心筋梗塞 予兆はあったのか?


前日の夜の違和感 

2011年10月某日
 これは、自分の経験談を示すもので、万人に当てはまるものではありません。

まずは時系列に経験を書いていきましょう。

前日の夕方。 左の頸部(首の辺り)に違和感がありました。
ちょうど、風邪のひき始めのような感覚です。 夜には扁桃腺が腫れたような”首のむくみに軽い痛み”を感じます。

その日は「風邪だろう・・翌日 熱が出ていたら、病院に行こう。」これくらいの気持ちでした。

そして、翌日。
当日は、某スキー場で草集めのボランティアが県下スキークラブで実施される事になっていたので参加しました。
熱は出なかったものの、違和感は相変わらず。 熱が無い事で心配もせず作業に参加しました。


それは・・ジワジワと  

 お昼前です。 少し息苦しいところで昼食となりました。
昼食も難なく済み。 食後の睡魔がきて、自分の車に昼寝しに行きました。

昼寝も終わり、作業に復帰。 午後の作業がボチボチはじまりました。
乾燥のせいか? ホコリっぽいせいか。 扁桃腺辺りのむくみ感のせいか、息苦しさを覚え。病院に行く決断をしました。

彼女に駐車場まで付き添ってもらい。 具合がさらに悪くなりそうなら送ってもらうつもりでしたが・・・・
その途中。 建物を抜ける前に かなり気分が悪くなり・・・少し座ろうと考え、椅子に座ろうとしましたが。

横になる方が気分が落ち着くようなところま具合は悪化。
特に胸の痛みがすごかった。
そのまま、フロアに横たわる事に・・・・・


 症状を見逃さないで  

さて、自分が感じた症状は?

・吐き気 (めまいを伴う事で感じたと思います。)
・多汗 (寒さを感じる事はありませんでした。熱いわけでもありませんでした。)
・胸の締め付け (とにかく強くつかまれる感じ、息苦しい。)
・嗅覚が敏感 (周りの強い匂いがキツく感じるくらい。)
・めまい (これは、吐き気につながったと思います。)

このような症状が見てとれたなら、迷う事なく救急の要請をしてください。
 119番 まずは電話
そして、落ち着く。 あとは相手方の質問に答えていく。
まずは落ち着いて喋り出しましょう。


横たわって・・・どうなったかな?

周りから見ればかなり苦しんでいたと思います。
実際 苦しかった・・・・・

それでも、 頭の中は冷静に。 彼女が狼狽していたからなおさら。落ち着かないとね。
しかし・・この痛みは尋常じゃない事を悟り。 彼女に救急車の要請を頼む。
本格的に痛みだして5分くらいだと記憶しています。
(この時点ではステントのズレを疑っていたが・・・ズレてたらこんなものでは無かっただろう・・)

携帯を渡して「救急車を呼んで」と言ったにもかかわらず。誰かを呼びに行こうとする・・・それくらい焦っていたのでしょう。


 周囲が出来る事は何だろう?  

※身内の方々へ。持病がある方はもちろん。 体型がかなり変化した方ストレスを抱えている方は要注意な病気です。
慌てず、連絡が取れるようにシュミレートしておきましょう。

※そして、周囲の方へ。患者にして欲しい事。
 床面・地面がよほど濡れたり、冷えていなければ毛布などは要りません。
野外であれば日差しをさえぎるとか、強すぎる刺激から遠ざける程度で良いと思います。
質問等も救急に言われた事を質問する程度にしてください。
「して欲しい事は?」と聞かれても 相当な痛みです。要望を考えるのは無理かと思います。
ましてや、無理に水を飲ませたり。 吐き気がするのに頭を動かして枕をしてやろうとの気づかいも・・意外に要らぬ世話です。

