フィドルクラブ関西とは  HOME

フィドルは、イギリスやアイルランド、ヨーロッパでは、昔からダンスとともに庶民の人々の間で親しまれてきました。日本では、もうひと つの気取らないヴァイオリンとして、多くの人に知ってもらいたく、 2006年に東京フィドルクラブ(Tokyo Fiddle Club)を立ち上げました。

2011年からは関西に移り、フィドルクラブ関西になりました。

私のフィドルの師であるPete Cooper先生が創立した、London Fiddle Schoolの スピリッツとチューン(曲)とレッスン体系を受け継いでいます。

フィドルの個人やグループでのレッスンはもちろん、いろんな参加型のイベントを通して、 ヴァイオリンの演奏をもっと日常的に楽しんでもらえたらと思います。


ごあいさつ

伝統音楽との出会いは運命的な衝撃を感じました。

私が最初にPete Cooper先生のクラスで習ったのは、アイリッシュのスリップ・ジグという曲の種類で、“The Dusty Miller”という曲でした。

結婚、出産とめまぐるしい人生イベントが続く中で、ヴァイオリンに触れるのも実に久しぶりでフィドルの門をたたいたのです。伝承の曲 は、 実際に弾いてみると聴いているより難しくなく、ダンス曲の弾むようなリズムに、わくわくと心が躍りました。

メロディーは美しく、愉快で、また、物哀しくもあり、今まで聞いたことのないような音楽なのに耳馴染みがよいのです。そして、不思議な 旋律はびっくりするほどすてきなのです。

次に習う曲、そしてその次の曲も、長い歳月に渡って多くの人の手によって伝えられた曲は、口ずさんでみたくなるような親しみがあり、 同時に洗練されています。私はまたたくまに伝統音楽のとりこになりました。

伝統の音楽には、民衆の知恵というべき、お楽しみの工夫がつまっています。生活に美を取り入れて愛でることは、精神に余裕を与え てくれます。また、身の丈に合った芸術を楽しむというのも、生活者にとって、ときには大事な感覚です。

フィドルには、クラシックヴァイオリンのようなテクニック的な難しさがなく、ヴァイオリンを大人になってから始めた人や、子どもの頃に習っていてまた復活 させたい人、生涯に渡って趣味にしたい人に最適です。

あれから、Pete Cooper先生の多彩なスタイルと、各地の名プレイヤーたちの影響もあって、アイリッシュ以外にも、イングリッシュ、スコティッシュ、スウェーディッ シュ、ケイジャン・・・と曲のレパートリーは増えていきましたが、 今でも“The Dusty Miller”はよく弾きます。伝統音楽との最初の出会いの気持ちがよみがえるとともに、毎回弾くたびにちょっとずつ装飾音やメロディーが変わって、何度 弾いても飽きなく面白いのです。

耳で覚えた曲は、まるで生き物のように私の中で成長し続けています。

フィドルが、みなさんの人生において大きな楽しみとなりますように。 

Happy Fiddling!!                
                                                                                                              
                                                                                                                  Tamiko


                     
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