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  岡山弁JAGA! (岡山弁会話入門講座)
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出展は、「岡山弁JAGA!」  著者:青山融 発行人:前坂□紀 発行所:潟Aス 199810月 です。
この本は、CDが付いていて、岡山語を楽しくわかりやすく解説してくれています。
岡山語をもーちょびっと知りてーなあ!と思よりんさりょーる
もう少し知りたいなあ!と思っていらっしゃる)方は、この本をお買い求めください。1200円です。
HP
はこちら http://www.vis-a-vis.co.jp/jl_files/tjmooks/mook/jaga.html サンプル記事と音声ファイルがあります。

  

『二重母音の長音化」と「助詞の融合」
岡山弁の特徴としてまず挙げられるのが「二重母音の長音化」である。母音ア・イ・ウ・エ・オが連続する際、具体的にはアイ・エイ・オイ・アエ・オエという二重母音をすべてエーと発音し、ウイという二重母音だけはイーと発音してしまう。
(例)
長いなげー橙色でーでーいろ提携てーけー太いふてーむごいむげー帰るけーる前々からめーめーから巴投げとめーなげ覚えとけおべーとけ暑いあちー渋いしびー歩いて帰ろうありーてけーろー など

さらに「助詞の融合」がきわめて頻繁に行われる。具体的に言えば「〜は」「〜を」「〜へ(に)」という助詞がそれぞれ、その前に置かれた単語の最後の母音と融合して、すべて長音化してしまうのだ。しかも、前に置かれた単語の最後の母音がアイウエオのいずれかによって、それぞれ異なる長音に変化するのである。
(例)岡山はおかやまー岡山をおかやまー岡山へおかやめー倉敷はくらしきゃー倉敷をくらしきゅー倉敷へくらしきー奥津はおくつぁー奥津をおくつー奥津へおくちー日生はひなしゃー日生をひなしょー日生へひなせー牛窓はうしまだー牛窓をうしまどー牛窓へうしまでー など

このように二重母音をはっきり明瞭に発音しないで、間延びした長音に変えてしまうこと、これが岡山弁の大きな特徴の一つ。

「程度のはなはだしさ」表現の多さ」
ずど」「ほん」「ぼっこー」はどれも「すごく」という意味であり、「程度のはなはだしさ」を表す単語である。
ずど」「ほん」の代わりに最近では「でーれー」「ぼっけー」「もんげー」の3点セットをよく耳にするようになった。これらの意味はいずれも共通語なら「すごい」とか「ものすごい」に置き換えられる。

「ら抜き言葉」「リタス言葉」
岡山では、はるか以前から「ら抜き言葉」を使っていた。「試験中じゃけー、テレビやこーみれんでテレビなんか見られないよ)」「そねーにぎょーさんそんなにたくさん食べれまー食べられないだろう)」とか「朝の六時までにゃーこれる来られる)じゃろ」などと「ら抜き」のオンパレードだ。
「レタス言葉」は「書ける」「読める」「飲める」という可能動詞にわざわざ「れ」を加えたもの。また「見れれる」「着れれる」といった「レタス言葉」もある。これは「見れる」「着れる」という可能の意味の「ら抜き言葉」にわざわざ「れ」を加えたものである。こうした「書けれるがな」「読めれん」「見れれまー」「着れれんでー」などの「レタス言葉」は、これまた岡山ではずいぶん以前から使われていたのである。


  ほんならまーかるー ウォーミングアップとストレッチゅーしょーかな
  それでは、まずは軽くウォーミングアップとストレッチをしましょうか

まずは

けーこけーここけーけーこけーけー       けい子けい子ここへ来いここへ来い
けーからいかー                   これから行くわ
でーこーてーてーて                大根を炊いといて
ぼっけーうめーでーれーうめー         すごくうまいとてもうまい
よーゆーてーてーつかーせー          よく言っといてください
“ばーばー”いわんなーぼくとあんたばーじゃ “ばーばー”と言わないのはぼくとあなただけ
あほーばーいわれな               バカばっかり言わないでね

だいたいこんなところ

左のモモ色は「岡山語」。わたしがふだん普通にしゃべっている岡山語です。
映画「釣りバカ日誌・岡山篇」で、星ゆり子さんや檀れいさんが美しい岡山語で話していました。
右のマスカット色が「全国共通語=共通語」。明治時代後期からつくられた日本語のスタンダード。現在、教科書や本、新聞、テレビやラジオのニュースで、普通に使われる日本語です。
文豪夏目漱石の頃には、まだこの国には共通語はなかったようで、たしかに、漱石さんの本を読むと、今の日本語とはかなり違います。

ちなみに、
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全国共通語にあたるものは明治期から昭和初期にかけては標準語とよばれていた。今日では、共通語をみがきあげ、一定の基準で統制した、理想の言葉が標準語であると解釈されており、発音、文法、語彙
(ごい)のすべてについての標準となる正しさとはどのようなものなのかが明らかになっていない現在では、日本にはまだ標準語ができていないとみられている。[引用:MSNエンカルタ]
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わたしゃー昭和40年代のしめーごろ、東京の大学の学生寮におったんじゃけど、寮は蛸びゃーみてーな4人部屋でなー、鹿児島・青森・山形・岡山から来たもんらーが、話しゅーしとーても、話しゃー通じりゃーせんけー、しかたのー共通語で話しょーりました。
授業で先生に答えたおり、「でーてーえー意見じゃな。せーで、あんたーどこの国からおいでんさった留学生じゃったかの?」
こん時、そーかこかー、九州も東北も岡山もねー、共通語じゃねーと言葉が通じんけー、ここじゃー生きていけりゃーせんのじゃな、と思いました。
わたしは昭和40年代の終わりごろ、東京の大学の学生寮にいましたが、寮は蛸部屋みたいな4人部屋でね、鹿児島・青森・山形・岡山から来た者たちが、話をしたくても、話しは通じないから、しかたなく共通語で話していました。
授業で先生に答えたとき、「だいたいいい意見ですね。ところで、あなたはどこの国から来られた留学生でしたか?」
この時、そうかここは、九州も東北も岡山なく、共通語でないと言葉が通じないから、ここでは生きていけないのだな、と思いました。

