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小諸には懐古園、浅間山、千曲川、高峰高原、藤村記念館(谷口吉郎設計)、小山敬三美術館(村野藤吾設計)、旧北国街道小諸宿、布引観音(牛に引かれて善光寺参りの伝説発祥の地)、布引温泉、菱野温泉などがあります。 |
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「小諸なる古城のほとり・・・」を書いた文豪・島崎藤村(1872-1943)は、小諸義塾の英語・国語教師として27〜33才まで小諸に赴任していました。 |
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名曲「上を向いて歩こう」の歌詞は、永六輔氏が小諸に戦時中疎開していた(イジメられていたらしい)ときに懐古園(小諸城址)で作詞したそうです。 |
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上を向いて 歩こう ♪
涙が こぼれないように
思い出す春の日 一人ぽっちの夜 |
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当社は最寄駅の小諸駅から約1km、新幹線の最寄駅は佐久平駅または軽井沢駅です。
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長野冬季五輪(1998)に合せて、東京-長野間の新幹線が開業(1997.10.1)しました。同時にJR「信越本線」は並行在来線として第三セクターの「しなの鉄道」に経営分離され、小諸駅に止まる特急(上野-金沢間の『白山』、上野-直江津間の『あさま』など)は無くなり、横川―軽井沢間(碓氷峠)が廃線になりました。 |
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小諸駅が新幹線ルートから外れた影響は大きく、田んぼのど真ん中に新しくできた佐久平駅周辺が急速に発展する一方、小諸駅周辺から大型商業施設(東急百貨店、ジャスコ)や事業所(法務局、中部電力、NTT、都市銀行支店)が撤退し、小諸市の商圏人口(集客力)は21万人から5万人へ激減しました。現在の小諸駅は、JR東日本「小海線(八ヶ岳高原線)」と「しなの鉄道」の駅になっています。 |
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長野県東信地方では「軽井沢」が避暑別荘地として有名ですが、他に、旧中込学校(重文)、新海三社神社三重塔(重文)、安楽寺八角三重塔(国宝)、大宝寺三重塔(国宝)、前山寺三重塔(重文)、信濃国分寺三重塔(重文)、追分宿(北国街道と中仙道の分岐)、北国街道海野宿、別所温泉、菅平高原、湯の丸高原、蓼科高原、白樺湖、八千穂高原、八ヶ岳高原音楽堂、松原湖、ロマンチック街道、メルヘン街道などがあります。 |
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また、浅間山麓の山岳地帯なので天然温泉が多く、美術館の数が全国一を誇る観光地なので、ぜひ一度訪れてみてください。 |
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極めて稀(数百年に一度程度)に発生する地震によって倒壊・崩壊しないように設計した木造住宅が倒壊してしまった!
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4月14日、同16日に熊本地震( 前震、本震ともに最大震度7)が発生した。前震で倒壊しなくても、2回目の本震で倒壊した例が多数あったようだ。1981年6月以降に建てられた新耐震基準の木造が800棟あり、このうち73棟(9.1%)が倒壊、78棟(9.8%)が大破していた。2000
年の建築基準法改正以降の建築確認の木造の倒壊も7棟確認された【国土交通省国土技術政策総合研究所(以後「国総研」)の資料】 。
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国総研の中間報告を要約すると、新耐震以降の建築確認で倒壊した木造住宅について、構造的特徴の把握、被害要因の分析を行った結果は以下の通り。
・現行基準の接合仕様を満たしていない可能性が考えられる。
・接合部仕様が不十分であるために、地震動により接合部が先行破壊し、耐力壁が有効に機能しなかったことが被害を大きくした主な要因の一つと推測される。
・接合部仕様以外の被害を大きくした要因(隣棟の衝突、立面・平面不整形等)に該当するものは 31 棟(31.3%)であった。
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新耐震基準以前の耐震性に劣る建築物が倒壊したことは予想できたが、築年数が10年以下の耐震等級2(建築基準法の1.25倍の耐震性)で設計された木造住宅が倒壊したことに驚いた。国総研のWEBサイトから無償公開されている倒壊解析ソフトをダウンロードして、倒壊に至るまでのアニメーションを見ることができる。
現状では、通常の木造住宅の場合、基準法で定められた壁量を満足するだけで耐震性能があると判断されている。この耐震等級1は特例による簡易な方法であり、簡単にいえば構造計算が省略されている。しかし、
住宅の品質確保の促進等に関する法律(平成11年法律第81号)に基づく評価方法基準 で耐震等級3の検討が必要だと思う。等級3の場合、壁量を等級1の1.5倍にするだけでなく、耐力壁のバランスや床組の強さ、接合部の強さ、部材の断面の検討などが必要になる。
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そもそも地震は予測できない自然災害であり、今後、より詳細な被害調査と要因分析がされて地震地域係数や偏心率・剛性率・壁直下率などの基準も見直しされるだろう。地震国日本において、建築主の意向を汲み取り、安全で快適な建築物を設計する建築士の責任を痛感した。(2016/7/20) |
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年末年始にかけて9日間、モニターとして100%電気自動車を借りて運転してみた。「やっちゃえ、ニッサン!」の日産リーフ24kWhモデル。 |
