岩絵の具を自分で作って見ました。
不純物がまあまあ、少な目で作りやすくかつ、実践的にも使えるものとしては
たぶん、「緑青」(原石はマラカイト」だと思います。
また、マラカイトは、「硬度」が他の鉱物に比べると低いため粉砕がしやすいという利点もあるように
思います。
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● ラピスラズリとマラカイトの原石です。 それぞれ、約30グラムほどのものです。 大きさでは、親指大よりすこし大きめというところです。 今は、こういう原石が、街の石専門店に行けば 手軽に手に入る良い時代になりました。 ちなみに、このサイズで、磨きもなにもなしの状態で 一個300円で売られていました。 |
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これが、とりあえず、石を砕く道具です。 ハンマーと金槌です。 ハンマーは特にハンマーでなくても 石の下に轢くための堅い鉄製などのものなら 何でも良いでしょう。 |
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実際、こんな感じで、上から金槌でたたいて粉砕します。 もちろん、このままやると、飛び散ってしまいますので 大きなビニール袋の中に入れて、たたいた方が、周りに 飛び散らないでやれます。 |
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とりあえず、金槌での粉砕はこの程度で良いでしょう。 これくらいの分量なら、ものの5分程度です。 皿は9センチの絵皿です。分量もだいたいおわかりいただけますよね。 |
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次に、これをすりつぶしていきます。 以前に、乳鉢でやったら、乳鉢が割れてしまったことがありました。 何か、手軽で良いものはないか?とホームセンターなど それとなくまわっていたところ、「ひゃっきん」にありました。 鉄の鋳物製の鍋です。一人用のサイズで手軽な大きさの鉢です。 右にある棒は、よく石をハンマーで砕いたりするときや、ブロックなど 粉砕するときに使うものです。平らになっている頭の部分で、 粉砕した岩をゴリゴリとさらにつぶしていきます。 大きなものは、鉢の中でさらに、鉄の棒でつっついて、砕いてゆきます。 |
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とりあえず、この段階まで粉砕できました。 好みにより、さらに乳鉢ですりつぶしても良いでしょう。 (決して、乳鉢に乳棒を打ちつけないようにしましょうね) (私、みたいに割ってしまいます) |
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次が「水簸(すいひ)」です。 つまり、すりつぶした段階では、粒子にばらつきがあり いわば、岩絵の具の「白(ビャク)」あたりから「5番」程度まで 全部が混ざった状態になっているから、これをある程度の粒子の状態に分ける作業です。 大きなボールの中に粉砕した粉を入れて、水を入れ それを、かき混ぜて、うわずみ液をほかに移すという作業を 繰り返していきます。 最初の段階では、軽く水をかき混ぜて、粉が水のなかに 沈殿する前に上澄みを取るようにすると、「白」から「13番」程度のものが できます。 ただ、プロのように5番から白まで約10段階程度にまで 分けるのは、到底むりです。 せいぜい、3区分程度と考えた方がいいです。 |
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これが、水簸(すいひ)によって分けた「緑青」です。 あとは、自然に乾燥すると、きれいな「緑青」となります。 今回は、2区分程度で 左が13番から白 右が5番から8番程度になりました。 天然ものは、色に嫌みがなく、彩色の最後で ほんの少しを、膠を極力少な目にして 塗ると、とっても良い色が出ます。 なお、プロの仕事は 京都の絵の具店「放光堂」さんのページが大変良くできています。 ぜひ、一見されることをおすすめいたします。 http://www.wanogakkou.com/culture/040000/040200_enogu.html |