人造人間イチロー 本文へジャンプ
KAYAK

 川のある街で育った。子どもの頃漁業用の筏に載ってよく遊んだ。大きなゴムボートに憧れた。
 大人になりゴムボートを買った。子どもができ,特価のカヤックを衝動買いし,ダウンリバーの楽しさを知った。道具もそろえた。ロールができるようになった。
 マイナースポーツであるがカヤックの魅力は尽きない。カヤックの魅力と役立つ情報をまとめて説明します。
イメージ
CONTENTS

GPSでツーリングデータを保存 2009/9/27


マイミクのぽちさんにGPSログを使った面白い記録方法を教わったので,試しに作ってみる。
2009/9/20~22まで高知県の仁淀川をキャンプツーリングした。
その時のGPSの記録である。

仁淀川ツーリング
白木山トレッキング
寂地峡トレッキング

この記録の作成に至っては,ぽちさんのメール及び,以下のページが大変参考になった。


ぽちさんのブログ
sony GPSを使ってkashimirに読ませる方法

いずれきちんと記録をとるようにしたいものだ。


 カヤック事始 2008/12/4


 よくカヤックが趣味だと言うと,なんで始めたのかとか,どうやって始めるのかとか聞かれるようになった。
 出会いとか色々偶然とかもあるのだが,そんなに難しい事ではない。
 要はやる気と楽しむ心なのだ。
 
 水面を渡る涼風を受けながら,自然の中でゆっくりと漕ぐカヤック。
 カワセミや鮎やサンショウウオを見ながら水上を漕げば,最高の休暇。
 カヤックは,自然を満喫できる,最高の乗り物である。
 
  1. ゴムボート1号(1998~)

     このゴムボート1号は独身時代の,1998年頃にホームセンターで売っていたものである。価格は5000円弱くらいだったと思う。私は体が大きい方なので,乗ってちゃんと操船できる為にはある程度浮力というか,ボリュームが必要なのだが,このゴムボートはそれを満たしており,なおかつ廉価であった。

     これで4~5シーズンくらいは楽しんだ。充分元が取れただろう。
    まだ使おうと思えば使える。なんて頑丈なんだ。

     ただし,空気を入れるのは自動のものが良い。最初は口から直接入れていたが,30分以上かかり,入れ終わった後はヘロヘロに疲弊しているような状況であった。足踏みポンプも30分弱かかり相当疲れる。ビールを飲みながら膨らましてベロベロになったことも何度かあった。空気入れは電動式がいい。
    kayakkotohajime001 kayakkotohajime002
    kayakkotohajime003
     ところで,2005年の夏に本格的なリジッドカヤックに突如乗ることになる。同僚のS氏と登山部の生徒を連れてキャンプに行ったときにS氏が持ってきたのだ。それに載らせてもらう。このときS氏はロール披露しているし,意識していなかったが講習としてはかなり上質の講習をしてくれた。
     さらに同年8月に家族旅行で行ったハウステンボスで,夜の散歩をしていたら水辺に人が集まっている。寄っていってみるとカヤック体験ができるとのこと。予約無しで飛込みだったがやらせてもらうことができた。

     夜のハウステンボスをカヌーツーリング。これは幻想的でとても楽しかった。
    広いコクピットに息子と二人で乗り込み,一所懸命力任せに漕いだ夏の夜だった。
    kayakkotohajime004 kayakkotohajime005 kayakkotohajime006
  2. ゴムボート2号(2006/8~2007/5)

     2006年7月にYahoo!オークションでカヌー型ゴムボートよく言えばインフレータブルカヤックが売りに出ていた。ドッペルギャンガーK5という品名で,価格はオークションなので安定しないが,3500円程度であった。なかなか面白い乗り物であったのだが,調子に乗って自宅前の汽水域で乗ったところ,広島名物牡蠣の殻で船底を破損してしまい,補修するも今ひとつ。結局同型艇を改めて購入する事にした。

     この頃からPFDとヘルメットを自主的につけるようになる。この2号艇は翌年,うたたね会のU氏による錦川ダウンリバーを果たしたが,そこで浅瀬で擦りまくって破損しオダブツ廃船となる。
    kayakkotohajime007 kayakkotohajime008 kayakkotohajime009   kayakkotohajime010
  3. ゴムボート3号(2006/8~2007/5)