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駆動用バッテリー容量 24kWhの場合、1回の充電で228km走行可能(カタログJC08モード)。平坦地の少ない東信地域の一般道では、実際のところ、満充電で約120〜150km走行できる。エンジン音もなく滑らかに加速して最高速に達してしまい、坂道でのトルクも十分で驚いた。 |
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充電スポットにおいて、充電量残り30%のとき30分で30〜40%しか充電できなかった。やはり気温が低い(0℃以下)せいか、充電の効率が悪い。日産の東御店、中込店は充電量が多かったが、上田店は見るからに旧型の急速充電機(パスワードを入力しなくても充電可能)で充電量も少ない感じ。小諸店は工事中。軽井沢町役場の急速充電機は無料で使用できる。ファミリーマートやイオンにも設置されている。 |
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メリットは、停電などの非常時に電気自動車の電気を家庭用のバックアップ電源に使用できる。うまく使えば、安い夜間電源を電気自動車に充電して昼間に家庭で使うなど、太陽光発電やオール電化住宅との組合せも良さそうだ。国の補助金最大51万円や、エコカー減税もある。さらに地方自治体の補助金制度を設けている市町村もある(例えば軽井沢町は最大30万円)。 |
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デメリットは、まだ航続距離が短いため”電欠”の不安があり、急速充電でも30分以上の充電時間が必要になること。補助金等の優遇制度があるとはいえ、メーカー小売価格で280〜400万円、電気代のランニングコストが安くなっても経済的に厳しい。もう少し航続距離が増えて価格が下がれば、一気に普及しそうだ。(2016/1/3) |
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杭の施工不良で横浜市の大型マンションが傾いてきたニュースが連日大きく報道されている。このマンションは「住宅性能表示」の耐震等級2(基準法の求める強度レベルの1.25倍)を採用していると販売パンフに書かれている。工事を監理する立場から言わせてもらうと、杭が支持層に達したかどうかは施工中に必ず確認しなければいけないし、そこが一番重要なところだ。 |
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杭の長さ不足で支持層に届いていないことを知りながら施工したことと、杭先端の根固めセメント量も不足していて施工報告書のデータを改ざんしていたことは、単なるミスではなく明らかに悪意のある瑕疵になるだろう。 |
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1年以上前に建築系webで話題になり、東日本大震災の影響で2pの沈下は問題ないとか、ボーリング調査で分からない地点で地盤が傾斜しているとか、いろいろな言い訳がされてきたけれど、まったく理由になっていない。 |
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その間、施工会社が全額負担で問題となっている棟の補強・改修工事を実施すると説明していたが、不安を持った住民がそれでは納得せず、行政や専門家にも調査を依頼してきた。ニュースで取り上げられるようになってから事態が急展開して、施工不良を認めて全4棟、約700戸の建て替えが施工者側から提案されているらしい。 |
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デベロッパーと施工会社ともに大企業なので、入居者への資産補償はされるだろうが、お金の問題だけでは済まない。それにしても、今回の事件はコンプライアンスとか建築基準法違反だけでなく、工事のプロとして絶対あってはならないことだ!! (2015/10/17) |
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来る3月14日には長野新幹線が金沢延伸になる。かつて金沢で大学生生活を送っていた頃は、新幹線どころか、まだ北陸自動車道もない時代で、長野から金沢へ行くために険しい安房峠越えや親不知子不知のような海岸線の一般道を通っていたので、隔世の感がある。 |
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現在では長野県は高速道や新幹線が整備されて、東京へも短時間で行けるようになった。便利になったことは嬉しいが、人口が減少していく中でインフラを維持していくコスト(税金)が膨大になっていくことを考えておく必要がある。 |
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特に人口減小の影響が大きい地方都市においては、費用対効果を考えると、人口が少ない地方のインフラが切り捨てられる可能性がある。実際に、利用者の少ない老朽化した橋梁などのインフラが不要と判断されて取り壊されている例がある。 |
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いずれ限界集落になると予想されている地域も多く、便利さの追求のために経済の拡大が前提だった時代とは異なる社会のあり方を考えなくてはいけない。人やモノが集中する便利な大都会ではなく、多少は不便でも地方で生きていく価値を見直してみたい。 (2015/2/1) |
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3D-CADのSketchUpで作図した建物を、話題の3Dプリンタ(ムトーMF-1000)で立体模型を作製してみた。20万円程度の3Dプリンタでも、ここまで出来るようになった! |
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作製時間は、0.4o厚で樹脂を積層する場合、写真の1/100のモデルで約4時間。最小積層0.1oの場合、精密な模型になる反面、もっと時間がかかる。この3Dプリンタでは、庇などは下部に支える仮部材が必要なので、それをカッターで取り除く処理が必要。もっと高価な3Dプリンタなら、仮部材が水で溶けるようになっているものがある。
