暑い季節は、水中ガーデン
涼しげで、なんとも癒されます。
お手軽水中箱庭
- 最近は、水槽もその他のちょっとした機器も、すごく安く、 しかも良く改善されてきて、中には、 15cm四方のスペースがあれば置けるもの、なんてのもあります。
- 今回、私は初めて、お金がかからないと言われる「底面ろ過」というのを、やってみました。 意外なくらい、手間がかからず、簡単でした。
- コツは、魚を入れるまでに少し時間をかけ、 「水を作る」こと。
- これで、あなたも、金魚以外も飼えちゃう人になれるかも〜♪
(以下、簡単に説明いれました)
水作りって何?
魚は入れずに、水を入れてモーターを回し(=空回しと言います)、 キレイな水を作ってくれる善玉バクテリアを育てる事です (水草を入れると水作りが早くなり、2〜3週間位で出来てきます)。
もしくは、今は、「魚がすぐに入れられる」と謳った良いバクテリアが 市販されてるので、それを試してもイイかもしれません。
底面ろ過って何?
水槽の底に専用の板を敷いて、その上に底砂をのせ(敷き)、
水中モーターを使って水を循環させる仕組みです。
この底砂がろ材(水をこす)になります。
専用の板は、ペットショップなどですぐ手に入ります。
他のろ過より、断然安く手軽に始めらるのが利点です。
ろ過装置が見えないので、インテリアとしてもGood!
底面ろ過は、敷く底砂(ろ材)により、ずいぶん性能や水質が変わります。
ショップには色々売られていますが、オススメは、この2つです。
- 大磯砂:
- ソイル:
- その他のろ材:
- その他のろ過装置
とにかく安い。比較的どこでも入手しやすい。
昔からある金魚を飼った事がある人には馴染みの黒っぽい砂利。
水質を安定させてくれるようになるまで時間がかかるが、 ひとたび安定すると、かなり長く使えるのが利点。
見た目は、小粒赤玉土によく似ている。
初心者でも簡単に、しかもすぐに水質を安定させられるのは、 ADA社の「アクアソイル」がオススメ。 (でもパッケージには底面には使用しないで、って書いて あるので、あくまでも個人の責任でお願いします) 値段が高い。初心者からマニアまで幅広く愛用されている。
寿命が短く、半年〜1年で、総入替えが必要。 総入替えする際のリスク有り。
ホームセンターなどでもたまよく見かけますが、見ためが涼しげで夏のインテリア水槽に使いたくなりますが、 これを使うと水がアルカリ性に傾きます。 初心者が飼うような魚は、弱酸性から中性を好むんもが多いので、 適さない場合が多いです。
また、カラーサンド(砂)など、インテリア性の高いものがありますが、それの単用は、 底面ろ過にはあまりオススメしません。(理由:魚のフンやコケや藻が目立って、かえって美しくないから。)
ちなみに、底面ろ過の他にお手軽ろ過装置として、 外掛け式ろ過装置があります(ろ過装置全体を指して、 外掛け式フィルターと呼ばれたりもします)。
これは、水槽のふちの外側に、この装置をひっかけるもので手軽です。 ただし底面ろ過に比べると、ろ過の大きさなどからも、ろ過能力は、かなり落ちます。
しかも小さい水槽に、この外掛けろ過装置を入れると、水流がありすぎて、魚が落ち着けず本当に可哀想でした。 鯉の滝登り状態。使用は慎重に。(写真)
外掛け式ろ過装置(A)
A を水槽に掛けたところ
ろ過をしないと魚は住めないの?
魚が排泄するアンモニア(うんち、おしっこネ)などは、
魚にも有害です。
ろ過をしないと、エアーをブクブクしても段々水が濁ってきて
魚が長生きできないのはこのせいです。
だから、魚が多く、また大きいほど、水は早く悪くなります。
ビン詰めの生きた魚を見たけど?
この季節みられるビン詰めの生きた魚は、
たいていアカヒレやベタという魚です。
専用の培養液に入っているので、ある程度生きられます。
生きてる、というより、死んでない、だけで、残酷なことこのうえありません。
また、まちがっても、家の
水道水では(浄水でも)出来ない
です。
小さいのはアカヒレ、これは中国原産の魚ですが、
特別にヒーターがなくてもある程度寒さに耐える丈夫で安価な魚のため
チョイスされています。
ベタは、タイ、カンボジアが原産とされ、
現地で賭博用にビンで飼っていることがあるので、
日本でもビン入りで売ったりすることがあるみたいです。
こちらはバリバリ熱帯魚です。寒さに耐えられません。
ろ過すると、何がいいの?
