異界の核

リュック     「ここから先に進んだら もう引き返せないよ」
パイン      「根拠は?」
リュック     「カン!」
ユウナ      「うーん・・・・・」
パイン      「私のカンもそう言ってる」

ヴェグナガン起動

ユウナ      「動き出した」

起動したヴェグナガンの前でたたずむヌージ

ヌージ      「バラライもヴェグナガンも奴の支配下だ」
ユウナ      「シューインですね」
ヌージ      「だが策はある 上策とは言えんがな」
パイン      「聞きたいな」
ヌージ      「奴は誰かの体を利用して行動する、だからバラライを撃つ」
リュック     「うそ」
ヌージ      「運次第では死にはしないが 体は役立たずになる、シューインはバラライを捨てるはずだ
           そこをオレの体に戻す」
パイン      「あんたはどうなる」
ヌージ      「シューインと一緒に消える 体に仕掛けをしておいた シューインごと蒸発だ」
ユウナ      「やっぱり・・・・・」
パイン      「あんたが・・・・船長だろ」
ヌージ      「船長・・・だからな」
ユウナ      「納得しないで 却下です ヌージさんの作戦は 却下です。
           だって 2年前の私達と変わらないから
           あの時私達は 一緒に戦ってきた召喚獣を自分の手で倒した
           そうするしかなかったから スピラを救う方法はそれしかないって思ったから
           大事な仲間が目の前で消えていく・・・・・・どんな気分かわかる?
           こうするしかなかった どうにもならなかった
           納得して 我慢して 覚悟して 受け入れるって決めていた
           逃げたり 目をそむけたりとか 絶対しないって思ってた
           だけど・・・・熱くなって・・・・苦しくて」
祈り子      「ごめん」
ユウナ      「みんなはほめてくれたんだ がんばった すごい よくやったって
           そう 数え切れないほどの笑顔
           私も つられて笑顔になる でも振り返ると・・・・・・
           いるはずの人達がいない 一緒に喜びたかった人がいないの」
ジェクト      「仕方ねえって」
ユウナ      「うん 仕方ない どんなことも仕方がない おまじないみたいに
           何度も何度も繰り返すんだ だけど・・・・全然効かないんだよ
           唱えても唱えても・・・・・・後悔だけ」
ジェクト      「ユウナちゃん すまねえ」
ユウナ      「もう そんなのはいや 誰かが死ぬとか いなくなるとか
           最初から決まっている戦いは いやなんだ
           ヌージさんが本気だってことはよくわかりました
           その心意気を 私に預けて」
ヌージ      「ふん 何か策があると」
パイン      「光?」
ユウナ      「それは奥の手 その前に・・・ねぇ リュック どんなに凄くったって
           ヴェグナガンは機械だよね なんとかすれば壊せるよね」
リュック      「うーん・・・・たぶんね」
ギップル     「始める前から考え込むなんて らしくないんじゃねえの」
ヌージ      「おまえら・・・・」
ルブラン     「ケナゲに待つのも らしくないだろ ダンナ」
ギップル     「ヴェグナガンの破壊は可能 必ずきっと絶対にだ なぜならば?」
リュック      「人が造った機械だから!」
ユウナ      「うん!注目!どうやらアイツを壊せそうです!」

顔から煙を吹くヴェグナガン

ウノー      「ダハハハハ!怒ってる怒ってる」
サノー      「意外と単純な機械だな」
ヌージ      「だが シューインは?」
ユウナ     「奥の手!」
ヌージ      「ほう?」
ユウナ     「愛!」
ギップル    「ヤギヤモ!」
ヌージ      「究極の幻想だ」
ユウナ     「上等っす!私達はシューインにレンの想いを届けに来た」
ルブラン    「愛が届けばどうにかなる と、いい話じゃないか あたしは乗るよ」

ヴェグナガンを操るバラライ(シューイン)
           
ジェクト     「なあに こけおどしだ!」
アーロン    「過去の遺物にすぎん」
ブラスカ     「ユウナには仲間がいるじゃないか」
ユウナ     「みんなで戦えば大丈夫!手分けして攻めよう!」
ルブラン    「脚は任せな!」
ギップル    「俺らは上だ!」
リュック     「んじゃ 尻尾だね」
ユウナ     「みんな 行こう!」
ヌージ     「またな」