それよりも、気分が楽になるように救急要請の現況を教えてください。
「救急に連絡をしたよ。」とか 「あと○分で来るらしいよ。」とね。


 痛みの中で 

誰かを呼びに行こうとしている彼女を呼び止め。
「渡した携帯で119に連絡をして!!」と指示。
さて、早いうちに救急の要請も出来ました。・・しかし・・・

痛みが尋常じゃないのは確か。何だろう??しかし、不安を出しては・・
彼女の動揺が酷くなるだろうな・・

一番近い所からの救急車も30分はかかる。
  さらに病院に運んでもらうにも30分以上かかる。
1時間かぁ・・・痛みで気絶するだろうな・・・そう考えると、ドクターヘリが頭をよぎる。

早くこの痛みから解放されたい・・・・ヘリしか無いが・・

ヘリを呼んだら何処からくるかな? ここに降りれるか?
佐賀は所有してないから久留米からだろう。
以前テレビで 久留米医大の病棟屋上にヘリポートが完成。要請から数分で飛びたてると聞いていた。
スキー場だから駐車場に十分降りれるスペースが有るな。 痛いながらに頭の中で情報が駆け巡る。

時間は? 200km/h以上のスピードだから。 10分くらいで到着か?
(あとで、病院のホームページで調べると30km圏内だったので10分程度と書かれていた。)


 ヘリ要請の要件 

どうゆう状態だとドクターヘリが来てくれるのでしょうか?

ドクターヘリ 出動ガイドライン

≪自動車事故 ・自動車からの放出≫
・同乗者の死亡
・自動車の横転
・車が概ね50cm以上つぶれた事故
・客室が概ね30cm以上つぶれた事故
・歩行者もしくは自転車が、自動車にはねとばされ、又は引き倒された事故

≪オートバイ事故 ・時速35km/h程度以上で衝突した事故≫
・ライダーがオートバイから放り出された事故

≪転落事故 ・3階以上の高さからの転落≫
・山間部での滑落

≪窒息事故 ・溺水≫
・生き埋め

・列車衝突事故

・航空機墜落事故

・船舶事故(火災、転覆、沈没等)

・爆発事故

・傷害事件(撃たれた事件、刺された事件)

・重傷が疑われる中毒事故

《 要救助者の現在の状態》
バイタルサイン
・目を開けさせる(覚醒させる)ためには、大声で呼びかけつつ、傷み刺激(つねる)を与えることを繰り返す必要がある。
(ジャパンコーマスケールで30以上)
・脈拍が弱くてかすかしかふれない、全く脈がない状態
・自動車の横転
・呼吸が弱くて止まりそうな状態 遠く、浅い呼吸をしている状態 呼吸停止
・呼吸障害、呼吸がだんだん苦しくなってきている状態

・外傷 ・頭部、頚部、躯幹又は、肘もしくは膝関節より近位の四肢の外傷性出血
・2ヵ所以上の四肢変形又は四肢(手指、足趾を含む)の切断
・麻痺を伴う肢の外傷
・広範囲の熱傷 (体のおおむね1/3を超えるやけど、気道熱傷)
・意識障害を伴う電撃症 (雷や電線事故で意識がない)
・意識障害を伴う外傷

・疾病 ・けいれん発作
・不穏状態(酔っぱらいのように暴れる)
・新たな四肢麻痺の出現
・強い痛みの訴え(頭痛、胸痛、腹痛)

・その他 ・毒蛇と思われる蛇による咬傷
・毒虫、クラゲ等による刺傷によるショック状態等
・減圧症(潜水病・高山病等の圧力の急激な変化によっておこる疾病)による加圧治療が必要な者