この3Dプリンタ台に載るサイズ(約20cm)であれば、数千円で製作可能なので、作製の人件費を考えれば、建築模型は3Dプリンタで造る時代になってしまうだろう・・・(^_^;) |
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ただし、手作りの模型は効率が悪いかもしれないが、たとえばスチレンボードを切り貼りする過程の中で見えてくる課題があって、手書き図面とCAD図面の関係と同じように、まず手を動かすことによって空間を具体的にイメージすることができる。効率の良さだけで手を動かさなければ、その感覚が身に付かない! (2014/7/16) |
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関東甲信の内陸部に記録的な大雪が降った。甲府、河口湖、秩父、前橋、熊谷、飯田、軽井沢などで、観測史上(過去120年)最高の積雪を記録した。各地で建物や農業施設の屋根が崩落したり、冬装備の不十分な車が事故を起こしたり、軽井沢町の国道で車両400台が3日間立ち往生して自衛隊の除雪救援を求めたり、孤立集落を助けるためヘリコプターが出動するなどの大変な豪雪災害となった。 |
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ここ小諸市では、構造設計上の最高積雪高さは65cmで、例年は積もっても30cm程度、かなり安全側の数値と考えていたが、今回の豪雪は108cmを記録した。想定外の積雪だったため、高速道路、国道、JR、私鉄、新幹線は全て止まり、しばらく外出できない状況が続いた。カーポートが大雪で車ごと押しつぶされたり、小中学校は臨時休業、ごみ回収は当面中止、1週間たっても除雪ができない生活道路が多く残っている状態だ。孤立する高齢者の健康や、古い木造住宅の倒壊、屋根からの落雪の心配がある。 |
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こんなとき、地域のコミュニティの質が重要になる。生活必需品がなければ互いに譲り合い、高齢者一人暮らしの安否確認や協力して雪かきをしたり、車が立ち往生したら無料で宿泊させて食事を提供したりした。商店に食料品がなくなり、ゴミが収集できなくなり、新聞は配達されず、生活道路は除雪が間に合わなくて車が使えないなど、当り前と思っていた暮らしを見直すことになった。ある共同住宅では、除雪を管理人に責任転嫁した住人もいたらしいが、災害時には助け合わなければ生きていけないことを教えなくてはいけない。 |
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地域住民総出の雪かきをして、いつも簡単な挨拶だけで済ませている近隣の方々と助け合い、互いの近況を話合う機会ができたことは、災い転じて福と為し、地域の繋がりを実感できた。 (2014/2/21) |
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信濃毎日新聞の元旦1面にある記事によると、米国では要塞都市(Gated community)が増えているそうだ。「広大な土地を高い塀で囲い、中に豪華な住まいが点在し、出入口には銃を持つ何人ものガードマンがいて、”下界”から遮断していた」と。 |
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中世にも城郭都市があったが、共通の外敵(=侵略者)から市民を守るためのものだった。米国にできた現代の要塞都市は、富裕層が自分たちだけの新しいコミュニティを形成しようとしている。そして、富裕層は公共施設も利用しなくなったという。 |
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これは、規制を緩和することによって自由競争になり、貧富の格差が拡大すると、公共の利益に反する歪んだコミュニティができてしまうという実例なのか。 |
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南アフリカの人種隔離政策(アパルトヘイト)は撤廃されたが、要塞都市もどこかそれと似た思想を感じてしまう。日本は米国からいろいろな影響を受けて後を追う傾向があるので、要塞都市が日本にできなければいいのだが・・・ (2014/元旦) |
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突然の来客があった。アポなし、初対面で名前も名乗らず、それでも丁寧な物言いをする初老の方なので悪気はないと思い招き入れると、いきなり本題。
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建築の専門家としてご意見をいただきたいと、他社の新築住宅用パンフレットを見せて、この会社は信頼できないのではないか?と同意を求められた。
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信頼できない理由を聞くと、パンフレット以外の詳しい図面や、性能の資料を要求しても、資料を見せてもらえないからという。個別の物件はプライバシーの問題もあって提供できないのでは、と答えると、何か都合の悪いことを隠しているので資料を出せないのではないか、と疑心暗鬼になっている様子。 |
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モデル住宅がコストに見合う性能があるのか、素人では判断できないというが、それだけの情報でいきなり意見を求められても、いくら専門家としても答えようがない。さらに話が拡散して、応対した営業マンの態度が気に入らないとか、いろいろ不満や納得できないことがあるようだった。
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結局、その来客は自分の判断の正当性を声高に主張して帰ってしまった。後から想像すると、専門家のセカンドオピニオンを聞きたかったのか、或いは誰かに話してモヤモヤを発散したかっただけなのかもしれない。一期一会を大切にしたいのだけど・・・(^_^;) (2013/7/27) |