パイン頷く
           

ヴェグナガン尻尾・脚戦

ヴェグナガンと懸命に戦うギップル・ヌージ・ルブラン

ギップル    「だいぶ削ったんだけどな」
パイン     「とどめは任せて」
ヌージ      「頼む」

ヴェグナガン戦

リュック     「やっつけたぁ〜」
ユウナ      「シューインは?」
パイン      「次は?」
リュック     「えっと・・・もしかして 終わり?」

バラライ     「その通りだ」
ヌージ      「バラライ!」
バラライ     「ああ すべての終わりだ!」
リュック     「あっちも奥の手だよ」
アーロン    「いや 悪あがきだ ユウナ終わらせてやれ」
ユウナ     「はい!みんな 落ち着いて!これで最後!」

ヴェグナガン第2形態戦

リュック     「今度こそ・・終わり?」
パイン      「やっと話せるな」
ユウナ      「うん 伝えるよ」


シューインにレンの想いを伝えるため、歌姫のドレスになるユウナ。
その姿がシューインにはレンに見える

ユウナ      「シューイン」
シューイン    「レン・・・・・?」
ユウナ      「あなたに伝えたいの 1000年 届かなかった言葉
           ありがとう。最後まで一緒に歩けて・・・嬉しかった」
シューイン    「でも 君を救えなくて」
ユウナ      「いいんだよ もう 1人で悲しまないで 眠って」

バラライから離れるシューイン

シューイン    「消えていいんだな・・・・二人で」

ユウナに手を差し伸べるシューイン、レンに見えていた姿は次第にユウナに戻っていく。

シューイン    「違う」
ユウナ      「待って!」
シューイン    「お前はレンじゃない・・・・・・!」
リュック      「なんでわかってくれないのさ!」
パイン      「だめだ 心を閉ざしている」
ユウナ      「シューイン!」

シューイン戦

ユウナ      「シューイン」
シューイン    「おまえに何がわかるってんだ」

ユウナの体からレンが出てくる。

シューイン    「レン?」

その姿が信じられないシューインは振り払おうとするが、レンはその手を握る

シューイン    「レン」
レン        「やっとだね」
シューイン    「ああ 1000年もかかって やっとこれだけ」
レン        「これだけでいい もう充分だよ 君の気持ちだけで 胸がいっぱい
           だから もうやめよう 帰ろうよ」
シューイン    「・・・・・いいのか」
レン        「なにもかも 1000年前じゃない 振り返っても 遠すぎるから・・・・
           眠ろう シューイン ずっと 一緒に。
           新しい歌 聴かせてあげる」

レン        「ありがとう」

レンは振り返り、ユウナにそう告げるとシューインと共に消えていった。

STORY Level5 Complete

ルカ・スタジアム

大観衆の前で演説をするヌージ・バラライ・ギップル

ヌージ       「いつかは 友と一緒に船に・・・俺を支えてくれたのは そんな想いだ
            やがて多くの仲間が集い 新しい船が生まれた。それが青年同盟だ」
バラライ      「新エボン党という船にもたくさんの人が乗っていた」
ギップル      「1人で漂うのが不安だから まとまって船に乗りたい ってやつが大勢いたんだ
            まあ 俺もそのひとりだけどさ」
バラライ      「ひとりではできないことも 仲間がいれば たやすく可能になる」
ヌージ       「船に乗ることで手に入れた 大きな力だ」
バラライ      「でも 力の使い方を間違えて・・・船と船が争うことになってしまった」
ヌージ       「すまなかった」
バラライ      「忘れていたんだ 僕達は生まれたときから 一緒に大きな船に乗っていた
            スピラという船に」
ヌージ       「この船の行き先は誰にもわからない だが確かなのは・・・・
            どこへ行ってもどうにかなるさ 俺達は生きてるし ナギ節は続く」
ギップル      「今回の事件で 俺らはそろって ある人に世話になった」

スタジアムからは大歓声が沸き起こる

ギップル      「ああ みんなも知ってる あの人さ!本当はここに呼びたかったんだが」

ルカ・ポート回想

ユウナは何かを決心したように手を叩いて

ユウナ       「私の場所に帰るっす!」


ギップル      「どこかの空で元気にしている それが彼女の伝言だ!」
アニキ       「カモメ団!また会う日まで!」

飛空挺はルカから飛び去る
甲板の上、リュック・パイン・ユウナ


リュック       「ちょっともったいなくない?すんごいパーティーもあったんでしょ?」
パイン        「こっちも毎日パーティーだろ」
ユウナ       「もっと高く!」
アニキ       「りょうかーい!」
ユウナ       「もっと速く!」
アニキ       「りょうかーい!」
ユウナ       「声がちいさーい!」
アニキ       「りょうかーい」

ユウナ       「いろんなことがありました これからも きっといろいろあって・・・
            私は泣いたり笑ったり 怒ったあとで笑ったり
            変わっていくんだ そうやって
            それが私の 素敵な物語
            きっかけは キミがうつったスフィア」


THE END