ろ過をセットして、水を入れて何日間かモーターを回すと、
水の中や底砂の中やろ過装置の中などに、
水をきれいにしてくれる善玉バクテリア
(酸素が好きだから、好気性バクテリアって言います)が、なぜか生まれてきて住みつきます。
これが、魚が自分で出すけど毒になってしまうアンモニアなどを、
有害でないレベルまで分解してくれるのです。
アクアテラリウムって何?
水槽の水の中だけでなく、水上にも植物を植えて (というか、水中に入れた流木の上にのせてるだけ)、 自然界の箱庭のような小さな風景を作り出すやり方のひとつです。
専用の循環装置など色々売ってますが、ガーデニングをする人なら、 植物がどうしたら元気に育つかわかっているので (例えば根をずっと水びたしにしないとか、植物には光が必要とか)、 水をあっちこっちに誘導するための高価な循環装置は特別必要ないです (もちろん、あったらカッコイイです)。
アクアテラリウムの良さは?
まずは、見た目のインテリア性。
それと、水上の植物が成長して根を張り出すと、 水中に住むバクテリアが取りきれない(魚に)有害なものを、 水上植物が肥料として吸収してくれるので (肥料でよく聞く、窒素、リン酸など)、 面倒な水換えの手間が極端に少なくなる (理屈上は、水槽の上と下だけで自然のサイクルシステムができる!) という便利な仕組みです。
必要なものは?
最低限必要なものです。 やり方がたくさんあるので、この限りではありませんが、 一番簡単な物を書いてます(ちなみに魚や餌は書いていません)。
- 水槽(容器)
- 底砂(水槽容量に合わせます)
- 底面ろ過用専用板(水槽容量に合わせます)
- ↑専用板に合う水中モーター(水槽容量に合わせます)
≪底面式ろ過の場合≫
- 水槽(容器)
- 外掛け式ろ過装置(水槽容量に合わせます)
- 外掛け式ろ過装置の中へ入れるフィルター
(写真のような簡単なものでも結構イケル!)

- 水槽内のゴミ除去や善玉バクテリアの住家にもなります。 一番安価な、ろ材フィルター(写真)を大きさを合わせてハサミで切って使えばOK。
- ろ過装置とセットで市販されている専用の物を使用してもOK。
≪外掛式ろ過の場合≫
- 水温計
- 塩素中和剤(おすすめは「ビタミンカルキ抜き」)
(私も習ったのですが、これ↑はイイです!) - 照明
(私は普通のクリップスタンドも使用、
ただし白熱灯でなく蛍光灯の球に替えて使ってます。)
(何でもそうですが安全にはご注意下さい) - 熱帯魚を飼うなら、ヒーター&サーモスタット
- 大きくなる魚は避けた方がベター (水槽の大きさによりますが、初心者にはオススメしません)
≪どの種類のろ過でも、出来ればあった方がイイもの&その他注意≫
我が家は、こんな水槽です
難しいものは使ってませんが、わからないものもあるかもしれません、スミマセン。
- 幅30×高さ20×奥行最大25(cm)
総水量=約10リットル
≪大きさ≫
- 斑入りフィカスプミラ、
アンスリウム(ピンク花)
≪水の上の植物≫
- アヌビアス・ナナ
南米産ウィローモス
クリプトコリネ・パルバ
エキノドルス・バーシー
ピグミーチェーンサジタリア
≪水の中の植物≫
- ブルーアイ・ラスボラ×5、
パピリオクロミス・ラミレジィ・バルーン×1
レッドチェリーシュリンプ×数えられません‥
≪住人≫
- ルームメイト901の揚げ水ポンプを借用、接合パイプは加工
底面板:たぶんニッソーかなんかのだと‥
CO2システム:ADAアドバンス
サーモスタッド内臓ヒーター
蛍光灯照明1:13w×2
蛍光灯照明2:9w×1
水温計×2
≪周辺機器≫
- ph:6.7
底面ろ過
水温:26〜28℃
底砂:ハイドロサンド
2004年6月頃立ち上げ(スタート)
仕様:なんちゃってアクアテラリウム
お掃除:たまにコケがガラスにつくので拭く
≪ろ過≫
| 写真は水槽の上部分です。 アンスリウムとフィカスプミラが一年中元気に育ちます。 それぞれの根を、水槽用のろ材フィルターで包んで 土がこぼれないようにしてから、 水の中に置いてある流木の上にのせています。 植物がこの環境に慣れるまでは、 根先が水に少〜しだけつかっている状態にするのがコツ。 そのうち、根が自分で水の中に伸びていきます。 また、根が環境に慣れるまでは、水槽の水が 蒸発して減ったら、しばらくそのままにしておき、 乾いてきたら、また水を足す、というように、 常に水浸しにはならないようにすると早く環境に慣れます。 |
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レッドチェリーシュリンプ。体長約1.5cm | ブルーアイ・ラスボラ。体長約2.5cm |