朝生!

10年ぶりぐらいに、4/29「朝まで生テレビ」(朝生)を、見ました。

思えば、鈴木邦男を知ったのは、この番組からでした。
田原総一朗も、老けたなぁ。閑話休題。

テーマは、「東日本大震災」。

当然、福島第1原子力発電所の話題が中心になりました。
色々示唆に富む発言があったのですが、幾つか上げておきます。

「まず、何としてでも炉心で何が起こっているのかをはっきりさせる必要がある。
それらしいデータを小出しにしているが、実際に炉心がどうなっているのか
判っている人は、誰1人いない。」

「今は非常事態。戦争なのだから、何でも有りでやらないといけない。
通常のやり方では収束など到底出来ない」

「戦争なのだから、一企業である東京電力ではなく、政府が主導権を
握ってやるべき。一企業が、自衛隊を出動させる事はできないでしょう?」

確かに、火事になったら消防署に任せて、例えば思い出の品があったとしても、
まず火消しを優先させて水浸しにする訳です。

事故を起こした当事者に収束を任せるのは、事故を客観的に見れず、
事故を過小評価したり、恥ずかしい内情を隠蔽しようとしたりして、
却って収束を遅らせる事になりかねません。

「東京電力が起こした事故だから、東京電力が責任をもって収束すべき」
という理屈は、逆におかしな論理という事になる。

そして、今回の議論を聞いて、専門家と言われる人も、自分の専門の事以外
はよく分かっていない。

放射線被曝の影響1つとっても、意見がバラバラで統一見解などまだ無い
ということが分かりました。

つまり、多種多様な「原子力の専門家」はいますが、結局
今回の事故に対応できる専門家など誰もいないって事ですね。

世界中の叡智を結集しても、正しい道筋(そんなものがあるとすれば)を
見つけ出すことが出来るのかどうか…。



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