     3号艇。2号艇の補修がうまくいかないので同じくYahoo!オークションで3号艇を購入した。価格は5000円程度であった。カヌーを始めようかなと言っていたうたたね会のA氏に譲った。
    kayakkotohajime011 kayakkotohajime012 kayakkotohajime013
  4. ファンカヤック1号 liquidlogic社製 トライオン (2006/10~)

     インフレータブルカヤックは楽しいが,所詮ゴムボートである。確かに川の上を前向きに進み操船できるし,手軽で楽しいのだが,操作性が物足りなかった。

     ある日,行きつけのアウトドアショップ,アシーズブリッジにそれはそれは美しいリジッドカヤックが陳列されていた。しかも半額である。その美しいフォルムと初心者用の広いコクピットに子どもと一緒に乗ったら楽しいだろうな。と去年のハウステンボスのことを思い返していた。店長のE氏とカヌーについての話を聞く。スタートキットとして何がいるのかなど・・・
     その日はたまたま平日の休暇だったのだが,車に積むためのキャリアの手配から,パドルやスプレースカート一式など,一日で学習して手配した。夜,仕事から帰ってきた妻に報告した。

    「ところでカヌーを買ったんだ。」
    「はあ?」
    「カヌー楽しかったろ?」
    「いくらしたん。」
    「カヌー楽しかったよな。」
    「うん。まあね。」
    「半額だったんだ!」
    「いくらよ。」
    「とても綺麗なんだ。きっと気に入るよ。」
    「じゃけえ,なんぼなん!」
    「その件については,今は言えない。お前がカヌーをしてみてから言うよ。」

    2006年は仕事でのストレスも多く,結局聡明な妻はカヤックに対して理解してくれた。
     暫くこのトライオンで楽しむのだが,子どもを乗せて・・・となると行動範囲は静水に限られ,しかも下手糞なパドリングで子どもがどうしても濡れてしまう問題があった。ある日・・・
    kayakkotohajime018 kayakkotohajime019 kayakkotohajime020
     ちょっとだけ,子どもを乗せるつもりで太田川の柳瀬下流から出艇しようとしたところ,搭乗沈!
    子どもはびしょ濡れ。
    「もうカヌーなんか乗らない!」と泣き出す始末。
    まあ,無理も無い。
    早速伴走をしてくれる予定だった妻に子どもの服を買いに行かせた。

     ここぞとばかりに高い服を買う妻と息子。
    お前ら一体何しに来たんじゃ!?ショッピングかよ!!

     この日,瀬の中で自分の意思に反してスピンしたり,悪戦苦闘して高瀬堰まで何とか下るとカヌーをやっている人と合流。
    話しかけると明らかに上級者。あまり高瀬堰に向かってダウンリバーしてくる人は居ないんだそうで。気さくな方だったが,名刺を頂き名前を見ると,藤本 剛士とある。

    「あの~。もしかして,カヌーセンターFUJIの藤本さんですか?」

     恐る恐る訪ねてみると,果たしてそうであった。
    何と,超有名人である。この広島カヌーセンターFUJIのHPを見てカヌーというものの魅力を教えていただいていたのである。そう思ってみるともうただの上級者ではない。広島カヌーの先駆者であり,達人である。確かに動きに無駄が無いように見えてきた。スカーリングも見事なんだろう。う~ん。素晴らしい。

     それまで,トライオンで安定性が無いとか直進性が無いとかくるくる回るとか,腕のことは棚に上げて文句を言っていたのだが,普通のリバーカヤックに載せてもらって,トライオンが如何に安定性があって,直進性があるエントリーモデルであるかがよく解った。大体キールが入っているではないか。まっすぐ進んで当たり前だよ。

     藤本氏にロールができるようになりたいと相談すると,
    「そんなもん覚えんでも楽しめるが,覚えたいんじゃったら江の川のカヌー施設に行けば教えてくれるじゃろう。」
    とアドバイスを頂いた。
    その後,藤本氏を何度か遠目に見ることはあったが,氏のカヌーライフは私の目標に近い。
    無理せず,あせらず,しっかり楽しむ。だ。

  5. ファンカヤック2号 Wildness Systems社製 パムリコ145T (2007/6~)

