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Garage Space

私の愛車、

GTRVこと、三菱ギャランスポーツGT(Mitsubishi GALANT SPORTS GT(E-E74A))

の車庫部屋です。

三菱ギャランスポーツ
17インチホイルはいてみました。 

三菱ギャランスポーツ
本当にダウンフォースが発生するのか不明なリアスポ。

念願叶って、「GTRV」こと三菱ギャランスポーツGTを購入することができました。またどうしてこんなマイナーな車をと思われるかもしれませんが、4WDで、速くて、誰も乗ってない、という条件を満たす車はこれしかな かったからです。平成6年頃からCMで「じ〜てぃ〜あ〜る・・・・ぶい!」と野太い声のナレーション(たしか一徹さんの声の人?)をバックに、山や海を颯爽と走る姿を見たときから、これを買いたいと思 いました。

何故に「GTRV」と呼称されるのかと言いますと、この車の売り文句が、VR-4エンジンから繰り出される「GT」の走りと、正面から見ればまさに「RV」と呼ぶに相応しい外観と充分な車高 、そしてラゲッジ・スペースという機能性、これらを具備することに由来します。つまるところは、「GT」+「RV」という安直さから来ています。でも、この安直さがすごく気にいってます。何故なら、今まで「GT」とつくものは、例えば「GT-R」「GTS」「GTS-4」「GT-Four」「GTiR」などなど、純粋にグランツーリスモ・モデルとして作られた戦闘マシンのような車が「GT」の称号を得られた訳で、一方の「RV」がつくものは「CRV」「HRV]「RVR」など、リラクゼーション・ビークルとしての多様性と機能性を持つ車に「RV」の冠がつけられる傾向にあります(YRVは?)。

ところがところが、この車はその両者の持つアベレージを足して2で割っただけではなく、そのスタイルまでも足して2で割ってしまったのです。このあたりは、三菱の思い切りの良さ(無謀さ?)が非常に表れていると思います。パジェロの成功から「何でもターボ」「何でも四駆」という流れがあった中 での三菱においてはまるで異端児のような存在のこの車は、元来変わり者の私にとって「これだ!」と思わせるに充分な要素を持っていました。単に「GT」と「RV」2つの要素を安直に繋ぎ合わせた車で機能的には使えない、と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、私にとってこの車は、決して亜流とは思いません。それは、私のモットーが「広く浅く」であるように、「GTRV」もそのようなコンセプト であるように思えて、共感できたからです。

そもそもこの車は、ヨーロッパで生産されていた5DrHBギャランが好評を博したのに気を良くした三菱が、それを逆輸入した上に色々とくっ付けたものです。ですから、フロントバンパーなどは日本のみの装備です。そのせいか 、この風変わりな車が一体何台生産され、何台市場に出回ったのか分からないくらい不評だったということです(実際は2,500台程度ということです)。それは、セダンタイプのハッチバック車は日本では売れないというジンクスがあるからだそうです。それに、 当時、若者受けする象徴であった「フロントバンパー」「ルーフレール」「リアスポイラー」の3点セットを標準装備させたために、キマイラ的車として敬遠されてしまったみたいです。私はこの外観がすごく気に入っているのですが・・・。これらがあるお陰で、車体重量は重い部類に属し、折角のVR-4パワーが消されている感もあります。

推測ですが、基本ボディは7代目ギャランの「E7系」をベースに、ハッチバックはヨーロッパ仕様、リアマスクはカリスマ、フロントバンパー・ルーフレールはリベロ、リアスポはFTOから流用ではないでしょうか?

さてさて。いざ購入に際しては、まず、東北版の中古車情報誌には全く掲載されていない、という壁にぶち当たりました。関東版には常時2台くらいは 当時載っていました。そのため、三菱の中古車を扱うディーラーに行ったところ、若い従業員は「GTRV」の知識はまるでなし。(三菱の従業員なんだから勉強しろよ・・・)と思いつつ検索してもらったところ、やっぱり東北にはない。それでも全国には4台の検索HIT!。しかし、欲しかったMT車はなんと香川県にしかない、、ということで、運搬料を考えるとかなり高額になるとのご教示。で、泣く泣くAT車を北関東から取り寄せることに。ただ し、ディーラーの方からはあまりお薦めできないとの助言をもらうはめに。。。最初からこれを買いたくて行ったので、そんな言葉は全く気にせず即効予約。納車の日を心待ちに。

届いてみると、多少の傷はあるものの、中古ではありながらほぼ新車同然。走行距離も3万5千と、6年式としては少ないほうでした。非常に満足。そんでもって全てノーマル仕様。タイヤもマフラーも。タイヤは三菱の純正ホイールで、205/60/R15タイヤのままでした。タイヤの磨耗状況からして、アライメントがずれている様子も見られないので、車の歪みもないことにまた満足。

