Windows on Linux マニュアル <= Ver3.0

Turbolinux FUJI Vmware-player をインストールしてWINDOWS を動かすために。

先ず、FUJI をフルインストールしておく。(これをしておかないと、Vmware-player は、インストールできません。なぜなら、あとでgcc コンパイラが必要になるためです)。SUSELinux など他のディストリビューションでもフルインストールをお勧めします。

VMware のサイトから、Linux 対応版の最新Player をダウンロードしておく。

Qemu のサイトから、Qemu をダウンロードしておく。

ファイル名;Vmware-player-1.0.1-19317.tar.gz12 23 日現在の最新版) ファイル名;qemu-0.8.0-I386.tar.gz  この2つのファイルを/HOME にコピーして、それぞれ展開しておきます。これはLinux 対応版です。Windows 対応版のものは別のファイルです。

Qemu にてVmware-player で使用する仮想ディスクを作成します。 サイズは7GB 程度で良いでしょう。

#./qemu-img create -f vmdk winxp.vmdk 7G  (winxp のところは、適当に変更してもらって構いません。例の場合、これはバイナリファイルなので、コマンドの先頭に「./」が必要になります)。ここで作成した仮想ディスクを/HOME にコピーして利用することになります。

次にvmx ファイルをエディタにて作成する必要があります。 記載例;以下のものは、通常のインストールCD を利用する場合。ネットワークの構成のところでインストールが失敗する場合、ネットワークカードのところを コメントアウトして利用してみてください。

インストールCDを使う場合、Vmware-player  が起動したらその仮想マシンをマウスでクリックし、すぐにF2 を押して仮想マシンのBIOS モードに入り、BOOT シーケンスを選択し、CDドライブを第1起動順位に変更することを忘れないように!

winxp.vmx の作成例は以下の通りです。

ここから

## VMware Player vmxsamples

###########################################################

## Display name

displayName = "winxp"

###########################################################

## guest OS setting (Other Linux 2.6.x kernel)

guestOS = "winxp"

###########################################################

## memory (MB) メモリは多ければ多い方ほど、動きがスムーズです。ゲストをWin にす

るなら512MB 以上、割り当てた方が速度向上に役立ちます。後からサイズの変更もできます。

memsize = "512"

###########################################################

## IDEx:y このfilename vmdk に付けたものと同一にします。

ide0:0.present = "TRUE"

ide0:0.fileName = "turbolinux.vmdk"

ide1:0.present = "TRUE"

ide1:0.fileName = "auto detect"

ide1:0.deviceType = "cdrom-raw"

ide1:0.startConnected = "FALSE"

ide1:0.autodetect = "TRUE"

## CDROM IMAGE FILE

##ide1:0.deviceType = "cdrom-image"

##ide1:0.fileName = "knoppix_v4.0.2CD_20050923-20051005+IPAFont.iso"

## CDROM drive DIRECT Access (auto) CD ドライブからインストールする場合

 

#ide1:0.fileName = "auto detect"

#ide1:0.deviceType = "cdrom-raw"

#ide1:0.deviceType = "atapi-cdrom"

###########################################################

##vga ここはそれぞれお好みで解像度を変更してください。

# Higher resolution lockout, adjust values to exceed 1152x864

svga.maxWidth = "1152"

svga.maxHeight = "864"

###########################################################

## SCSI[0-6]

## present (TRUE=Exist Hardware, FALSE=not,)

#scsi0.present = "TRUE"

#scsi0.virtualDev = "lsilogic"

##scsi デバイスがない場合、この部分は関係ありません。

###########################################################

## floppy[0|1]

## startConnected (TRUE=Power On connect, FALSE=Power On disconnect)

floppy0.startConnected = "FALSE"

## Floppy drive DIRECT Access (A:)

##floppy0.fileName = "A:"

##floppy0.fileName = "dummy.flp"

###########################################################

## ethernet 必要ないので、イーサネットを全てコメントアウトしてます。

#ethernet0.present = "TRUE"

#ethernet1.present = "TRUE"

#ethernet0.connectionType = "nat"

##bridge 接続の場合、仮想マシン用のアドレスが必要になります。後で、接続するように変更できます。

###########################################################

## USB

usb.present = "TRUE"