     コクピットに子どもが乗ると濡れてしまう問題。つまり漕いでいるときに子どもが邪魔になってしまう問題。カヌーの楽しみ方を変えずに問題を解決する方法としてタンデム艇がある。様々なタンデム艇が出ているが,サイズや値段やデザインからパムリコ145Tが有力候補に挙がった。そこで,色々ネットでショップを調べてみたのだが,艇が安いとスカートが高いなど今ひとつ最安値が決まらなかった。また,中古艇もあまり出ない。そこで,以下の様なメールを販売店数社に送ってみた。

    カヤック販売店各社 様

    ○○市の××と申します。パムリコ145Tの購入を検討しています。

    パムリコ145T等の件ですが、どうも個別交渉でこちらの希望価格まで下げていただける販売店が見つかりませんでした。

    そこで、今一度販売店各社様に見積もりをお願いいたします。
    今回最安値をつけていただいた販売店様に発注する事といたします。

    希望している商品と、税込み希望価格です。

    1. ウイルダネスシステムズ パムリコ145T  1個 124,425 
    2. ウイルダネスシステムズ パムリコ145T用スプレースカートK-2 1個 26,600円  
    3. ウイルダネスシステムズ パムリコ145T用スプレースカートK-1 1個 20,350円
    4. ラミネックス ライトアシンメトリック2ピース 1個 6,773円  
    5. 送料 1個 3,150円  

    合計   181,298円

    当方としては、1~5の商品を181,298円の支払いで購入したいと思っています。
    尚、希望支払方法はクレジットカードの一括払いです。

     その結果,埼玉のカヌーショップぱどるから予定額よりも低い金額で購入することができた。また,対応も非常に丁寧であった。

     このパムリコ145Tは安定性,スピード,操作性等に大変優れた艇で,湖での試乗の後,早速広島市内一周のツーリングをすることになった。これには,キャプテンキャプゾーのHP(既に消滅か?)とカヌーセンターFUJIさんの情報が大変役立った。要は旧広島市内は感潮帯なのである。そこで,満潮時を狙って上流へと漕ぎ,干潮へと潮が変化した時に下る。この方法は大変快適であった。また,この広島市内一周は実に様々なものを見ることができる。花見のシーズンに恒例として行おうとしている。
    kayakkotohajime021 kayakkotohajime022 kayakkotohajime023
    kayakkotohajime024 kayakkotohajime025 kayakkotohajime026
     この頃のカヌー熱は最も高く,江の川カヌー公園さくぎへ行き,ロールの訓練をしたりしている。ま,ロールは一日ではできなかったが・・・。また,トライオンでロールができると思っていた。(できる人も世の中にはいるだろうが一般的には無理。)

     2007年カヌーの夏を迎えるはずが・・・7月沢登り中の滑落自己により右足を骨折し3ヶ月の自宅療養を余儀なくされる。ギプスが外れて杖で歩けるようになると,もう季節は初冬である。

     しかし,足が不自由でもカヌーはできる。カヌーに対する情熱はますます上がった。
    11月にはパムリコ145Tで広島~マリーナホップ~水鳥公園,12月には錦川ダウンリバーと今まで動けなかった分,元を取るようにカヌーにのめりこんだ。いつかパムリコ145Tで宮島に渡ってやる。
    錦川という清流が近くにあることはラッキーだった。そして,錦川でのダウンリバーの帰りには温泉に入り,カヌーショップパドルパークへ寄って,情報収集したり小物を買ったりすることがいつものようになっていた。

  6. リバーカヤック1号 perception 社製 コルシカS (2008/1~)

     誕生日プレゼントを聡明な妻にねだってみた。
    ロールができる普通のリバーカヤックが欲しいと。新艇は無理として誕生日周辺に出ていたYahoo!オークションから適当なのを選んだ。
    結果としては,非常に良い選択であった。その後わかるのだが,平べったい艇だと太い足が入らないのである。コルシカSは何とか入る。

