YAMAHA FZS1000S Fazer を選んだ理由
私のバイクの使い方は、峠道を交えて温泉を目指すことが多いので、ワインディングが楽しく、長距離が楽なもの、しかも街乗りやタンデムも楽しめるものが欲しかったのです。
| そこで、選定基準として @高速がラクチン=カウル付き Aライディングポジションが楽≠レプリカ系 B重くない≠ツアラー C峠でもそこそこ速い≠アメリカン D積載性 E航続距離 F暑すぎない≠V型エンジン G整備性 Hタンデムの快適さ を策定。 ライバルはZ1000、ホーネット900、TDM900、FZS600、XJR1300、ZXR1300で、全て試乗してみました |
結局決め手は、143馬力エンジン、ハーフカウル・センタースタンドがあること、サスがそこそこ良いこと、重すぎないこと、アクセサリーで積載性を改善できること でした。
で、どうだったかというと
| @ |
R1譲りのエンジンはパワフルで高速道路は楽勝! 長距離になればなるほどその差を実感。 |
| A | ポジションが楽で1日中走っても疲れない!街乗りもイケます。 |
| B | 車重は今のSSから見ると相当重いですが、まあまあ・・・。 |
| C |
ワインディングでも結構速く、そして楽しい! ただし切り返しはSSに比べると、モッサリしています。 やや前荷重気味にするとグイグイ曲がる印象です。コーナーリング中にアクセルを開けると更に曲がるような感覚があります。ブレーキの効きは申し分ありません。 |
| D |
積載スペースは広いのに、荷掛けフックが無いので苦労します。 しかしこれは純正キャリアで解消可能です。50Lのリックサックでも100Lの箱でも積めます。 |
| E |
21Lタンクで航続距離300km以上は確実! 360km走ってようやく燃料警告灯が点くということも。 |
| F | リッターバイクにしては暑くないですね。 |
| G | センタースタンドはGOOD! 整備がラクチン。 |
| H | タンデマーの評価も良好! 高速道路でも快適だそうです。 |
| I | 37,000kmを超えた時点でも後軸で118馬力、補正値で139馬力を発揮。キチンと仕事してますね! |
他に良かった点は
・シート下に意外と物が入る。
雨具・ロック・パンク修理キット・イモビライザー 他を入れても大丈夫。
・リッターバイクにしては燃費がよい。街乗り16km/l、ツーリング19km/l位。
時には20km/lを超えることも。
・ライトが明るいので、街灯のない山中でも走りやすい。
・補修部品がSSに比べて安い! これは重要です。
・タイアをハイグリップタイアに交換すると、劇的に走りが変わる!
・スイングアームが長く、トラクションを掛けやすい。
ただその分ウイリーするのは難しいかも。
・今となっては貴重となったキャブレター車。ドンツキがなくていいですね。
・美しい・・・(???)
・なんと言っても、乗っていて楽しい! 休日が待ち遠しいです。
おかげで、走行距離が伸びる伸びる・・・。
欠点は
| ・ | 足つきがあまり良くありません。足を下ろすと丁度ステップが干渉します。 |
| ・ |
重心が高いので、車重の割りに取り回しが重く感じます。ただ、これはコーナーの素早い倒しこみに資するものですから、目をつぶりましょう。 |
| ・ | バンク角が浅く、すぐにステップとエンジンガード(黒プリン)を擦ります。 |
| ・ | 低速でのセルフステアがやや強い。これが欠点と言えるかどうかは評価が分かれると思います。 |
| ・ | ホイールベースが長いことは高速安定性に繋がりますが、ジムカーナごっこや講習会で使うには多少不満が残ります。 |
| ・ | EXUPが開かない6000回転以下でのパワー感が感じられません。これは高燃費とトレードオフだと思って割り切っています。 |
| ・ |
1速のギア比がロングで、峠でも講習会でも中途半端。このあたりは欧州の需要に合わせているのでしょうか。スプロケットを交換することで対処もできますが、そうするとスピードメーターに誤差がでます。(これが一番の不満点!) |
| ・ | ニーグリップすると丁度フレームが干渉して、しっくり来ません。 |
| ・ | ハーフカウルの効果は今ひとつ。スクリーンの交換をお勧めします。 |
| ・ | 純正のリアサスは腰が無い。もっと早めにダンパーが効いてくれるといいのですが。 |
結局のところ、どんな所でもハイレベルでこなす、「普通の」バイクです。
(いや、これはむしろ普通ではないのかもしれない(笑)
チョットだけ刺激的で、飽きが来ない。しかも何でも出来て、美しい(?)。
理想的な奥さんみたいでしょ?