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Googleというインターネットの検索や各種サービスを提供する会社がある。「Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすることです。」と、top
pageに書かれているようにさまざまなサービスを提供している。
Googleのサービスは幾つも利用させてもらっているが、その一つに「SketchUp」という三次元CADがある。有料版と無料版があるが、無料版でも十分な機能を持っている。建築だけでなく、機械・土木・景観・美術・家具などあらゆる分野で使えるソフトだ。 |
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「SketchUp」はどんなサービスか、言葉で説明するより実際に動画を見る方が早いので、現在計画中の物件をアニメーションにしてみた!日影を朝から夕方まで動かしたり、外装のテクスチャを変えながら建物の断面を透視させている。
スケッチ風の表現でイメージを膨らませたり、プロポーションを模型のように作ったり、日影・色彩のシミュレーションもできる素晴らしいソフト。(2013/1/20) |
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久しぶりに韓国ソウルへプライベートで13日間滞在してきた。最近は無料ビデオ電話(Skypeなど)のおかげで遠く離れていても顔を見て話すことができるので、本当に便利になったものだ。それでも、普段離れて暮らしている義父母や義兄たちと直接会うことは何事にも代えられない楽しい時間だ。
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ソウル生れの甥と姪が日本語学校に通うために我が家に居候していたこともあり、今回は甥の結婚式出席も兼ねて少し長く滞在してきた。まだ幼かった彼が素敵な人生の伴侶を見つけて幸せになることは、とてもうれしい。 |
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韓国の結婚式は日本の結婚式と似ているが、やっぱり伝統の服装に着替えて韓国式の作法で座敷に座ったときが、両親も一番喜んでお祝いしていたようだ。韓国の伝統衣装は色彩がとても華やかで新婦の美しさに目を見張るようだった。 |
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ソウル滞在中はずっと食べ道楽で、様々な韓国料理を堪能した。韓国の食文化は、キムチや味噌などの発酵食品がとても美味しい。道路にはテント張りの屋台も多く、零下20度にもなる寒い冬でも温かいおでんや韓国焼酎を求める人々が深夜まで賑やかだ。あの味を思い出す度に、今すぐにでもソウルの屋台に飛んでいき皆に会いたい気分! (2012/11/15) |
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芝浦工業大学秋元孝之教授の「環境配慮と快適性〜ライフスタイルの変遷とこれからのスマートハウス」を聴いてきた。現在、国内の原発はすべて止まっているが、電力に占める2年前の原発比率は20.2%、よって原発分の電力をゼロにするためには1993年頃のエネルギー水準に戻せばいいそうだ。この20年間で、家電の保有台数は増えているが、1台当たりの電力消費量はかなり減っている。(冷蔵庫は45%、エアコンは62%、テレビは31%) |
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311後は節電意識が高まって、一般家庭の電力消費量は8%減という。昨夏の計画停電は産業界も協力して乗り切ったのだから、これからも原発なしでやり繰りできそうと思っていたら、野田首相は政治的判断で原発再稼働を決めてしまった。「国民の生活を守るため」という理由であるが、まったく納得できない。 |
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そもそも、最悪のレベル7の原発事故について原因検証や今後の危機管理能力が不十分である現状で、原発は安全であるという根拠はない。ベント装置の設置や免震管理棟の建設、津波対策の防波堤や非常電源など、必要な対策すら先送りにして工程表を提出している段階だ。国民の多くが脱原発依存を求めていることを野田政権は分かっているのだろうか。 (2012/6/11) |
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あれから1年が経ちました。地震・津波は自然災害ですが、原発事故は明らかに人災です。原発事故調査結果によれば、地震・津波の被害に加えて人的ミスがいくつも重なったことが原因であると指摘されています。今まで安全だと信じて疑わなかったことが、根底から崩れ落ちました。当たり前のことですが、「100%安全」はあり得ません。 |
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原子力ムラと呼ばれる、原発推進派の利権構造は強大であり、政治家・官僚・科学者・大企業も一心同体です。今回の原発事故で初めて分かったことが多くて、原発に対する自分の無知に愕然としました。 |
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やっと少数派の意見がメディアに広く報道されるようになり、原発が環境にやさしい・クリーン・ローコスト・安全であると宣伝されてきたウソに気が付きました。しかも、原発事故に対して電力会社は原子力損害賠償法で賠償金の上限が決められているため、上限を超えれば国が賠償することになっています。つまり、国民自身が税金で原発事故の補償をするとは・・・詳しくは、『原発のウソ』小出裕章著に書かれています。 |
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昨夏は電力の需要ピーク時に計画停電も実施されましたが、国内の原発54基のうち2基しか現在稼働していません。電力需要ピーク時に3割不足すると東電は言っていますが、昨夏も2割節電ができたので、工場の稼働時間等を工夫すれば3割節電も可能でしょう。 |
