前変更可能な)スコールの愛称を聞き出していることが偶然。
2.心を読めないわけでは無く、拷問イベントが設けられたことが(設定ミス的な)偶然。
これのどちらの可能性が高いかで決まる。1が偶然でないとする場合、リノア=アルティミシアとしての設定という意味。2が偶然である場合、リノア=アルティミシアでは無いという意味。
ただし、 1を偶然では無いとした場合、更に分岐が発生。 アルティマニアの寿命の意味は、
3.「本来持つ魔女の寿命を越えても、魔女の力を持っている限り死ぬことができない」という意味で書かれている。
4.寿命が来た場合、力を継承するためだけに行動し、「死が来てから次の魔女に力を継承するまでの期間に対して、死ぬことができない」という意味で書かれている。
仮に、1,2の分岐が50%:50%の意見で分かれるとしよう。 だが、1を偶然で無いとした場合、全体の50%から更に3,4の分岐が発生するため、3,4が仮に50%:50%で分かれたとしても1が偶然で無い確率は 全体の意見の割合として25%しか無い。それに対して2が偶然である確率は分岐4の発生で更に増え75%。
実際は寿命の設定が最も文字として現れている大きな矛盾であるため、せいぜい1が偶然でない確率は10%、多く見積もっても20%程度。
(魔女が心を読めるという設定は確かにゲーム中にもアルティマニアにも存在しないが、魔女が心を読めないという設定も拷問イベントしか無い。つまり、文字としてはっきりとは現れていない)
魔女が心を読める描写と反して拷問というイベントを設けてしまったのは、製作者側の設定ミスの可能性が大体75%。リノア=アルティミシアが成立する可能性はせいぜい10〜20%。これでも多く見積もっているほうかもしれない。
まあ、これで大体リノア=アルティミシアの肯定と否定の割合が2:8くらい。単純に、ゲームとアルティマニアの設定を読み取れば8割がたリノア=アルティミシアでは無い。
しかし、リノア=アルティミシアでないとした場合、他のリノア=アルティミシアを匂わせる点に関しては説明ができない点も多く残る。
(アルティミシアの世界ともいえる時間圧縮世界にリノアにとってのスコールとの「はじまりの部屋」が存在する理由、前フリに忠実なFF8には必要無さそうな「スコールに倒して欲しい」云々の会話がわざわざ前フリの影響が強そうな約束の場所で交わされた理由、EDにおいて、アルティミシアと遭遇してからスコールがリノアの顔を思い出せなくなり、そのCGの中に必要が無いはずのアルティミシアが紛れ込んでいる点など)
考えるのは人それぞれであり、結論も様々。
これらの意見を踏まえて、あなたは肯定・否定のどちらに位置しますか?