統計の嘘!3

(産経新聞H23.3/21より)
被爆者治療に20年従事
長崎大大学院・山下俊一教授

「現段階で健康不安なし」

長崎原爆のほか、旧ソ連のチェルノブイリの被爆者医療に20年携わってきた。
その経験から、今回の事故による健康被害は、あまり心配していない。

避難対象を現場から半径20キロ以内、さらに30キロ以内を屋内退避とした国の
判断は妥当だった。今後もさらに範囲を拡大する必要はない。
従って、福島市からの避難を考えたり、首都圏に住む人が西日本に逃げるような
行為は無意味だ。

なぜなら、テレビでおなじみになった「マイクロシーベルト」とか「ミリシーベルト」
という単位の大気中の放射線量が、体内に取り込まれるのは、その数値の10分の1
にすぎない。

一般の方は、こうした単位について、あまりに不勉強だと思う。

一時、原発から60キロ離れた福島市で、県内で高水準の「毎時20マイクロ
シーベルト」の観測が続いたが、放射能は気象条件や気流に影響して飛ぶ。
このケースで、1時間外にいると、2マイクロシーベルトが体に入る。
仮に1ヶ月間、外に居続けても、1〜2ミリシーベルトしか蓄積されない。

甲状腺への影響を和らげるため「安定ヨウ素剤」を配布する基準は、
「毎時50ミリシーベルト」(同5万マイクロシーベルト)に達したときだ。
現状とはほど遠い。水道水や葉もの野菜からの検出値も、科学的に見れば、
甲状腺に悪影響を及ぼさない。冷静に対応して欲しい。


如何でしょうか?嘘が読み取れますか?

「一般の方は、あまりに不勉強」とは、大きく出ましたね!

まず、文章の流れですが、「避難範囲は妥当」→「従って逃げるのは無意味」
とある。前提条件の「避難範囲は妥当」が説明不足ですね。

何故、妥当なのか解りません。アメリカの80kmが妥当性を欠くと言いたいのかな?
そもそも、避難範囲なんて国が定めた便宜的なもので、妥当性を云々しても
仕方ない気もしますがね!。

「1ヶ月居続けても、1〜2ミリシーベルトしか蓄積されない」とありますが、
内部被曝でこの数値は、かなり高いと思うのですが、軽く扱っています。
(一般人の年間被曝許容量の1ミリシーベルトを1ヶ月で超えてしまう)

最後に突然、「安定ヨウ素剤」の配布基準を持ち出して、ケムに巻いています。
これを配布する基準を超えなければ、逃げる必要はないって事でしょうか?

今までの事を考えても、超えるような事態になれば、発表は遅れるでしょう。
つまり、手遅れになるって事です。

そんな悠長な状態かどうかって事ですが、認識が根本的に違うのでしょうね。


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