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「高リスクであることが判明した原発は日本に必要ない」と方針転換するべきです。再生可能エネルギー関連の高い技術を持っている日本は、莫大な原発関連の資金を再生可能エネルギーの技術開発にかければ、世界をリードする技術大国になれます。政治家や官僚は、国家戦略として日本の未来を考えて欲しいものです。 |
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小出氏が書いているように、起きてしまった過去は変えられないが、未来は変えられます! (2012/3/11) |
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最近巷で流行りのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のfacebook(fb)を始めた。fbは実名登録制が原則であるため、他のSNSに比べてクチコミなど情報の信頼度が高いという。最初は出身高校のfbグループができて先輩から誘われて登録してみたが、相互に人が繋がっていく機能がいろいろ用意されていて面白い。例えば、「いいね!」ボタンはワンクリックで気軽に共感の意思表示ができて楽しい。 |
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元は米国ハーバード大学の学生が大学内で始めた非公式のミスコンテストのようなSNSだったが、一般に開放されてから急速に利用者が増えて、現在では世界中に8億人が参加する世界最大のSNSになった。そこら辺は、fb創設者を描いたドラマ映画が2010年公開されている。ソーシャル・ネットワーク (映画) |
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2011年に起こったチュニジアのジャスミン革命やエジプト革命などの民主化運動では、fbなどのネットメディアが有事の情報共有に活用されたため、fb革命とも言われている。独裁政権の権力者が情報を制限して、反政府運動を抑え込もうとする政治手法は、もはや成り立たないだろう。 |
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fbを実際に利用してみると、架空の人物だったり有名人に成りすましたりする輩も結構いることも分かった。実名登録制を悪用される可能性もあるが、個人情報をどこまで公開するのか、交流の範囲をどう考えるか、いわば個人のプライバシーの問題になってしまう。 |
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個人的には、二十歳のときホームステイした米国の友人と再び連絡が取れるようになったのが、嬉しかった。fbは人の繋がりが目に見えて拡がっていく楽しさがある。ファンページで気になる人物の投稿を読んだり、必要な情報を簡単にフォローすることができる。最近では、企業が公式fbページを開設してPRしている事例も増えてきた。弊社も試しにfbページを作成してみた。 http://www.facebook.com/gakusekkei (2011/11/3文化の日) |
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政府の東日本大震災復興構想会議から「復興への提言〜悲惨のなかの希望〜」が発表された。”文明の性格そのものが問われているのではないか”、”誰に支えられて生きてきたのかを自覚化する”、”東北の復興を国民全体で支える” と前文に書かれており、全く同感だ。全12回の会議によって”我が国の叡智を結集し、幅広い見地から復興に向けた指針策定のための復興構想について議論を進め、”作成された提言である。じっくり読んでみたい。 |
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提言の中身を読むと、都市機能の高台移転や瓦礫を活用して盛土や防災林を造る等のハード面と、逃げることを基本とする防災教育のソフト面の対策が書かれている。縦割り行政に拘らない復興策(地元が求める超法規的な経済特区など)を期待したが、まったく期待に反する内容だった。
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堺屋太一氏は、東日本大震災を「日本の安全神話を完全崩壊させた第3の敗戦」と表現した。明治維新、太平洋戦争の敗戦、それに次ぐ第3の敗戦であり、第1の敗戦、第2の敗戦と同様に民衆が大きく社会を変えていくことで、新しい日本が復興するのだと。もはや官僚主導体制ではやっていけない時代であると断言している。 |
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被災地の現状をメディアを通して見聞きするだけだが、頼れる家族や友人を亡くし、安らげる住まいを失い、住み慣れたコミュニティを無理やり離れなくてはならなかったり、長く続けてきた生業を廃業せざるを得なくなった被災住民にとって、政府の対応は余りに遅く、場当たり的に思えてならない。 (2011/7/1) |
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東日本大震災の発生から1か月が過ぎ、地震・津波に追い打ちをかけるように福島第一原発事故は最悪のレベル7に引き上げられた。地球規模の安全性を要求される原発が制御不能に陥ってしまうリスクを考えれば、考え得る最大災害を見込んでさらに何重ものフェイルセーフが必要であり、今回の事故は人災と言われても仕方ないだろう。現在、日本では電源の約30%を原発に頼っているが、太陽光・風力・地熱などの再生可能エネルギーへの転換期になるかも知れない。 |
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震災地の直接被害だけでなく、放射能汚染に対する懸念から食品や工業製品にまで輸入禁止したり、外国人の日本国外退去命令や、海外から日本全土への観光客のキャンセル、関西での国際会議の中止等、風評による間接被害も発生している。 |
