ちょっとだけ,子どもを乗せるつもりで太田川の柳瀬下流から出艇しようとしたところ,搭乗沈!
子どもはびしょ濡れ。
「もうカヌーなんか乗らない!」と泣き出す始末。
まあ,無理も無い。
早速伴走をしてくれる予定だった妻に子どもの服を買いに行かせた。
ここぞとばかりに高い服を買う妻と息子。
お前ら一体何しに来たんじゃ!?ショッピングかよ!!
この日,瀬の中で自分の意思に反してスピンしたり,悪戦苦闘して高瀬堰まで何とか下るとカヌーをやっている人と合流。
話しかけると明らかに上級者。あまり高瀬堰に向かってダウンリバーしてくる人は居ないんだそうで。気さくな方だったが,名刺を頂き名前を見ると,藤本 剛士とある。
「あの~。もしかして,カヌーセンターFUJIの藤本さんですか?」
恐る恐る訪ねてみると,果たしてそうであった。
何と,超有名人である。この広島カヌーセンターFUJIのHPを見てカヌーというものの魅力を教えていただいていたのである。そう思ってみるともうただの上級者ではない。広島カヌーの先駆者であり,達人である。確かに動きに無駄が無いように見えてきた。スカーリングも見事なんだろう。う~ん。素晴らしい。
それまで,トライオンで安定性が無いとか直進性が無いとかくるくる回るとか,腕のことは棚に上げて文句を言っていたのだが,普通のリバーカヤックに載せてもらって,トライオンが如何に安定性があって,直進性があるエントリーモデルであるかがよく解った。大体キールが入っているではないか。まっすぐ進んで当たり前だよ。
藤本氏にロールができるようになりたいと相談すると,
「そんなもん覚えんでも楽しめるが,覚えたいんじゃったら江の川のカヌー施設に行けば教えてくれるじゃろう。」
とアドバイスを頂いた。
その後,藤本氏を何度か遠目に見ることはあったが,氏のカヌーライフは私の目標に近い。
無理せず,あせらず,しっかり楽しむ。だ。