□「ひとり学習」してみよう!-for 桃通 students-(作成中)
1. なぜ「ひとり学習」か?
親は子に魚を与えるより、魚の取り方を教えよ、と言われます。親はいつまでも子どもといっしょにいるわけではないからです。同様に、教師は生徒に答えを与えるより、自分で学習する力をつけさせるべきではないか。進学しても、就職しても、社会に出たら、自分で学習していかなければならないから。このような思いから、教室でやるようにはいきませんけれども、出来るだけ「ひとり学習」の考え方にそって、「ひとり学習」を体験してもらいたいと思っています。
2.どのように勉強をすすめるのか?
本当は「計画」から始めるのですけれども、この部分はしばらく保留します。どの英語の科目でも適用できるような「勉強チェックリスト」とその活動の内容を提案します。それをもとにして、ひとりひとりが自分にあった「勉強チェックリスト」に改造・工夫して下さい。自分にとって必要と思われる活動を加えたり、不必要な活動はしなくてもよいと思います。何か、聞きたいことがあれば、遠慮なく「勉強相談」して下さい。
まず、1回のスクーリングで進む量を確かめて下さい。(1・2・3範囲ごとのスクーリングの予定を参考にして下さい。)それを1つの区切りとします。もし1範囲で9回のスクーリングがあれば、1回目の区切りを1/9,最後を9/9と表します。このそれぞれの区切りについて勉強を進めて下さい。
{活動の内容}※提案ですから、あなたがが自分に合うように変えて下さって結構です。
(1)本文をノートに写す:ノートを用意して下さい。書き方は自由です。英語を写して下さい。
(2)内容理解のチェック:「勉強ニュース」に内容に関する質問があれば、それに答えて下さい。
(3)辞書引き:わからない単語・語句など自分で辞書を引いて調べて、ノートに書いて下さい。書き方は(1)で写して英語の下に書いてもいいし、別に欄や単語帳を作ったりしてもいいです。場合によっては、「学習書」の語句の説明を自分なりに利用して頂いてもいいです。
(4)要点の整理:文法や構文などの説明が「勉強ニュース」や「学習書」にあれば、それを自分で「鉛筆読み」をしたりして、ノートの整理して下さい。
(5)和訳:自分なりに訳をノートに書いてみよう。「学習書」も大いに利用して下さい。
(6)音読:内容がわかった時点で音読してみよう。「学習書」に発音もある程度あります。スクーリングで発音を書いたプリントが配布されれば、それを使っても結構です。
(7)練習問題をする:「勉強ニュース」に練習があればやって下さい。「レポート」を練習問題とみなしてやってもいいです。その場合は、「レポートのヒント」を参考にして下さい。
{勉強チェックリスト}※例えば、9つのスクーリングがあると仮定します。(1)〜(7)までの活動内容が対応します。
| (1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | |
| 1/9 | ○ / | ○ / | ○ / | ○ / | ○ / | ○ / | ○ / |
| 2/9 | ○ / | ○ / | ○ / | ○ / | ○ / | ○ / | ○ / |
| 3/9 | ○ / | ○ / | ○ / | ○ / | ○ / | ○ / | ○ / |
| 4/9 | ○ / | ○ / | ○ / | ○ / | ○ / | ○ / | ○ / |
| 5/9 | ○ / | ○ / | ○ / | ○ / | ○ / | ○ / | ○ / |
| 6/9 | ○ / | ○ / | ○ / | ○ / | ○ / | ○ / | ○ / |
| 7/9 | ○ / | ○ / | ○ / | ○ / | ○ / | ○ / | ○ / |
| 8/9 | ○ / | ○ / | ○ / | ○ / | ○ / | ○ / | ○ / |
| 9/9 | ○ / | ○ / | ○ / | ○ / | ○ / | ○ / | ○ / |
注1)例えば、1/9の区切りの(1)の活動が終われば●と塗りつぶし/に日付を記入して下さい。
注2)このような「勉強チェックリスト」をノートに書いて下さい。
「勉強チェックリスト」に従って、勉強を進めるときに大事なことがいくつかあります。「めあて」と「計画」と「反省」です。一つずつ説明します。
「めあて」:「勉強チェックリスト」をノートに書く前に、今回の自分の勉強で特に自分が力を入れたいことを1つから3つくらい決めて下さい。例えば、「辞書を邪魔くさがらずに引く」「毎日30分は勉強する」「わからないことは勉強相談する」などです。「めあて」を決めると自分の勉強の方向性がはっきりします。
「計画」:「勉強チェックリスト」の内容をいつするかを決めます。これはカレンダーを見て、慣れてくれば「〜月−日に1/9の(1)〜(3)をする」のように自分で決めていきます。やり方は工夫して下さい。この計画をすると本当に自分の勉強が出来るようになります。
「反省」:「反省」は何も悪い事をしたからするというものではありません。「勉強チェックリスト」の内容を終わった時点で今回の自分の勉強の満足度を書いて欲しいのです。それは5点満点で、小数を使って(3.6)のように書いて下さい。これは主観でかまいません。そして、なぜそのような満足度になったのか「そのわけ」を書いて下さい。そして、これをもとに次のあなたの勉強の「めあて」を考えて下さい。
以上で、一連の「ひとり学習」的な勉強の1サイクルの完了ということになります。あとは、体験するだけです。体験した方は、恐らく何らかの変化を自分の中で感じると思います。何も成績が上がったというようなことだけではありません。あなたが今まで自分の知らなかったような自分の側面を発見するかもしれません。あなたが自分自身で自分を成長させたということになると思います。(続く)