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地震被害では、仙台市(震度6強)の築2年の14階建マンションが傾いて住民が強制退去した。構造設計者の立場で考えると「建築基準法は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて、国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もつて公共の福祉の増進に資することを目的とする」だけなので、大地震によって住めなくなる程の重大な損傷があっても倒壊しないことが最低の基準だから違法ではない。住民からすれば納得いかないかもしれないが、これは想定内の被害である。但し、他の新耐震後の建物に比べて損傷が大きかったことについて、検証が必要だ。また、千葉県浦安市では液状化による住宅等の不同沈下が多く発生した。 |
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民族や国家の境界を越えて世界各地から様々な支援が次々に寄せられて、遠く離れていても助け合いや思いやりの温かい気持ちを心から感謝している。今回の大きな悲しみを乗り越えて、被災者が少しでも早く生活を立て直せるように応援したいと思う。 |
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政府の復興構想会議が立ち上がり、被災した県知事や防災・都市計画の専門家、建築家の安藤忠雄氏などが参加して、これから国民全体が負担してより良い社会を生み出していく復興案を考えていくそうだ。復興税の創設や、津波で失われた沿岸部のコミュニティの再生など、一刻も早い政治的な判断が必要になる。 |
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自分に今、何ができるかを考えて行動したい。必要のない生活物資を買い占めるのは止めよう。風評被害に乗らないで被災地の経済を応援しよう。義援金や節電など、個人ができることは限られている。しかし、宴会や祭りを自粛してしまえば、社会全体が暗くなって経済も停滞してしまう。復興のため、被災地に明るい話題も必要だろう。被災者主催の花見が行われたというニュースにホッとした。
(2011/4/14) |
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東北地方太平洋沖地震の未曾有の被害に遭われた皆様および関係者の方々に、心からお悔やみ、お見舞い申し上げます。一日も早く不安や恐怖がなくなることをお祈りしています。 |
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巨大地震がついに来てしまった。3月11日午後2時46分、震源地は三陸沖深さ20q、国内観測史上最大規模のマグニチュード9、宮城県の最大震度7、プレート境界型地震による地殻変動、建物の3〜4階にも達する大津波、原子力発電所では深刻なトラブルが発生している。 |
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まだ被害状況は不明だが、報道されている映像を見ると地震直後に発生した大津波の破壊力は凄まじく、内陸部まで押し寄せた津波によっていくつかの沿岸部の街が一瞬のうちに壊滅してしまったようだ。この地震に触発されたのか、長野県北部でも12日未明に最大震度6強の大地震が発生した。 |
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震源から離れた首都圏でも、長周期振動による工場火災やエレベーター停止、帰宅難民の大量発生など、列島の広範囲に巨大地震の影響が出ている。また、東京電力では電力供給が大幅に不足するため、管内9都県で14日から計画停電を実施する予定だ。 |
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被災地では停電したり携帯電話が通じにくくなっているため、ラジオ、Twitter、facebookなどから災害情報を得ているそうだ。電話番号だけで利用できる災害用伝言ダイヤルやインターネットのチャットアプリでは、災害直後でも安否確認が可能だった。これらのツールが誰でも簡単に利用できるようになってほしい。 |
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現時点で救助支援を求めている被災者も多く、安否不明の方々は数万人にも達するという。巨大地震と大津波で家族・友人を失くし、家を流されてしまった被災者の心のケアも重要になる。戦後復興を奇跡の如く成し遂げた日本、必ず復興できると信じている。 (2011/3/11〜13) |
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日本の古建築の中でも、五重塔と三重塔に魅かれる。古塔は眺めているだけで自然と心が落ち着き、言葉で言い表わせない美しさがある。また、地震で倒れないという不倒神話があり、その築造技術は現代の構造力学でも解明できない謎のひとつでロマンがあるからだ。古塔は地震のときに各層が左右に揺れてスネークダンスを踊るらしい。現在建設中の東京スカイツリー(高さ634m)の建築構造は、五重塔に倣って心柱を応用した制振システムを採用している。 |
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信州の鎌倉と呼ばれる塩田平の三重塔めぐりに行った。大法寺三重塔(国宝)、前山寺三重塔(重文)、安楽寺三重塔(国宝)の三寺だ。
大法寺三重塔(国宝)は、墨書によると鎌倉時代から南北朝時代に移る過渡期の1333年に造営中で、大阪四天王寺の工匠数人がやってきて造られた。「見返りの塔」という名で親しまれている。初重は二手先、二重、三重は三手先の組物として、全体のプロポーションはズッシリと安定感がある。屋根の桧皮葺の反り方がとても美しい。造営当時は、朱や緑色で鮮やかに着色されていた形跡があるそうだ。 |
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前山寺三重塔(重文)は、室町時代1514年造営。縁も高欄も途中で造るのを止めてしまったように「貫」だけが出ているので、「未完成の完成塔」と呼ばれている。敢えてやりかけのまま、この状態で調和がとれていて既に完成していると見る考え方もあるそうだ。うーん、と唸ってしまった。凡人には理解が難しい。住職夫人手作りの名物”くるみおはぎ”を美味しくいただいた。 |