     しかし・・・不安定だ。ひえ~。自宅前の川で乗艇するときにいきなり沈。
    こんなの乗れなーい!!
    恐々漕いで沈しそうになる。これにスプレースカートを付けると沈したときに脱出できそうに無い・・・怖い!これは乗り物じゃない。これは・・・・・・棺桶だ。
    しかし,妻に買ってもらった手前,使わないというわけにも行かず・・・。仕方なく恐々乗る。
    乗り降りの時によく沈をした。
    kayakkotohajime027 kayakkotohajime028 kayakkotohajime029  kayakkotohajime030
     kayakkotohajime031
    kayakkotohajime032 kayakkotohajime033
     kayakkotohajime034
     このコルシカSで4月の広島一周や5月の錦川ダウンリバーをした。
    沈をしないかと冷や冷やした。沈が本当に怖かった。

     そこで,ロール訓練をしようと思うのだが,5月の水はまだ冷たい。
    江の川カヌー公園さくぎに相談すると,島根県のカヌーの里おおちで温水プールで訓練をしてくれるらしい。早朝7:30からのレッスンであったが,インストラクターのK氏の熱心な指導のお陰で何とか上がるようになった。

    【動画】 なんとかロールができるようになりました

     ついでに,沈脱もできることを確認できた。これで当面の恐怖からは開放された。
    コルシカSは現在の私のメイン艇である。ボリュームも扱いも今の私にあっている。
    さて,コルシカSへの乗艇に抵抗が無くなった私は,トライオンを息子に譲り乗せようとする。
    5月にトライオンに息子を乗せて,錦川をダウンリバーしたが,息子と妻にきちんと操船技術を教えたいと思い,6月に江の川カヌー公園さくぎにて初心者講習を受けさせることにした。
    その間私は,パムリコ145Tで娘と外野として漂っていたが,しっかりS氏のレクチャーをタダで聞いていた。
    ちなみにS氏の教え方は,めちゃくちゃウマい!特に子どもには最高の先生である。

  7. リバーカヤック2号 WAVESPORT 社製 EVO (2008/6~)

     実にタイミングが良かった!
    江の川カヌー公園さくぎの常連であるO氏が子供用のカヤックを買い換えるため,古いカヤックを売ると言っている。O氏については,mixiの江の川カヌー公園さくぎのコミュニティで名前くらいは知っていた。レクチャー中にS氏からO氏とその愛娘のHちゃんの話を聞いて,驚嘆していたのだが,そのHちゃんの艇を安く譲ってくれると言う。
    ちょうど,S氏のレクチャーでカヌーの楽しさを満喫していた矢先であったので,息子も欲しがり,貴重な艇を安価で入手することができた。また,O氏にはわざわざ自宅まで届けていただき,大変恐縮した。O氏とはそれ以来マイミクさんであり,的確なアドバイスを惜しみなくくれる良き先達である。
    kayakkotohajime035 kayakkotohajime036
     kayakkotohajime037 kayakkotohajime038 
     この艇を得て,息子も自分で操れる大きさの艇を楽しんでいる。瀬では最も安定したダウンを見せてくれる。
    そして,最近ロールを覚えてしまった!

    【動画】 小学校3年生の息子初のロール!

    子どもってのは恐ろしい・・・。やればできるんだなぁ。

  8. リバーカヤック3号 フジタカヌー 社製 (2008/6~2008/8)

     Yahoo!オークションを見ていると,カヤック,パドル,スプレースカート,浮力体・・・とセットで安く売っていた。つい衝動買いをしてしまった。カヤック本体は,うたたね会のI氏に10,000円で売った。まあ,友人価格というか,カヌーの友人を増やした形だ。一時乗ったこの艇は,スケグが付いており直進性とスピードが非常に良い。曲がるときもリーンをすることで容易にターンできる。しかも,ロールも可能であった。実施にはサイブレスをつけた方が良いのだが,I氏はまだそこまで必要ないだろう。
    kayakkotohajime039 kayakkotohajime040  kayakkotohajime041 

     振り返ってみると,様々な偶然と,カヌーを通じて様々な人との出会いがあった。
    また自然の素晴らしさや厳しさを,川の水面の視点から見ることができる。
    激流では日々のストレスを強制的に忘れることができ,穏やかな流れの中で自然の美しさを再認識できる。
    カヌーは大変良い休暇を与えてくれる。今後もゆっくりと楽しむとしよう。


KAYAK LINKS (2008/12/10)


カヤックに関するリンク集です。

ショップ



個人・団体のサイト


カヌー施設のサイト