飛行機事故と同列?!

(「安全に絶対などあり得ない!」からの続き)


原子力発電所の事故を、飛行機などの事故と同列に考えて

「社会的に許容すべきリスクの一部」とする考え方があります。

私は、以下の点で原子力発電所の事故と、飛行機などの事故とは

同列ではないと考えます。

● 事故が起きたときの影響が桁違いである。

飛行事故による影響は、乗客乗員と多くても墜落現場の住民に限られるが、

原子力発電所の事故は、非常に広範囲である。

今回の事故でいえば、影響は世界規模です。

(当然ですが、核実験の影響も世界規模です。)

● リスクがメリットに見合わない。

飛行機事故は、飛行機によりメリットを得る乗客が、己の判断で

墜落の危険性と天秤にかけて乗る乗らないを決断できるが、

原子力発電所は、例えば、賛成派の人だけでなく反対派の人達をも

巻き込んで被害を与える。

特に、何も判らない子供達などは一方的な被害者である。

しかも、原子力発電所の発電によりメリットを受けるのは、

遠く離れた大都市圏の住民である。

メリットを享受せずに、デメリットだけを背負わせるのは、間尺に合わない。


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