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安楽寺三重塔(国宝)は、蝦虹梁の伐採年(1289年)から鎌倉時代末期の造営と科学的に判明した。禅宗様の裳階付き八角三重塔で扇垂木が美しい。日本に現存する唯一の八角形の塔。思わず、信長の安土城天守閣を想像してしまった。住職の案内で2段天井が美しい内陣の大日如来像を拝ませていただいた。 (2010/11/20) |
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東京経由の研修旅行の寄り道で、浅草寺にお詣りしてから、雷門から仲見世周辺をぶらぶら散策すると「伝法院通り」という商店街を偶然通りかかった。看板や外装が修景されていて、江戸の町屋のようなイメージで統一されていい雰囲気だったので、写真を撮ってみた。
スマートフォンのナビを見ながら、現在建設中の東京スカイツリーの位置を確認すると、浅草から一駅で歩いて行ける距離だと分かった。 |
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最寄の業平駅に着くと、休日のせいか見物人があちこちで天を見上げて記念撮影をしている。
2012年春に完成すると高さ634m(武蔵のゴロ合せ)になり、人工の建造物としてはブルジュ・ハリファの828mに次ぐ世界第2位の高さとなるそうだ。日建設計と大林組の看板と共に現在497mの高さ表示がある。
東京タワーの山形鋼リベット接合と違って、東京スカイツリーは鋼管トラス溶接接合で造られていて、とてもスマートだ。しかも、平面形状が地表の正三角形(1辺68m)から第1展望台の真円に連続しているので、見る位置によって捩じれて非対称になっている。これは日本刀や伝統建築の反り照りの曲線美を表現しているらしい。
また、数種類のライトアップ案が公表されていて、夜景も楽しめる東京の新名所になるだろう。 (2010/11/7)
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今年はショパン生誕200年のショパンイヤーということで、軽井沢大賀ホールで「第6回ショパン国際フェスティバル イン・ジャパン 3大ピアニスト名曲ショパン」を聴いた。横山幸雄、青柳晋、近藤嘉宏(ピアノ)、加羽沢美濃(音楽案内人)のソロ、2台デュオ、4人連弾のピアノ演奏だ。服装も順にベスト、礼服、赤シャツ、華やかなイブニングドレスと演奏家の個性が出ていた。 |
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軽井沢大賀ホールは、SONYの大賀典雄名誉会長が退職慰労金を使って建築・寄付したクラッシック音楽用ホールである。ホール内のどの席へも音が均一に届くように音響的理想を追求した五角形の客席がステージを囲む配置だ。ホール内壁にカラマツ角材が吸音のため凸凹に張られ、残響時間は1.6〜1.8秒(満席時)で設計されている。今回は通常のホールにはない、ステージ斜め後方の席に座った。ピアニストに近く表情や手の動きがよく見えるので、聴覚だけでなく視覚からも楽しむことができた。 |
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国内外で活躍して高く評価されているピアニスト達で、横山氏作曲の序曲演奏やプログラムにない加羽沢さんのショパン名曲メドレーやトークもあり、久しぶりのクラッシックコンサートだったが、演奏者の熱気や深い表現力が直に伝わってきて興奮した。 (2010/9/18) |
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日本建築防災協会の「RC造耐震診断講習会」を2日間受講した。熱帯夜の連続日数を更新している東京お台場の東京国際展示場(東京ビッグサイト)が会場だった。「上海万博の中国館は東京ビッグサイトを模倣した」というニュースが流れたが、逆三角形(リフトアップ施工)が宙に浮いている外観は今でも独創的なデザインで迫力がある。 |
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同じ施設内の展示スペースでは、グッドデザイン賞のGマークで知られる「GOOD DESIGN EXPO 2010」と「ジャパン建材フェア」が開催されていたので、ついでに見学してきた。 |
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「GOOD DESIGN EXPO 2010」では、今年注目の新製品を中心に、身近な生活用品から乗用車や建築・広告デザイン、そしてまだ実現されていない「未来のデザイン」まで、私たちのくらしと社会をとりまく、ありとあらゆるデザイン2,000点以上が一堂に会します・・・と宣伝するだけあって、デザインの最先端を見て回るだけで楽しかった。気に入ったモノは、並べても積み重ねても便利に使える木製スタッキングデスク。今流行りの3D薄型テレビも凄い。展示場の天井を見上げると可愛い飛行船が飛んでいた。 |
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新交通システム「ゆりかもめ」に乗ってレインボーブリッジを渡りながら、お台場の海に浮かぶ屋形船が多いこと、多いこと・・・東京湾埋立地に超高層マンションが次々に建てられていて即売するほど人気があるというが、大地震がきたら無傷では済まないのに大丈夫かと、他人事ながら少し心配になった。ケータイ写真でピンボケだけど、夜景はこんな感じ。 (2010/8/27) |
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新築物件の基本プランを検討していると、公図と現況の隣地境界位置が約2m食い違っていることに気が付いた。今回建設予定地の敷地において、現況の道路に面する間口が狭くなっている。しかも必要な駐車スペースが確保できるかどうか、直接影響する寸法である。 |
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問題となる敷地境界沿いにあるCB塀は20数年前に造られているため、当時のいきさつは不明である。現況の境界杭は存在しない。民法では、善意無過失の土地占有は10年、悪意の土地占有であっても20年で時効取得することになっている。しかし、法律で杓子定規に判断するのではなく、お互いが話し合い納得することが重要ではないか。 |