心臓はV6の2000cc/DOHC24バルブ/インタークーラーツインスクロールターボ 、つまりVR-4エンジンです。マニュアルであれば240PS/6,000rpmまで出せるということですが、我が愛車はAT仕様のため、215馬力のトルクは31.5kg・m/3,500rpm・・・。それでも、街で峠でガンガン走ります。ただし,上にもあげましたが車体が 重い・・・。これが加速の際とダウンヒルのブレーキングの際、マイナス要因となっています。1速で6千回転は回りますが、その後のシフトUPの際にもたつくのが 難点です。燃費は街乗りで8km前後。高速だったら10km行きます。ガスはハイオクなので懐痛いです。V6のせいか、フロントは結構長いのですが、ドライビング・ポイントが高いためか、フロントの長さは気にならないほど視界は良好です。ただし、ルームミラーに写るリアの情報は最悪ですが 。

ミッションは4速のファジーAT、つまり、初代「INVECS」です。このミッション、運転手の癖をCPUが記憶してくれて、シフトチェンジが必要な時、例えば坂道の上り下りの際に、勝手にミッションがかわってくれます。しかしこれが曲者。下り坂でいらないときに勝手にシフトダウンしてしまうし、どうでもいい上り坂で2速固定で登り続けるというような、弊害がたま〜に起きてしまいます。まあそういうことを自ら峠でしてしまう時もあるのですが。ただこのミッション、もっともっと曲者ぶりを発揮してくれました。それは、2度にわたるミッショントラブルです。1度目は、買って半年後に3速固定になってしまうという現象が起きたことです。これはギアを司るCPUの不良ということで、交換によってなんとか復活しました。ところが、その1年後に完全なるミッショントラブルが。なんと、D走行中に突然ニュートラルにギアが入ってしまうという現象に陥り、危うく事故寸前に。これにはさすがに困って工場に行こうとした直後、うんともすんとも車が動かなくなり、結局牽引されて工場行き・・・(泣)。原因は、ミッションギアの磨耗による噛み合わせがなくなっ たため、ということでした。この車、デフ関係でリコールが2度ほどあったのは事実ですが、リコール外であるミッション関係で2度もトラブルがあるとは夢にも思いませんでした・・・。ただ、ミッションが弱いと噂される三菱車 なのに、普段からO/DのOFFや2速を頻繁に使うことによって、ミッション・トラブルが起きたのかな?と自分を責めたりもしています。

随分話がずれました。

ハッチバックというだけあって、ラゲッジスペースはかなりあることは利点。ルーフレールにスキーキャリアを装着すれば、大人数でスキー場に行くのに問題なし。4WDだし。雪道はガンガン行きます。ただし、LSDは付いていないと思いますので、ある程度は雪道 走行に難はあります。サンルーフも御座いますが、UVカットガラスではないので、日焼け覚悟です。フロントパネルには、早い車には付物のホワイトパネルのメーター類が。 しかし欠点として、夜間走行時のパネルの見にくさも指摘できます。タコは9千回転までありますが、まだそこまで回したことはありません。ブーストメーターなんて付けてみたいな〜なんて思ったりしますが、AT仕様なのでやめておきます。 ちなみにBOSCHのフォグランプはオプション装備です。

オーディオ関係は、これがまた全くのノーマル使用でした。三菱純正カセットデッキ&ラジオは即効外して、SONYのCDチェンジャー(10連奏)&カセットデッキに換えました。スピーカーはそのうち3WAYぐらいのに換えたい。。。と思っておりましたが、換えないことが妥当と判断。なぜなら、リアのラゲッジスペースをさらに拡張させる要素に、取り外し可能な仕切り板がありまして、これにスピーカーを付けてしまうと、この車の最大の利点である「RV」としてのラゲッジスペースの広さを殺してしまう からです。実際に、この板を外すことで21型TVを運ぶのも余裕でした。通常のセダンタイプ乗用車のトランクルームとは比べ物にならないくらい、大袈裟に言えば、ワゴン車に匹敵するくらいリアスペースは容量を持っています(本棚も運べました)。そんなこともあって、音については我慢して、使い勝手の方を重視しました。

ところで不思議なのは、エアコンのコンパネ上部に燦然と輝く「GALANT」の文字です。最初は前のユーザーが無理やりリアから剥がして貼ったのかと思いましたが、そうではないようです(リアにはMITSUBISHIの文字もGALANTの文字もない)。これが無いお陰で、後ろから見れば何の車種だかさっぱり分かりません。一体この車は何なんだと言われることしばしば。さらにナビシートに乗って前の文字たちを見て剥がしたの?と聞かれることしばしば。細かいところでも意表をつくところは、何となく「してやったり」と思うこともあります。

早い車の称号ホワイトメーター
早い車の称号?ホワイトパネル

MITSUBISHIのロゴ
助手席に燦然と輝くMITSUBISHIのロゴ

NAVIは野生の感と帰巣本能がなんとかカバーしてくれるので要りません。安全性で言えば、ボディーはかなり丈夫です。でも、エアバック&ABSはないので、安全運転を心がけたいと思います・・・。

そこのあなたも、是非GTRVのオーナーになってみませんか?


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