以上 暗記するのは大変なので、患者を見たまま感じたままの状態を伝えるとヘリの要請が出来るかもしれません。


 私の場合 

自分で病状の判断は出来ないが、既往症を使わせてもらった「ステントが動脈に入っている」ので、ドクターヘリの要請をしてくれと彼女に頼む。

戸惑っている彼女に急かすように 「いいから、ヘリ呼んで。”ステント”の事言えば良いから。」


時間の感覚は忘れたが、電話は消防につながりっぱなしだったと思う。
何故か携帯の発進履歴に110番が有ったが・・・動揺していたのだろう。

消防からの情報だったか、7分くらいで到着すると聞こえた気がした。
時間が判るのはありがたい。 そこまで我慢すれば・・・と希望が持てるからだ。

だいぶ、モウロウとしながら覚えているのは ヘリも救急車も同時期に到着したようだった。
救急車内で点滴を打たれた記憶がある。
痛み止めが何とか言ってたような。

救急車でヘリまで搬送するよと聞こえた記憶がある。

ヘリに乗り込むところをこの目で見たいな・・・と気持ちにも余裕が出ていた。
メインローターの音 テールローターの回るところ。

処置を受けつつ聞こえたのは、 ドクターがリアから入るとかナースはサイドから入ってとか、そんな指示が飛び交っていた。

それから、意外に静かなエンジンだなと感心したこと。
離陸の浮遊感はパラと同じだな・・と感じた事。

上手い離陸だ・・・と感じたこと。

階段のように下降してしていく様子などが体感で残っている。

なんとなく自分が飛んでいる気がして。 到着がもうすぐだな・・と感じた。
  外の風景が見えているわけでも無いのだが。


 処置  

=======編集中 2013/4/18======== 最後の更新からずいぶん時間が経ってしまいました。

体も調子良く。  即応予備自衛官としても訓練参加しております。
普通に生活出来ると欲は出るもので・・・・節制は大切だと思います。

さて。 処置は何をされたのか?

ヘリから下ろされ。 建物内へ。

室内を搬送中。
建物内へ入れば安心して、目を閉じ あとはお任せ。。みたいな気分だったのだけど。
看護師さんが眠らせてくれなかった。(^^ゞ
目を閉じようとすると「寝ないでください!!」って何度も言われたな。

エレベーターで・・・何処だったか。 レントゲン?みたいな 動きながらも血管が造影できる所へ。
調べるよ〜って造影剤を打たれたんだったかな。
造影剤は体内に入ると、熱い感覚になります。
記憶が曖昧なので・・・いろんな所が前後してるかもね。

彼女と会ったのは・・・何処らへんだったか??
狼狽する彼女に「心配するな!」って言ったのだけは覚えてるな。
検査の結果 やっぱり、血管が詰まっているって事で。 すぐに手術。
開腹なのかぁ・・・と心配していると。
短い説明を受け。 部分麻酔して、手首辺りと股関節辺りを小さく切開。

カテーテル手術でした。

今回は、一本目のカテーテルでバルーンと言うモノを入れ。
詰まって居る血管を広げ。 次にステントと言うモノを入れ。広げた所を固定する。
そんな手術でした。
細い管で心臓まで入れ込んで、手術するんですね。
ひじ 辺りを通過する時には、何となく通っているのが判るんですよね。
でも、心臓付近で何やってるかは判らない。
人間の体って曖昧に出来ているみたいです。いちいち痛みを感じていたら大変ですよね。


    手術中 

部分麻酔なので、周りの会話やら やることが判る判る・・・けっこう怖いよ。

「もうすぐ楽になるからねー。」
以外に落ち着いた感じの会話が続き。
ホントに楽になった。

例えるなら。 苦しんでいる時間をトンネル内を走行中だとすると。 
暗い中から晴天のトンネルの外へ出た感じ。 いきなり「パッ!!」と開ける感じだった。

手際の良さにも関心しました。 テレビで神業Drみたいな人が紹介されますが。
目の当たりにした感じでしょうか。
あの瞬間だけは あれ 出来たらカッコいいな。と思いましたね。  


    入院 

=======編集中 2013/8/11======== 最後の更新からずいぶん時間が経ってしまいました。

入院はICUで数日。
一般病棟で合わせて10日間くらいでした。
処置が早かったお陰ですね。
   いろんな資料によると発症から4時間以上経つと、極端に生存率が下がるようです。

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