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幸いなことに、長い近所付き合いの中で信頼関係が成り立っていたため、お互いが話し合い納得して新しい境界杭を設けることができた。境界問題がこじれて気まずい関係になってしまうことも多いので、この類の話し合いはいつも慎重になってしまう。今回のように、話し合いで解決できることが最善の方法だろう。 (2010/5/30) |
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設計・監理を担当した小学校の体育館改築工事の竣工式が先日行われた。この小学校は、古い木造校舎と校庭に改築されたRC造校舎の両方に私自身が学んだ懐かしい学校だ。鉄筋コンクリート造校舎4棟と鉄骨造体育館は建設年度(新耐震S56年以前)から耐震診断の対象になってしまい、校舎は耐震補強、体育館は危険改築と判定されて、足かけ5年の業務に携わった。
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竣工式では、明治学院大学チアリーディングの皆さん(文豪島崎藤村先生の縁)が華麗に演技してくださって、目の前でみると思っていたより激しいスポーツなんだって改めて感動する。残念ながら、来賓席ではカメラを構えて写真を撮ることができなかった。
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小学校1〜6年生に対する祝辞の中で、新しい体育館のデザインや材料、立体トラス屋根の構造や色彩の話しをした。将来やりたい仕事をこれから探していく子供たちの中から、10人に1人は建設関係の仕事に就く可能性がある。「ものづくり」への夢や希望を持ってもらいたいという想いを込めたが、子供たちに気持ちが伝わっただろうか。 (2010/3/21)
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伊藤豊雄氏、西沢大良氏、藤本壮介氏、藤森照信氏によるSUMIKA Projectを宇都宮市に見に行った。伊藤氏から出された共通のテーマは「プリミティブな暮らし」。4人の建築家が「やりたいことを自由にやれた」というコンセプト住宅。
伊藤豊雄氏「SUMIKAパヴィリオン」
木造とは思えないような幾何学模様の軽やかな構造体。内部の柱4本で支えている。 |
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西沢大良氏「宇都宮のハウス」
庭に向かって建具を全面開放できる開放的な住空間。普段は屋根全面からのトップライト採光。柱は鋼管杭を屋根まで延長している。 |
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藤本壮介氏「House before House」
箱をばらばらに積み上げて配置した部屋を幾つもの階段でつなぐ住宅。箱の上から木が生えている。箱と箱の間の中間領域にいると不思議な感覚になる。 |
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藤森照信氏「コールハウス」
洞窟のように床が斜めに掘り下げられて、窓の形も洞窟の中から見ている感じ。手作りの暖炉や外部梯子から上る茶室など遊び心満載。 (2010.2.23) |
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須坂市に昨年10月にオープンした「Cafe waraku」さんから嬉しいメールをいただいた。オーニング写真コンテストの商業施設部門で最優秀賞になり、産経新聞に発表されたそうだ。施工:(株)中沢工務店様 |
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オーナー夫妻とは、東京在住の頃からのお付合いで、いつも日本人離れした(実際にシリコンバレーで暮らしていた)センスに驚かされるが、今回の赤いオーニングも奥様が選ばれたもの。古い土蔵の扉を再利用した玄関から中に入ると、中庭に面する回廊が小さな展示会も開催できるギャラリー空間になっている。 |
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須坂の銀座通りといえば、クラシック美術館や笠鉾会館がある通りで、古い土蔵も点在する歴史と趣のある街並みだ。最近は、この通りと同様に修景事業があちこちで行なわれているが、やはり賑わいのある街並みを作り出すパワーのもとは、そこに集まる人々の心のふれ合いではないだろうか。 (2010/2/7) |
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年の暮れになって、ようやく近くのスキー場にも雪が積もり、年越しの観光客は銀世界を楽しんでいるようだ。小生と言えば、耐震診断により危険改築となった小学校体育館の設計監理の最中で、現場の休みは元日のみ。新築住宅の申請書類の作成や木造住宅耐震診断など、これから年度末にかけて慌しい日々が続く。 |
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市場拡大を前提にした金融資本主義という錬金術が破綻して世界金融恐慌となり、地球温暖化問題は先進国と途上国が対立しているうちに異常気象が頻発、自民党から民主党への政権交代により「コンクリートから人へ」を掲げて公共事業は見直し削減、個人の努力とは関係なく格差が拡大する矛盾、新卒求人数は激減、住宅新築着工戸数は前年度比マイナス30%、モノが安くなってデフレスパイラルetc.・・・いったい今年はどうなるのか、混沌として先が見えない状況だ。 |
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深刻な少子高齢化社会に突き進んでいる日本で、現役世代が働く意欲を持ち、経済至上主義ではない新たな価値観のある社会にしなければ、未来への希望が見えてこないだろう。故事にあやかり、先ず隗より始めよ。地球環境にやさしい生活を心掛け、多少の不便はあってもモノを大切に使い、家族や隣人を愛し助け合い、お金で買えない大切なことをしっかり見つけていきたい。 (2010.元日) |
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