『街ingメーカー』シリーズ
商品名:『街ingメーカー』シリーズ(『++』『2』『2.1』)
製作:Indi Software/MEDIA FACTORY
販売:D3パブリッシャー
価格:『++』『2.1』は2100円『2』は6090円
備考:年齢区分A/全年齢対象(CEROレーティングマーク)
※CERO年齢区分表示についてはこちら
『街ingメーカー++』

かつてフルプライスで発売された『街ingメーカー』の廉価版(追加要素アリ)。オリジナルの街ingは現在ほとんど流通していない模様。詳細まで攻略すると一つのサイトが出来てしまうくらいの情報量になるので攻略情報掲載を断念。
ゲームは街づくりシミュレーションながら、街づくり自体には一切金銭が必要ないため他の同系統のシミュレーションのようにお金がたまるまでじっくり待つ必要が無い。
このゲームで街づくりに必要なのは住民とのコミュニケーション。住民と話して他のいろんな職種の住民を紹介してもらうことで街を大きくしていく。
また、勝手気ままに施設を作っていけばよいわけではなく、住民の需要や要求に答えながら進めていかなければならない。しかもやり直しがきかない(一度誘致した施設は原則として撤去できない。ゲームを進めれば撤去も出来るようになるがデメリットが大きい)ため、難易度は意外と高い。
そのためじっくり様子を見ながら…と行きたいところだが、紹介された住民はすぐに家を建てたがるため、速やかに都市計画を立て、適当な場所に誘致してあげないと、好き勝手な所に家を建てて、計画を台無しにしてしまう。移住希望者が爆発的に増える「時の人モード」は、街を大きくするチャンスであるが、同時に最大の山場でもある。シミュレーションゲームながらアクションパズルゲームのような感覚で止め時がなかなか見つからない中毒性の高いゲームに仕上がっている。個人的には『2』よりオススメ。
評価




(満点は★5つ)
【簡易攻略】
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道路は必要な分だけ敷設する
道路を使って区画整理をしたい所だが、住民は道路沿いに家を建てたがるため、無闇に道路を敷くのは危険。逆を言えば道路を敷かなければ、住民の勝手な建設を抑制することが出来る。
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施設探しは女性から
住民から「〜〜(施設名)が欲しい」という要求が出たときは、施設探しは男性ではなく女性に聞くほうが効率がいい。と、いうのも、男性は「自分」が知っているかいないかしか答えないが、女性の場合は「自分+近所の住民」が知っているかいないかまで答えてくれるため。ただし、女性の中にも「自分」が知っているか知らないかしか答えない人がいるため「噂好き」な女性か、「親切」な女性を重視するともっと効率がいい。
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各施設の関係性を知る
効率的かつ、円滑に街づくりを進めるには、各施設の関係性を知ることが重要。
例えば
住宅は主に、学校、娯楽施設、オフィス、飲食店、日用品店を要求し、工場と隣接するのを嫌う。
オフィスは主に、会社員住宅、工場、ガソリンスタンド、を要求する。
店舗は、顧客(オフィスor住宅)を要求する。
…など。これらを把握しておけば、「住宅がオフィスと学校を要求しているけど、近くに土地が無い」とかいう失敗を起こすことも少なくなる。
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特徴のある住民を覚えておく
一見、何の変哲も無い住民でも「元警察官僚」や「医者の知り合い多い」など、重要な施設に関連する特徴を持つ住民がいる。彼等とは優先的に仲良くなり、いつでも電話連絡が取れるように(電話帳に登録)しておこう。
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牧歌的な農村はあきらめる
このゲームの農家は自宅の周りの空きスペースを耕作地にするのだが、田園風景を目指すのはかなり難しい。と、いうのも、「農家が農機具店を要求する」→「農機具店はオフィスなので会社員住宅、工場、ガソリンスタンドを要求する」→「会社員住宅が娯楽施設や飲食店、日用品店、場合によっては学校を要求する」という流れで一気に都市化してしまう。農村ステージにきたら田園風景はあきらめて、農家を普通の住宅のように隙間なく建設していった方が、見た目はともかく効率がいい(デフォルメされたキャラの耕作風景は実にほのぼのとしているだけに惜しい)。
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家族構成に注意する
会社員住宅を誘致する上で注意するのは子供の年齢。7歳以下なら幼稚園、7歳以上12歳以下なら小学校、12歳以上18歳以下なら中学か高校(どちらでもよい)が必要になる。3×3タイルの幼稚園ならともかく、6×6タイルの巨大施設である学校は予めスペースを空けておかないと建てられない。親の年齢(30代なら小学生、40〜50代なら中学生以上)である程度予測は出来るが、やはり住宅を建てる際は学校用のスペースを予め用意しておいた方がいいだろう。
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イベント
2面「泥棒騒ぎ」
泥棒に入られた住民は引っ越していってしまうが、防ぎようが無いので「ピアス」が出るまで放置。「ピアス」が手がかりということは、犯人は女性、そして大人。さらに、ピアスをしているということは派手好き…?犯人発覚後はストーリーの流れに従って進めれば直に終了。
3面「ユルユル教」
「イシコ」さんが出るまで放置。教会は誘致拒絶できない。教会は一ヶ所にまとめて設置した方が後々楽かも。「イシコ」登場後は、彼を訪ねてから、ユルユル教幹部と教会で対決。順序はレインボーマン→メタルマン→コープマン→カマン→カメラーマン。対決に勝利してイベント終了。
4面「原始人騒動」
あの国民的青狸に登場するキャラクターのような名前の家族が引っ越してくる。イベントを進めると大学、原始人が紹介される。
イベントの流れは、郷田ママから電話→みつお→さりな→ひろのり→みつおの順に話しかけ、一日待つ。翌日、ひろのり→さりな→みつおの順に話しかけ、骨河ママから
大学を紹介してもらい、入手した石を大学に持ち込む。
さらに、さりな→みつおで話しかけ、みつおと一緒に公園に行くと
原始人誘致可能になる。イベント終了。
5面「宇宙人騒動」
隕石が墜落(!)。イベント開始。香辛料を良く使う料理店(カレー屋など)とイベントに関わる子供の名前を覚えておけばそう難しい所は無いはず。このイベントが終了すると宇宙人誘致可能になる。
なお、各イベント中は住民はイベントの話題しかしなくなるため、予め食料を買い込んだり(飲食店も営業そっちのけで話題に夢中になる)、誘致を一旦とめる(イベント中に不満が出た場合、紹介されないので対応できなくなる)など対策をとらないとえらいことになる。
『街ingメーカー2(.1)』

