看護学生時代


入学

地元の看護学校に見事入学しました☆
どうして看護師を目指したのかというと・・・手に職をつけて経済的に自立したかったからである。
それと・・・、自分にはデスクワークは向いていない!と思っていたからでした。
基本的に体育会系の私はじっとしているのが大嫌い!!その上人と関わるのが大好きだったので、
この仕事は魅力的だったのである。


入学後の様子

入学し、毎日元気に過ごしていましたが・・・。
1年生の教室は教務室の真上。暖かい日は窓を開けています。すると教室の声は教務室に筒抜け状態。
みんなで話していても何故か私の声だけよくとおるのです。
教務室から先生がやってきて「このクラスでワースト3がいるの知ってる?hanaさん!!」と名指しでお叱り。
悪い意味ですぐに名前を覚えられました(ToT)
体育会系には向いていないのかと思ったりもしてました。

学内実習

学内ではベッドメイキングをしたり、身体を拭いたり、座薬を入れたり、採血をしたり、注射をしたりと
様々な技術を学生同士で練習しました。
お互いに裸になって練習するので、羞恥心に耐え、へたくそ同士なので寒さとの戦いになります。
採血では緊張のあまり手が震え,その勢いで刺した針が動いて抜けてしまい、腕は真っ青に腫れたりしました。
でも自分達で体験するので、患者さんもどう感じるのか考えられるようにもなるんです。
貴重な体験でした。


初めての病院実習

初めての基礎実習ではひたすら<受け持ち患者さんの話を聞いていました。
話を聞いているだけでも感謝される毎日。
私の事を待っていてくれると考えるだけでうれしかった☆☆
反面、おむつを替えたり、身体を拭いたり、実際の看護場面に驚きも・・・。
でも今でも最初の実習の出来事は覚えています!

本格的な実習開始

2年生の6月から本格的な実習がスタート
事前に患者さんの情報を先生から聞き、お勉強。
何を勉強したらベッドサイドで役に立つのか全く分かっていませんでした。
伝えられた疾患や解剖・生理をひたすら学習。
病棟に行って看護記録を参考にして観察点を明確にし、ドキドキしながらスタッフと行動調整をします。
必死に考えた事も「その根拠は?」と聞かれ「・・・」意味がよくわかっていないので答えられず・・・
「勉強してきてね」と冷たく言われ、その晩も教科書と格闘。そんな毎日でした。


実習中のエピソードその1

2年生の時のとある実習での出来事。
受け持ち患者さんが「あっちのベッドのおじいちゃんがベッドから落ちちゃったんだ!」
と言うので慌てて詰所へ戻りNSへ報告。NSと共に部屋に戻ると大爆笑!
「おじいちゃんも学生さんにかまって欲しくてさ〜。冗談、冗談」と・・・。言っていいことと悪いことがある〜!
と怒りながらも、同室患者さんへの目配りが出来ていなかったと反省。
そのおじいちゃんは私のことをとってもかわいがってくれました☆
大部屋では同室の患者さんへの目配り、気配りがホントに大切です!

実習中のエピソードその2

2年生の時、整形病棟での出来事。
受け持ちの患者さんは老年期の男性。後縦靭帯硬化症で頚椎のope後の方でした。
奥様がいつも付き添っていて、奥様も老年期で円背のある小柄な方でした。
その方は首にカラーを巻いていて、べッドのギャッチアップも制限されていました。
そんな状況なので、自分の身の回りに置くもの、使うものなどすべてに対してその患者さんから指示が出ます。
1つ1つの指示に従うのはいいのですが、何を望んでいるのか、生活行動の中で何処をどのように工夫すればいいのか、その指示の中から考えていく必要がありました。
1つ1つのケアに対してクレームや指示が飛ぶことはあっても、満足していただけることは余りありませんでした。
指導者からは「いつも文句言われるのに良く毎日がんばるね〜」と言われながらの毎日。
自分で少しでもお食事ができたら・・・と握力の低下している患者さんのためにスプーンの柄を太くしてみたり、鏡を使ってみたり・・・。
その甲斐あって患者さんとの関係も良くなっていきました!
実習終了時には、患者さんも奥様も名残惜しんでくれて・・・新聞紙でくるんだものをお礼に・・・と差し出してくれました。
学校では患者さんからものをいただいてはいけない!と言われていたので、丁寧にお断りをして退室しました。
すると、帰りにエレベーターの前でその新聞紙の包みを両手に抱えて私を待っている奥様が・・・。
新聞紙の中身は、自家製の焼肉のたれをビンに詰めたものでした。
その心のこもったお礼の品をお断わりすることは出来ず、指導者と相談のうえ頂いて帰ることになりました。
本当においしい焼肉のたれでした!

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