東京原住民の友達が、 
「ねー、俺ってさー、ほら、あれって、よく考えるとね、なんだかますますわかんなくなってきちゃってさあ。おめー、わかんねーかい?」
(・・こいつぁー宇宙人じゃろーか?! 「おめーのよーるこたーよーわかりゃーせん。なにゅーよんなら?)
(・・こいつは宇宙人だろうか?! 「おまえの言ってることはよくわからん。なに言ってるんだい?)j
「え?今なんつったの?」


その後、その友達とヒマラヤに行きました。
ネパールには100以上の民族と言語があるそうですが、そこで会ったシェルパ族の人たちは、英語、ドイツ語、フランス語、日本語、中国語、、、たくさん話せるバイリンガルだと、知りました。
日本の共通語は、鹿児島・山口・高知・青森・岡山・京都・大阪・仙台・福島・山形・江戸・・・など、たくさんの部族?の言語をミックス・ブレンドして、100年ちょっと前に作られた新日本語・明治バージョンなのですが、けっこう難しいです。(夏目漱石は東京語ですが、当時まだ日本の共通語はなかったそうです。j
しかし、子供の時にインプットされた郷里の言語は、わかりやすく速く、こんなワードプロセッサないですかね。

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日本の全国共通語は、東京語の山の手言葉が基になっている。江戸時代には、各地の人々が江戸にあつまり、互いに通じあう言葉をつくりあげていた。その江戸語をうけついだのが東京語である。したがって、全国共通語は東日本の方言(東部方言)を基にしていることになるが、意外なことに、東京語には西日本の方言(西部方言)が多くとりいれられている。「〜ません」の「ん」、「つゆ(梅雨)」「いえ()」「つらら」「おそろしい」などの語は、その例である。なお、現在の東京方言がそのまま全国共通語であるというわけではない。ヒがシになったり、「〜ちゃう(てしまう)」「おっこちる(落ちる)」の語をもちいたりするのは東京方言である。[引用:MSNエンカルタ]
Microsoft(R) Encarta(R) Reference Library 2003. (C) 1993-2002 Microsoft Corporation. All rights reserved
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なお、横浜の「〜じゃんvは、もとは山梨・信州の方言だそうで、その地方の人が多く横浜に移り住んだことによるそうです。


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では、お待たせしました。岡山弁講座の、はじまりじゃけん^^
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1課  2重母音(1)
せとねーけーのなげーはし 瀬戸内海の長い橋
2課  2重母音(2)
しーびーおんせんにいきてーなー 渋〜い温泉に行きたいなあ
3課  2重母音(3)
ことりのなめーがおべーてーなー 小鳥の名前が覚えたいなあ
4課  曲用(1)
きびじゃーえーとこじゃなー 吉備路はいい所だなあ
5課  曲用(2)
くらしきゅーたずねてーなー 倉敷を訪ねたいなあ
6課  曲用(3)
うしまでーせーくりんぐにいこー 牛窓へサイクリングに行こう
7課  曲用(4)
こーらくえんだきゃーみとかにゃー 後楽園だけは見ておかないと
8課  代名詞
けーがももばたけじゃ これが桃畑だ
9課  存在・不在
きのじょーにゃーおにがおった 鬼ノ城には鬼がいた
10課  否定(1)
こめのなるきゃーまだしらん 米のなる木をまだ知らない
11課  否定(2)
ぜんやきゃーわれりゃーせん 備前焼は割れはしない
12課  不可能
うしろやまにゃーよーのぼらん 後山には登れない
13課  進行形
きんこーざんにのぼりょーる 金甲山に登っている
14課  過去形
たきょーぎょーさんこーた 茸をたくさん買った
15課  完了形
こじまわんにながれこんどりょーるかわ 児島湾に流れ込んでいる川
16課  流用形(1)
ままかりゅーつけてーてー ママカリを漬けておいて
17課  流用形(2)
ごーけーのもみじかあこーなった 豪渓の紅葉が赤くなった
18課  仮定形
るーとがふえりゃーべんりーなる ルートが増えれば便利になる
19課 命令形
しぶかうぇーおよぎーいけー 渋川へ泳ぎに行け
20課 断定
うまりゃーそーじゃじゃそーじゃ 生まれは総社だそうだ
21課 疑問
かぶとがにゃーどけーすんどん カブトガニはどこに棲んでるの
22課 尊敬
ゆめじゅーしらびょーられる 夢二を調べておられる
23課 使役
ひるぜんにいかしちゃろーや 蒜山に行かせてやろうよ
24課 丁寧
こふんがよーけのこっとります 古墳がたくさん残っています
25課 強調
でーれーふーりーてらじゃなー すごく古い寺だなあ
26課 意志
やまでひらみょーたびょー 山でヒラメを食べようよ
27課 打消推量
だんごひゃっかーたべれまー 団子100個は食べられまい
28課 助詞(1)
おんせんばばーいきょーる 温泉場ばかり行っている
29課 助詞(2)
いくらどーにいったがー 井倉洞に行ったじゃないか
f30
課 平行動作
はたきょーあるきあるきおもーた 畑を歩きながら思った
31課 慣用句
このかせーのられー この傘にお入りなさい


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