2006年5月1日〜3日
秋山郷とヒスイ海岸
ルート:東京〜秋山郷〜柏崎〜黒部〜清里〜奥多摩〜東京

「自分で温泉を掘ってみたい!」
半日掘って浸かるのは数分という悲惨な結果をも覚悟して、長野県栄村の切明温泉(通称秋山郷)に行ってきました。
秋山郷以外の目的地は決めていなかったので、行き当たりバッタリの旅になってしまいました。

5月1日 東京〜三国峠〜津南〜秋山郷〜松之山温泉〜柏崎
長野県栄村の秋山郷ってどこにあるんでしょう?

今年(2006年)の豪雪で陸の孤島になり、自衛隊が出動した地域と言えば、覚えている人も居るのではないでしょうか。

奥志賀林道が冬季閉鎖している時期には、新潟県津南町側からしか入れません。
ETC割引が効く早朝に自宅を出発。
関越道渋川伊香保ICで降り、国道17号線で三国峠を越えます。
道路脇にはまだ雪が!

前日の天気予報では真夏日になると伝えていたので、セーターも持ってない。

寒い!!!!
津南町に入ると、5月なのに雪だらけ。
国道405号の入口付近もこのとおり。

・・・ヤバイ、防寒装備を持ってない。
雪の平原を走るのもなかなか楽しいもんです。
桜はちょうど咲き始め。
津南町から国道405号(≒舗装化林道?)を延々1時間。
ようやく秋山郷の入口に着きました。

まさに秘境の名に相応しい山深さ。
路面状態は荒れまくり。
アスファルトはひび割れ、スノーブロックや小石が散乱し、雪解け水で道が川になっていたり。

ひたすら徐行を強いられます。
まだ除雪車が動いていました(汗
えー、今は5月ですよね?
今年の雪は記録的だったといいますが、これほどとは。

除雪直後の路面は雪が踏み固められて怖いんだよな・・・。
地元の人によると、ガードレールは除雪の邪魔になるので、冬季は取り払ってしまうようです。

コケたら谷に真っ逆さまだ。
(((( ;゜Д゜)))ガクガク
ようやく秋山郷の最奥部に到着。
ここの河原を掘ると温泉が出るそうな。

雄川閣」では河原を掘るためのスコップを無料で貸してくれます。

宿の人が、
「マスコミが豪雪を大げさに報道したから、風評が悪くなるし、嫁も来なくなるって年寄りがぼやいてるよ」
なんて笑っていました。

確かに大騒ぎしてたもんな。
それにしても「大変だったけどいつもと困難さは変わらないよ」と言ってしまうところ、さすが秋山郷だ。
雄川閣の裏手から望むと、目的の場所(赤○の箇所)が見えてきます。

しかし・・・雪解け水で増水し、河原が無くなってる(鬱
気を取り直して、とりあえず河原に向かってみる。

ていうか、この雪はナニヨ?
もう、河原を掘るとか掘らないとかの問題じゃない。
雪解け水で川が波立って、入り込んだら命の危険が。

時期が悪かったなぁ。。。
例年よりも水が多いそうです。
ちなみに平水時はこんな感じらしい。

おねえちゃんの後ろの岩は水没して頭しか出てないし。

こりゃ無理だって。
俺と同じ野望を持ってはるばる来たものの、夢散ってしまった人と一緒にパチリ。
何もしないのも悔しいので、足湯を・・・

とは言ったものの、雪解け水は冷たすぎて、足先部分しか入れられない。
仕方が無いので、雄川閣の露天風呂に浸かってみました。

これはこれで結構なモノで、一応の満足を得られました。
景色もいいし、勿論源泉かけ流し。
家族で貸切もできるそうです。

でもちょっと熱い。
熱い湯に無理して浸かっていたら、のぼせてしまった。
もともと温泉を掘る予定だったので、時間が余ってしまった。

どこ行こうかな〜と地図を眺めていたら、日本三大薬湯と言われる松之山温泉が近いではありませんか!

早速津南に下り、松之山温泉を目指します。
松之山温泉街はこんな感じ。
GWの谷間とはいえ、「日本三大薬湯」がコレではちょっと寂しいなぁ。
ホーロー製の看板も哀愁を誘います。
これが公共浴場の「鷹の湯」。
塩分が非常に濃く、源泉からチップを燻したような独特の香りがします。

風情といったものはあまり感じられませんが、薬湯と聞くだけで御利益がありそうな気がしませんか?
この松之山と高柳町は、日本の棚田100選に選ばれた地域なんだそうです。(ていうか看板見るまで知らなかった)

雪深い地域のこと、新緑の季節はまだ先のようです。

このあたりから雨が降ってきた。
寒い。
海沿いなら暖かいだろうということで、結局、国道353を辿って日本海側の柏崎に出ることにしました。

途中、一昨年の新潟大地震で壊れた国道の修繕に出くわしました。
まだ地震の傷跡は残っているようです。
途中から霧と大雨で(泣
雨の中でのテント泊は嫌なもの。
どこかに屋根がある公園がないかな〜と探したところ、絶好の場所がありました!

柏崎市の「みなとまち海浜公園」はいかが?

風呂とコンビニまで徒歩1分。水場とトイレは徒歩20秒。屋根つきで海水浴もできちゃう(笑
原発絡みの交付金で作られたということです。

大雨のせいか、ドームの下には運動する人や犬の散歩やさせる人が次々やって来て、老若男女を問わず話しかけてくる。

「折角来たんだから原発に寄ってけば?」
「直ぐそこに風呂があるよ。」
「大雨だから中央に張ったほうがいいよ」
「明日の天気は午後から良くなるよ」

柏崎の人たちの愛想の良さが印象的でした。
今宵のディナーは、おでんと焼き鳥とビール。

疲れていたのか、直ぐに寝てしまいました。


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