それからの10年



帰島前の計算では今頃は関東か、東北の地で田舎暮らしをしている予定であったが、人間の寿命は計算の外らしい。
母親の寿命は想いのほか長いようだ。最近では100歳、いやそれ以上かもと思ってしまう。
それまでは此方も健康を維持していなければと考えてしまう。
島での暮らしも10年になるが、どうやらこの島を終の住処と覚悟しなければいけない様だ。

今は紅葉真っ盛り。秋の紅葉・黄葉を見ていると人生の秋が頭をよぎる。
秋の木の葉はその命の終わりに向かって萎むのではなく、最も艶やかに燃え、やがて色褪せ、風に舞う枯葉となり、そして土となって次の命に自らの命をつなぐ。
人間の人生もかくありたいものだ!
高杉晋作の時世の句「おもしろき こともなきよを おもしろく」を箴言とし、人生一生青春の意気込みできたが、歳の所為か、意志を行動に移すに要する時間が余分にかかる様になった。
動いてから考える、考えながら動く、考えてから動く、そして考えてからノンビリと休んで動くと変化していく様だ!
それにしても最近は常識として受け入れられていることの如何わしさが良く見える。世の中は結構、如何わしさで成り立っていると云うことらしい!
これも歳を重ね、余分な情報を取り入れた所為かと!
田舎暮らしの次の10年に向けて、ざれ言を・・・・・・・・!
(2009)


イノシシ出没
ジャズを聴きながら
けもの道
百術不如一誠
猛暑の傷跡
農家の時代?



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