『街ingメーカー』の続編。フルプライス。『2.1』は廉価版+追加要素。
ゲームは前作の正統進化?という感じ。?つきなのは退化したと思われる部分が多々、見受けられるため。
進化した部分と言えば右スティックで視点を自由に移動させられること、主人公のタイプ(老若男女+猫)が選択できること…くらいだろうか。
退化したと思われるのは大学が削除、一部の施設のオフィスビル化(カラオケボックスやスナックなどが普通のオフィスビルになって個性が失われた)。自キャラの二段ジャンプ削除(キャラの動きが鈍くなった)など。特に大学が削除されたことで20過ぎの学生が高校に通うという不自然な光景が…
改善点としては、住民が勝手に家を建てなくなった、不満の蓄積が時間ではなく、誘致の回数によるようになったなど。不満の蓄積要素の変更は文句なく改善だが、住民が勝手に家を建てなくなったのは前作にあったパズル性が損なわれたともいえるため、まったくの改善とはいえないかも。
また、前作のイベントはそれなりにストーリーがあったが、今回はただのカルトクイズで明らかに退化。ゲームを進める上でただの障害でしかないのが残念。2000円ならともかく、フルプライスとしてはイマイチ。街ing++の続編としてもやや不満の残る仕上がり。
評価



(満点は★5つ)
【簡易攻略】
※『++』と重複する部分は除いてあります。
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道路で区画整理
前作と違い道路を敷いても住民は勝手に家を建てないので、道路で区画整理すると都市計画を立てやすい。
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スペースを残す
住民が勝手に家を建てないことから、誘致リストに溜めておいて大規模開発も可能だが、大規模開発の際は2×2か3×3タイルの空きスペースを最低でも一つ残しておくことをオススメする。今作では前作以上に娯楽施設の要求が多く、一旦不満が収まっても再び不満が出る場合があるため。とりあえず最低でも一箇所スペースがあれば一応の対応は出来る。可能ならば娯楽施設はビルタイプの施設(2×2…ペットショップ、3×3…リサイクルショップ、カラオケボックス等)だとさらに柔軟に対応できるので良い。
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会社員住宅の種類
吹き抜け…子供はいない。
クラシック住宅…幼稚園児がいる。
ロフトつき…小学生がいる。
ガレージつき30代〜40代前半(例外アリ)…小学生がいる。40代前半でも子供が中学・高校生の場合がある。
ガレージつき40代以降(例外アリ)…中学・高校生がいる。40代中ほどでも子供が小学生の場合がある。
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シニア住宅とマンション
シニア住宅とマンションは「住宅」に入らない。そのため店舗に「住宅が欲しい」と言われて、これらの住宅っぽい施設をいくら建てても意味が無いことになる。そのわりにこれら住宅っぽい施設は「娯楽施設が欲しい」「飲食店が欲しい」と要求はしてくるので出来るだけ分散して配置したほうが良いかも。
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イベント
各イベントは前述の通りカルトクイズ。答えはイベント中に住民が教えてくれるが、全種類の住民(老若男女、全ての性格)が揃っていないと全部の答えは分からない。分からなかったらネットで調べたほうが早いかも。
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