###########################################################

## Sound (Intel/SiS/nVidia chipset Audio)

sound.present = "TRUE"

sound.virtualDev = "es1371"

#sound.virtualDev = "Intel/SiS/nVidia chipset Audio"

config.version = "8"

virtualHW.version = "3"

nvram = "winxp.nvram"

多分、ここまででOKです。

###########################################################

ide0:0.redo = ""

ethernet0.addressType = "generated"

ethernet1.addressType = "generated"

uuid.location = "56 4d 49 0e a1 a5 fd 1a-59 c8 b6 56 2a 2e b8 97"

uuid.bios = "56 4d 49 0e a1 a5 fd 1a-59 c8 b6 56 2a 2e b8 97"

ide1:0.autodetect = "TRUE"

ethernet0.generatedAddress = "00:0c:29:2e:b8:97"

ethernet0.generatedAddressOffset = "0"

ethernet1.generatedAddress = "00:0c:29:2e:b8:a1"

ethernet1.generatedAddressOffset = "10"

tools.remindInstall = "TRUE"

###########################################################

ここまで

 

事前の準備として次のコマンドを使って、.config をコピーしておきます。

# cd /usr/src/linux

# ./SetupKernelSource.sh i686

# cp .config /usr/src/linux-2.6.13

続いて、vmware のインストール作業を開始します。

# ./vmware-install.pl

全て英語で表示されますが、慌てずにゆっくり読めば理解できるレベルのものです。tar からのインストールの場合、vmware-config.pl を起動するか表示されたら、[yes]を入力してください。これで少し待つと、インストール作業が終了します。

続いて、Windows のインストールCD をドライブに入れます。  コンソール画面にて、# vmplayer と入力すると、Vmware-player  が起動してくれます。ここで、用意していたvmx ファイルを選択します。すると、先ほどCD ドライブに入れておいたインストールCD からのインストールが始まります。通常のインストール作業が終了すると、Linux 上でWin を同時に動かすことができます。

これはTurbolinux FUJI に仮想のWindows をインストールし、その中で「桐」を動かしている画像です。

 

これは同様にTurbolinux FUJI に仮想のSolaris10 をインストールしている画像です。

 

同様にWindowsに対応したVmware-player も無償で配布されていますので、例えば、WindowsXP の中で、Windows98 やWindows95 を動かしたり、Windowsの中でLinux を動かすこともできます。FTP 版の無償のLinux を使用し、マイクロソフト・オフィスと互換性を持つ無償のOpenoffice.org を利用すれば、OS とアプリケーションといったソフトウェアに必要な経費は、一切不要となります。

現時点ではLinux 対応版のない「桐」のようなソフトでも、Vmware-player  を利用することで、稼働させることができます。

PC をスムーズに動かすために、先ず、メモリの容量を大きくすること。

各仮想OS に割り当てるためのHDD容量を確保することができれば、複数のマシンを用意する必要はありません。ホストマシン側には理想として、2GB以上のメモリを確保することをお薦めします。

コンソールを起動し、ここで「vmplayer」と入力して リターンを押す。

 

起動したら、「ファイルシステム」をクリックし、vmx ファイルとvmdk ファイルを作成したディレクトリを表示し、目的のvmx ファイルを選択して「開く」を選びます。

 

この例では、CD-ROMNIC SOUND が使える状態です。

それぞれの項目をマウスでクリックすると、オプションが選択できます。player のところをクリックすると、仮想マシンへのメモリ割当量の変更やリセット・パワーオフ等ができます。

 

起動途中でマウスでvmplayer をクリックし、F2 を押すと、「仮想」マシンのBIOS 設定ができます。

ここで、BOOTシーケンスの第一順位をCD-ROMに変更すると、インストールCD からのアプリケーションの導入ができます。

 

以上の説明は、ホストOS Linux の場合です。

 

ホストOSがWindows の中で仮想マシンを作成する場合は、もっと簡単に設定ができます。

特定のWindows のバージョンでないと動かないようなアプリケーションがある場合、例えば、WindowsXP の中で、Windows95 98 を動かすことができますので、マシンを別に用意する必要はありません。