TRPGとは?


超私的TRPG紹介(かいたひと/の・る・きゃらっと☆)

ここでは「TRPGとはなんなのか?」ということを解説してます。
多分に、というかほとんどが私見ですが、判断材料のひとつにしてもらえれば幸いです。
「どういうのか知ってる」という人は……ここ読みませんよね?


・TRPGって何?

一番大事な部分ですね。TRPGと呼ばれる存在、はてそれは一体なんなのか?
TRPG、それは「Tabletalk Role Playing Game」の略称であり、ゲームの一種です。
日本語訳すると「卓上会話形式の役割演技ゲーム」といったところでしょうか。
簡単に説明すると、TRPGは人と人の「会話によるコミュニケーションで進行するゲーム」です。
それは他にはない物語構築能力を持った──つまり世界中の娯楽の中でも有数の、非常に面白いゲームなのです。

疑問に思いますか?しかし、真実です。

TRPGは人間同士が作るものです。ゲームを遊ぶ人間達の意思、
そして乱数発生器(難しい言葉ですが、つまりサイコロ)によって物語が展開するのです。
そこで創造された物語はこの世にひとつのものです。
ゲームを遊ぶその瞬間、遊んでいる人間だけが造り出し、共有することができるオリジナルの物語です。
これほどまでにクリエイティブでエキサイティングなゲームが、他に存在するでしょうか?

・なんで面白いの?
ちょっと本題に入る前に一つ。
「RPG」という単語を聞くと、コンピュータゲーム、有名どころとしてはDQやFF等を思い浮かべる人もいるでしょう。
コンピュータRPG(以下CRPG)とTRPGって同じなの? どう違うの? という疑問を持つ人もいると思います。
その答えは───否です。全然違います。

CRPGはコンピュータが再生する絵や映像を楽しむゲームであり、
向こうが提供する状況の中を遊ぶもの、受動的なものです。
それには自ずと限界があります。提供される状況の中でしか遊べないのですから、たとえ面白くなくともその内容を変えることは不可能です。
ときには理不尽だと感じる状況があっても、プレイヤーにはどうすることもできません。歯がゆい思いをした人も多いのでは?

一方──ここからが本題ですが──TRPGは遊ぶ人間が物語を創造するゲームであり、卓を囲む人間すべてが物語の中を遊ぶ、能動的なものです。
ゲームで遊ぶ全員が、ゲームを面白く、エキサイティングにしていくのです。それには限界はありません。
想像できる限りの選択肢があるのです。

扉を開けようにも鍵がない?
蹴り開けましょう。非力だから一人じゃ壊せない? なら屈強な男達を雇って壊させましょう。
いやいや、魔法や機械を使って開けてもいいじゃないですか。
他の入り口を探すのも手です。裏口、窓、通気口、どこかにあるはず。
いっそ壁に穴を開けて、自分で入り口を作ってしまうのもいいですね。

敵だ! いきなり突撃するんですか? その前に考えてください。
障害物や狭い場所など、周りに戦いを有利にするものはありませんか? 
夜に寝込みを襲うのはどうでしょう。罠を仕掛けてそこに誘い込むのもいいかもしれません。
卑怯? 敵も卑怯な戦法を用意しているかもしれませんよ?
言葉の通じる相手なら交渉してもいいでしょう。戦う前に相手をよく観察したり、弱点を調べたりすれば、優位に立つこともできるでしょう。

人から話を聞く時、いきなり「教えろ」というのは不躾でしょう。相手の機嫌を害すれば、教えてくれなくなるもしれません。都合の悪いことなら尚更。
まずは軽く世間話から。自分のルックスに自信があるなら色仕掛けも有効です。物で誘ってみるのもいいでしょう。
どうしても口を割らない相手なら、脅してみるのもいいかもしれません。もっとも、警察機関に追われる羽目になるかもしれませんが……

TRPGの自由度は、単純な選択肢だけではありません。物語を作ることすら自由なのです。
剣と魔法、人間と亜人種が共存し、未踏の地にはモンスターがはびこる幻想の世界。
平穏な日常の影で異能力を持った人間が跋扈する、現代の日本。
日本戦国時代にも似た、永遠に続く戦乱の世界。
国の権威が弱まって企業が国を支配し、陰湿な企業闘争を繰り返す西暦2050年の地球。
人類が宇宙へ進出し、国家の覇権を巡って巨大ロボットが惑星を蹂躙する未来。
エトセトラ、エトセトラ。
その舞台で繰り広げられる物語も、なんでもあります。
血沸き肉踊る冒険憚、陰険極まりない陰謀劇、非常で冷酷な戦争物語。
甘くほろ苦いロマンス、胸をうつドラマ。
魂の震えるヒーロー達の伝説、冴えない連中のこぼれ話。
なんでもない日常、崩壊してしまった非日常……
そこには人が想像し、創造しうる限りの───否、それ以上の、あらゆる物語があるのです。
そしてそれを作るのは、それを遊ぶ人達に他なりません。
自分だけの物語を、作ってみませんか?

・どんな風に遊ぶの?
それでは具体的な説明に入っていきます。
TRPGを遊ぶ際、基本的に遊ぶ人間はゲームマスターとプレイヤーという二つの役割に別れることになります。
ゲームマスター(以下GM)は基本的に一人で、ゲームを総合的に管理し、シナリオにそってゲームを進めていくという役割を持っています。
一方プレイヤー(以下PL)はGMが演出する状況に登場する人物───プレイヤーキャラクター(以下PC)を演じます。
GMを監督、PLを俳優と見れば、映画や演劇といったものに似ています。
しかし決定的に異なるのは、GMは状況のみを演出し、PLはシナリオの内容を知らず、PCの行動は自由───つまり「PLが結果を作る」ということです。
しかし現実がそうであるように、望むような結果だけが起こるわけではありません。そのような偶然性を表現する為に、TRPGではPCの能力を表わす数値と、乱数──主にサイコロを用います。
PLの判断と乱数、この二つの偶然性が物語を左右していきます。それは同じシナリオでも、状況が違えば違う物語になる、ということです。
すなわち、遊んでいる物語が、世界でたった一つの物語になるということです。
GMがアドリブで加えたワンシーンが、PLが何気なく振ったサイコロが、結末を大きく変えてしまうことすらあります。
故にTRPGは飽きることなく、常にエキサイティングでスリリングな面白さを提供してくれるのです。


新たな物語を考え付きましたか? それなら是非続きをやりましょう。
内容が物足りませんか? それなら満足するまで続けましょう。
結末が気に入りませんか? それなら続きをやって、結末を変えればいいのです。
GMとPLが望む限り、物語は──TRPGは、続いていくのですから。

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