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【北海道紀行】第1章〜仙台行き飛行機にて〜
伊丹からは仙台行きの飛行機に乗りました。
北海道で妹は結婚式を挙げるってのに、仙台行きに乗ってる兄。
この時点でかなりおかしいのですが・・・(苦笑)
それはさておき、この機内で一波乱ありました。
2ヶ月前にこのチケットを購入していたので、
座席指定をガラガラだった後部窓側席を指定。
あわよくば隣りが空席のままゆっくり行こうという魂胆です。
しかし、空港に行ったら「満席」の表示。
どうやらチケットは完売したらしい。う〜ん残念。
そう思いながら搭乗口を通り、機内に入って指定した
【45A】の席に行くと、、、
すでにおばあちゃんが座ってる!?
しかも、隣りの【45B】席にもおばあちゃんが座っている。
空いているのは【45C】の通路側席だけ…
「なぬ!?」
と思ったが、ここは大人の対応。
特に外の景色が見たかったわけでもないし、
わざわざ事を荒げてまで窓側に固執はしないので、
黙って通路側に座りましたよ。
「ばあちゃんよ、冥土の土産に上空からの大阪を見てくれ」
そんなことを思いながら、、、ね。
おばあちゃんもわかってたんだろうね。
オレが何も言わずに通路側に座ったらホッとしたか
隣りの仲間と話し始める。
しかし、それがすごいズーズー弁(苦笑)
何を言ってるかわかりません。
そしてよくよく周りを見てみると、みんなズーズー弁。
皆が「Y売旅行」のバッチを付けてる。
察するに山形あたりからのツアー客っぽい。
もうそこだけ、ちょっとした外国に来た気分でしたわ。
まぁそんな完全アウェーな飛行機は無事フライトし、
まもなく仙台空港へ着陸しようかという時、(まだ空中)
有り得ない事が起こりました。
ピピピピ、ピピピピ
この音は、、、ケータイの着信音!?
そして音源は、次第に大きくなり気がつくと
隣りに座ってるおばあちゃんの携帯でした!!
『こ、こ、殺す気かぁ〜〜!!』
そんなオレの心の叫びも聞こえないおばあちゃんは
カバンからケータイを取り出し、オレに聞く。
「こんれ、どーやったらいいんだべ?」
へっ?どーやったらもこーやったらも・・・
とりあえず、何かボタンを押して呼出音を消すだわぁ〜
って思いながらも笑顔で「ここを」って通話ボタンを押しました。
オレも電源を切るよう教えてあげたら良かったんだけど、
どーなるのか面白くって通話ボタンを押しちゃった(笑)
すると、もう期待通りの反応。
「おぅ、ミキちゃんか。○※●×■#★〜〜」
すごいズーズー弁で会話し始めました!
その時、飛行機は車輪が地上に着くか着かないかって時…
スチュワーデスも立ち上がれない状況で、誰も注意できず、
おばあちゃんはひたすら話を続けます。
「ちょんどいんま(ちょうど今)」
「すんだいくぅこーに(仙台空港に)着いたとこだべ」
>おぉ、確かに『ちょうど今』だよ。
「迎え?迎えは要らんべよぉ、バスで帰るべ」
>じゃあ、電話を切れよ。
「京都さ、京都行ってきたんだべ」
>まだまだ会話するんか〜〜い!!
機内に響き渡るズーズー弁の一方的な会話。
これはもう面白くて仕方がなかった。
その後何事もなく電話を切ったおばあちゃんは、
オレに話しかけてくるのでした。
「お兄ちゃんありがとね。こ〜ゆ〜の
ずんずん(全然)使い方わからんべねぇ
お兄ちゃんどこ?大阪かい。ほえ〜〜
わんたす(私)京都行ってきたんだべ。
もぅあんめ(雨)降るかすんぱい(心配)でぇさぁ〜
この後、ピットに止まるまでノンストップでしゃべる
おばあちゃんでありました(苦笑)
いやぁ〜一発目の飛行機でこれだけの出来事。
この先どうなることやら。
旅の始まりは富んだハプニングからはじまりましたが、
『ひとネタ出来た!』って喜んだ私でした。
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